のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

鹿島港(新浜岸壁) その11  2017年3月3日(金) リベンジ戦

2017年03月06日 22時52分45秒 | 釣行記
2月10日の前回釣行、いや、その日は実質的に「釣りにならなかった」ことを勘案すれば、
実に1月27日(金)以来、5週間ぶりの実釣となった今回の新浜岸壁攻め。

先週末から天候、とりわけ風と波をチェックし、3月3日(金)~4日(土)はかなり良いことを確認。
前回のリベンジ戦への思いは高まっていました。

3月3日は月齢4.5日、新月後の中潮で、激悪でこそないものの、さほど良好でも無し。
少し難しい釣りになるかもしれないと予想。
当日の鹿島の潮回りは
19:28(113cm)
01:08(55cm)
07:13(126cm)
時合いは3:00~5:30と言ったところ。
しかし下げ潮の21:00~23:00も狙っていけそうなので、少しキツイですが、
22:00にスタートして翌朝6:00までの8時間釣行を計画しました。


今回もしかし、気合いとは裏腹に釣行準備は直前まで完了せず。
結局当日の夜、会社から帰宅してから本格的に準備開始しました。
しかし、このいい加減さが後に災いをもたらしたのでした。

それでも今回は今まで以上に軽装備であったせいか、強行軍の準備も時間はさほどかからなかったため、家を出たのは19時過ぎ。
ここ最近の鹿島行きルートである下道のみを通って21時には目的地に到着しました。

いつも駐車する岸壁下は、先行車が2台。
なんとなくほっとします。
なんとなく人がいるというだけで癒しになる、新浜岸壁ならではです。

早速防寒着に着替えて、いつも通り岸壁上に登壇。
前回(その10)とほぼ同じ位置に釣り座を構え、準備開始。

今回は今までと少し異なり、タックルを思い切り縮小しました。

①竿:キャスティズム25号-365、リール:キャスティズム25QD06PE サーフベーシア25QDスプール、道糸:ナイロン6号
②竿:ソルティストHRF 86XXHB、リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW、道糸:PE2号(リーダー:フロロカーボン20ポンド)

なんと、竿は置き竿のキャスティズムを含め、2本だけ。超軽装です。
こうしたのには訳があって、実は今週あたまに少し風邪を引いてしまい、
水曜日になってようやく少し状態が良くなったのでした。
ということで、釣りの効率よりも体重視の方針をとりました。
竿が2本だけなので、いつも持ってきていた投げ竿用ロッドケースは自宅待機。
おかげで登壇もだいぶ楽にできました。

竿も少なかったので準備はすぐ終わり、キャスティズムに仕掛けと餌(岩イソメ+青イソメのミックス)を付けて
新浜の海に投げ込んだのは21:45くらい。

そして、今回はすぐにソルティストも組み立てて、ブラクリ仕掛け(ナツメ4号+段差ブラクリ4号)に
やはり岩イソメと青イソメを付けてヘチを中心にブラクリ開始。

今回、竿が少なかったことで虫餌もかなり余裕があり、比較的贅沢なセッティングができました。

22時過ぎ。さっそく最初の当たりがキャスティズムに来ます。
抜き上げると、いきなりおなじみの精進ガニ。せっかくだから活かしバッカンに放り込んでおきます。



最初の時間帯は時合いだったのか、キャスティズムにアタリは頻繁にあり、合わせますが、根掛かりが多く。
本日も新浜の根は凶暴でした。
早速仕掛けロスト。
気を取り直し、仕掛け作り直して再投。

すぐにアタリ。

合わせる。

今度は乗った。

アイナメではなさそうな魚信。ですが、重い。
でもタックルのパワーに余裕があり、抜き上げることができました。



ムラソイ君でした。個人的に最大記録の30cm。一応ぎりぎり尺ソイです。

非常にさい先の良いスタートです。
少し根掛かりが強いのは気になりましたが、この時点では満足な結果を夢見ていられました。

しかし、再投して、アタリあるも、乗りません。
餌はとられています。でも大抵は、根掛かりで仕掛けごとロスト。

ロス率がいつも以上に高く、少しやばい状況です。

実は、この日用意した道糸ナイロン6号は昨シーズンからの流用で、ほとんどぼろぼろの状態。
根掛かったとき、サルカンへの結束部から崩れるようにほどけてしまったのでした。
これが準備不足の災いの正体です。なんともはや。


その一方で、ソルティストは誘っても、置いても、全く不発。
ヘチはもちろん、投げて探ってもだめ。
結局、この日は初めてソルティスト不発と相成りました。

どういう事なのか。
どちらかと言えばブラクリは底を探る釣りですが、もう少し上のタナに魚の活性はあったのかもしれません。
キャスティズムの胴突き仕掛けでのみアタリがあったことがその考えを支持しているように思いました。

日付が替わり、寒くなり始めます。
この時間の風予報は1m/sだったのですが、完全に裏切られ、岸壁上を風が吹き抜けます。
もっとも竿に付けた鈴が風で鳴りまくる程でもなかったので、新浜岸壁的には通常だったと言えるのでしょう。

3月に入ったとはいえ、深夜の新浜岸壁はまだまだ超寒なのでした。


そして、ついにキャスティズムにもアタリが無くなり始めます。
たまに「チャリリン」と鈴が鳴るのですが、それきり。
後で分かったのですが、これはおそらくドンコのアタリで、付けていたサンマを一発で食い逃げしていたのでした。
だから、アタリも単発。仮に合わせても、乗らないのは当然なのでした。

そして、根掛かりも地道にあり。
海は若干うねっており、仕掛けを少し揺り動かすだけですが、そのうち身動きしなくなり、
根掛かり、という図式に当てはめられます。

しかし、1時になって久しぶり(?)のアタリ。
一瞬、根掛かりしそうになりましたが、強引に抜き上げ、素直に上がってきたそいつは、肝ドンコ。



20cmチョイですが、待望の2尾目で非常に有り難し。

しかしこの後、明確なアタリは身を潜め、しかしサンマは消えてなくなるという不可思議現象。
時間だけが過ぎていきます。

そして、ついに新浜岸壁アイナメタイム。
つまり、4時半を過ぎ、5時半までの時間限定アイナメゲームの開幕。

そして、残る岩イソメは1匹のみ。
アイナメタイムに賭けます。

しかし・・・

5:30。何事も起こらないまま、夜が明ける前に納竿と致しました。

アイナメタイムだったのですが、ここにきてうねりは強くなり、どうにも魚の気配を感じられなくなり。
残念です。

やや明るくなりかけた頃、新浜岸壁を後にしました。

もっとも、この日の「気づき」として、ひとつ分かったこと。
実は、釣り上げたドンコは精進ガニと共に、鍋種になったのですが、胃袋の中を調べると、
小エビ、小魚(ハゼかアイナメの稚魚?)に混ざって、自分が用意したサンマが入っていました。
つまり、こいつは虫餌を付けた針に掛かる前に、サンマをいただいていた訳です。

サンマを針に付けたとき、垂らし部分が少し長過ぎ、上手く餌をとられていたようです。

意外にもドンコは餌(サンマ)取り名人だったことが判明しました。

次回は、サンマの針付の仕方がテーマです。
やっぱり、「垂らし」は少なく、かな。