のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

大原  根魚五目 その2  2018年4月28日(土)   Ça va(元気ですか)?

2018年05月14日 23時02分02秒 | 釣行記
相変わらずののんびりペース記事配信で、すみません。

前回の釣行では、速潮が厳しいながらも、キントキ2枚上げて、
なんとか底底の釣果でしたので、
2週間後の4月28日は好釣果を期待して、
再度大原は臼井丸の根魚五目にエントリーしました。

前回と異なり、天気、風、共に良好(風速最大4m/s)。
当日11時集合の午後出船に向けて準備します。

釣行当日の28日(土)は6:00起床。
余裕を持って7時過ぎに家を出発。
前回と同様にオール下道で大原漁港に向かいます。
GW前半とはいえ、渋滞はほとんど無く、すいすいと進んで、
10:20頃には現地に到着しました(それでも3時間以上かかった。遠いな~)。

夷隅東部漁協の海側の壁には、臼井丸の午後船の座席表が取りつけられていて、
番号の書かれたキャップを選べるようになっています。
当日はすでに四隅は右舷ミヨシしか空いていなかったので、
左舷の操船室横を選択。
さすがに、大原でミヨシを選ぶ気にはなれず。
とはいえ、人数は合計8名(各舷4名)。
余裕あって、どの場所でも居心地は良さそうです。

11時少し前になると、女将が軽自動車で現れ、受付が開始されます。
本日は潮速く、錘は100号にするとの連絡が(通常は80号)。
なんと。また速潮かよ。
しかし、念のため100号も2個持ってきていたので、良かった。

受付後、午前船の帰還をゆっくり待ちます。
天気は良好。漁港内は大変穏やかです。

11時半過ぎ、午前のヒラメ船が帰港。
ヒラメの客と入れ替えに乗船。
ヒラメ船の常連客と大女将の会話をちょろっと盗み聞きすると、
どうも渋かった模様。
ま、根魚は狙う場所も違うだろうし、このときはあまり気にしていませんでしたが。

自分の釣り座に着き、ロッドキーパーの設置をします。
本日のタックルは、竿は前回と同様、海明50-270。
一方、リールは今回デヴューのプレイズ3000。
道糸はPE4号(400メートル巻き)です。
仕掛けは自作の胴突三本針(幹糸:フロロカーボン6号、枝ス:同5号、針:丸セイゴ17号他)
を用意しました。
餌は塩イワシの他、前回は無かった塩サバ切り身が入っていました。
実は自前で用意していたのですが、不要だったようです。
もっとも、このあと、塩サバ自体全く不要な状況になるのでしたが・・・。


ロッドキーパー設置、仕掛けの取りつけ等を終了した頃、
船はいそいそと出航。
今回はなにしろ錘100号指定なので、船は前回よりもさらに沖を目指します。
大原は遠浅なので、深場に行くためには、より遠くの沖に行かなければなりません。
大体、出航後45分程で最初のポイント到着。
一旦停船したものの、さらに少しポイントを探り直してから、
船長の「やって下さい」の合図。
水深100メートル。

待ちかねて、早速仕掛け投入。
餌は下針にサバ切り身、上の二本にイワシを取りつけました。
今回は前回と異なり、底を容易に取ることができました。
すぐに1メートル程底を切って待ち、また底を取り直し、を繰り返していると、
アタリあり。
少しキントキなどよりも弱い。
とはいえ、期待を込めて、プレイズのレバーを上げる。
が、上がってきたのは、サバ。
とりあえず、最初の釣果なので、バケツの中に投入しておきました。



気を取り直して、第二投。
と思いきや、船長、すぐに移動(早っ)。
この日は前回程の速潮ではなかったものの、開始早々にサバの群れに当たり、
移動を余儀なくされた模様。

しかし、、、

その後もサバの猛攻止まず。
ついには、お隣に一荷でサバが掛かり、自分の仕掛けとお祭り。
自分にもアタリありましたが、サバの感じだったので、
別に焦ることなく、お隣さんが解いてくれるのを待ちます。
この日は人数少なかったからか、中乗りがおらず、
隣同士程度のお祭りには船長関与せず?

ようやくほどけて、お互い挨拶してから自分の仕掛けを巻き上げてみると、
放置が幸いしたのか?
サバの他にアヤメカサゴ(20センチ程度)が掛かっていました。



ようやく根魚五目らしくなって・・・

・・・という期待はあっさり裏切られます。

その後は私にもサバの一荷(3点掛け)襲来。
ひどいときには、落としている最中、海面から20~30メートルでサバに餌を強奪され。
もはや処置無し。

船長、仕方なく浅い方に大移動。
とにかく、サバの居ない所へ。
移動途中、釣り上げてバケツに入れておいた大きめなサバをナイフで三枚おろしにし、
切り身を作ります。
新鮮エサですよ。
これを下針に付けて釣り続行するも、サバが食ってきただけでした・・・(カニバリズム!)。

後半は、ようやくサバも消えましたが、アタリも全くなくなり。
所によっては、二枚潮。
前半よりも浅場に移動していったのですが、浅場ほど真潮が速く入ってきたのでした。

結局水深30メートルのところまで戻って探りましたが、
アタリを見つけることかなわず。
船長もアナウンス最後の方は投げやり。
皆お手上げ状態のまま、17:20頃、終了。

アブレでこそありませんでしたが、完敗感強し。

帰港後、同舷ミヨシにいた、やり手風の常連師と若船長の会話。
「今日はどうでした?」
「メバルと小さいハタだけ。あとはサバばっかり。」

かなりの常連(に見えた)でもダメだったのだから、小カサゴ1尾でもマシな方か?

この日も帰港後、女将からおみやげ(「じあじあ」=鮫ハンバーグ)をいただきました。
朝市の売れ残りとのこと。

ところで臼井丸の釣果情報は、超速でアップされます。
帰宅直後に読んでみると、

「行き場なし。サバ猛攻振り切れず。
その後、速潮、二枚潮押し寄せ。
根魚のポイントに入れず。
真潮:0.8~1.7ノット。
船中釣果は、メバル1、カサゴ1、ハタ1だけ。今期ワースト」
(以上、概略)

なんと!やり手氏と私だけが根魚来て、他は全てサバだった・・・。

「サ・バ?(元気?)」

根魚、カムバック!

P.S. カサゴはもちろん、おみやげの「じあじあ」も美味しくいただきました。