のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

外川港 その4 2017年3月30日(木) スモール、スモール、スモール

2017年04月09日 14時30分04秒 | 釣行記
新年度がスタートしました。

もう前年度の話ですが、私は期末、余った有休をここぞの一気消化。
30日(木)及び31日(金)を休んで4連休と洒落込みました。

それで、最初の30日(木)に、先週息子と行ったばかりの外川港に再度向かいました。
本当言うと、29日(水)の夜から新浜岸壁という手もあったし、実はそろそろ船でシロギスが始まっているので、
そちらにもかなり気が向いていたのです。

しかし、新浜岸壁は私の場合、徹夜釣行と決めているのですが、夜明けのアイナメタイムに満潮という、すこし残念な潮回り。
満潮では釣れないと決まった訳ではないでしょうが、少しでも可能性の高い条件で釣りたいのが人情というもの。
とりあえず新浜岸壁の線はなくなりました。

船釣りの方は、正直思い立ったときから釣行までの時間が少なく、十分な準備ができそうにありませんでした。
よって、船釣りもとりあえず延期。

そんな訳で、最終的に行き先は外川港に決定。
3月30日(木)の犬吠埼の潮回りは
11:37 (15cm)
18:04 (127cm)
23:51 (48cm)
月齢は2.0日です。

どちらかというと、朝マズメからの下げ潮を狙った方が良いような潮の動き。
でも、夕マズメからの下げ潮をやってみたかったので、この日は昼過ぎに出発することとし、
当日朝はゆっくりと準備して過ごしました。
一応、夕方日が暮れる前に現地入りして、21時過ぎあたりで納竿というスケジュールを立てます。

また、外川港の場合、釣り場所をどこに設定するかも重要なポイント。
今回も前回同様、最も実績があって釣れそうな東堤防先端を選択しました。
ただし、外川港東堤防は、漁港中央にある漁協側の駐車場から相当な距離を歩く必要がある上、
堤防は数々の段差(最後の最先端に入る段差はなんと1.8メートル!位かな)を乗り越えて進まなければならず、重装備では大変。
東堤防先端攻略は「軽装備」であることが必然となります。

本釣行の釣りものは、私の場合、シーズンでもあるし、根魚は外せないところです。
が、その他に、セイゴかフッコあたりを狙ってみたくなり、軽装備も念頭に以下のようなタックルを考えました。

①竿:インプレッサ 2-53M、リール:エアノスC3000、道糸:フロロカーボン20ポンド
②竿:ソルティストHRF 86XXHB、リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW、道糸:PE2号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)

本当は①のリールにはナイロンの3号を巻いておくべきでしたが、うっかりフロロカーボンのリールを持ってきてしまいました。
軽装備なので、予備のリールも無し。

その他、いつも持ち歩いているダイワのサーフロッドケース160PW(D)、
システマサーフバッグのリール収納部(バッグから分離できるようになっている)、
折りたたみイスなどは今回押し入れにしまってしまいました。
これで段差のキツイ東堤防も問題なしです。

少し昼過ぎゆっくり目に家を出たので、外川港に着いたのは16時前くらい。
平日なので釣り人はあまり見かけません。
当日は良い天気で風も弱く、暖かで、フリースの下にユニクロのヒートテック下着を着て、
さらにレインウェアを身につけると暑いくらいでしたが、夜が更けて少し冷えてくると、この装備で丁度良くなりました。
夜でも、もはや厳寒期対応でなくても良くなりました。
夜釣りもだんだんやりやすい、良い季節になってきましたね。

東堤防の先端に着くと、先客がいたので挨拶して入ります。
先端部の入り口付近でエビを狙っていた先輩師によると、この日は冷たい潮が入ってきて活性が低いようだ、とのこと。
いつも来ておられるようで、今日のような日は滅多にない、ということでした。
天気は良いのに。
いきなりピンチか?

それはそれとして、最初に磯竿のインプレッサ2-53M とエアノスC3000を組みます。
一応、市販のスズキ浮き釣り仕掛けを取りつけて、青イソメを房掛けにして流します。
テトラのある沖側、漁港側と両方やってみますが、全く反応無し。

そこで、1ヒロ半だったウキ下を2ヒロにしてみたところ、テトラの根本に掛かってあっさりロストしてしまいました。
慣れない浮き釣りで、いきなり厳しい洗礼を受けます。

そして、ロストした浮きは唯一の電気浮きだったため、次第に暗くなってきた漁港では、
これ以上の続行は断念せざるを得なくなりました。

浮き釣りは、場所を変えて再挑戦したいと思います。

仕方なく、困ったときのソルティスト登場。

いつも通りブラクリに青イソメを付けて、漁港側の堤防際を探っていきます。
ちなみに、青イソメは普段は上州屋で購入してから釣り場に向かうのですが、この日は外川港近くの釣り餌屋さんで購入しました。
上州屋の青イソメと違って少し黄色っぽく、やや安価。これはこれで、なかなか良いです。

ところが、しかし青イソメでは反応が全くなし。
現場はさらに暗くなり、お経を読む声が聞こえ始めます。
やばい感じです。

このとき、先輩師の連れの方が(水冷たくて銚子悪いけど)ドンコなら釣れた、ということを話していたのを思い出しました。
どうやら今日は通常の根魚はお休みのようだから、ドンコ仕様に餌を変更しよう。
ドンコと言えば、サンマです。

ブラクリにサンマの切り身を付けます。
前回、新浜岸壁でサンマの切り身を大きめにつけたため、ドンコに上手にサンマを持って行かれたことを学習していましたので、
今回はナイフで小さく2センチくらいにカットしたサンマを針に付けて再釣。

堤防先端部あたりで、ようやく反応有り。
人生最小のドンコをゲットしました(10センチくらい)。



リリースすべき大きさですが、一応ボウズ逃れの記念にキープ。

ただ、ブラクリは少し根掛かりしやすく、反応も今ひとつな感じだったので、市販のメバル用胴突二本針仕掛けに変更。
錘を10号にして、再度ヘチ攻め。
すると、短い時間にドンコを安定的に釣り上げられるようになりました。


こんどはサイズアップ。20センチ弱くらい。


もうちょっとアップ。しかし、キモは細し。




これも20センチくらい。


ちびソイ。


最後に再び極小。


潮も動き出す時間帯に当たったからでしょう。
やはり、潮回りは重要だということが再認識できました。

また、なんとなく堤防際の釣り方が少し分かってきた気がしました。
ヘチに仕掛けを落として、おとなしくしていると、ドンコが餌を軽くつついてきます。
アタリは、最初非常に微かですが、手元に何となく伝わってきます。
ここで迂闊に誘いを入れず、待っていると、本アタリが来るのでそこで合わせると効率よく釣れることができました。

最終的にドンコ6尾(2尾は超スモール10センチ)、ムラソイ1尾(スモール12センチ)の釣果でした。
ッ抜けは達成できず。
21:30頃納竿しました。

外川港は通い始めてそれほどでもないので、あまり分かったようなことを言うのは控えるべきですが、
根魚に関しては「そこそこ釣れるけどサイズが小さいのが特徴」という印象です。

そろそろ大物(せめて尺サイズ)を釣りたくなってきました。