のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

三浦半島(金田湾) ボート釣り その3

2016年11月02日 16時33分06秒 | 釣行記
9月30日(金)、そして10月14日(金)と2回連続してソデにされた金田湾のボート釣り。

10月28日(金)に三度目の正直で、釣行に行ってきました。

8月、9月と異なり、10月末ともなると、もはやシーズン末期近し。
防寒の用意が必要となってきました。


さすがに2回も釣行機会を失うと、ボート釣りに重要な要素である「風」について、
私も敏感になってきました。
過去二回はいずれも「風」が悪いせいで不出船の憂き目にあってきたからです。

逆に言うと、8月と9月中旬の金田湾ボート釣行は、風もうねりも少なく、かなりラッキーだったと言えるかもしれません。

そんなわけで、釣行日を10月28日と定めた後、1週間前から「tenki.jp」等の情報を連日確認。
釣行3日前には、28日の三浦市の予報は「晴れ後雨」、風速は9時台が4m/sとやや強いが、その後弱まるとのこと。
さらに、雨も弱雨で21時以降から降水確率が上がるということで、6時半開始、14時に上がりのボート釣りでは、
ほぼ問題ないように思われました。

今回は、なんとかボート釣りを楽しむことができそうです。


釣行前日の27日は会社の仕事で朝5時起床。17時までみっちり働かされたので、21時には就寝。
釣行当日の2時半に起床して3時に家を出ました。
前回までは、前日に家を出て近くのパーキングエリアで車泊という作戦をとっていたのですが、
よく考えたら家で寝て朝早く起きた方が多少ましだと、ようやく気がついたのでした。
実際、自宅から金田湾まで休憩を入れても2時間半で着くことができるので、車泊する必要はそれほど無いのでした。

今回、金田湾の船宿は「浜浦」を利用しました。
5時半に現地に着いてしまったのですが、すでにお店の準備を開始していた女将さんに声をかけると、
受付は6時からとのこと。
江戸川放水路に続いて、またしても早く来すぎてしまったようです。
まあ、金田湾は少し遠いので、早めに到着するに超したことはないのですが。

この日浜浦に第一便で現れたお客は全部で3艘。
さすがに平日はお客が少ないですね。

6時半になり、ボート3艘を繋いでポイントまで曳舟してもらいます。

ところが、、、

3日ほど前から気になっていたのですが、前日(27日)の風が強く(6m/s)、その影響が残っていなければ良いが、
と思っていたのですが。

やっぱり、残っていました。
すごいうねりです。

風は風速4m/sということで、やや強め。でも沖に出ると、それほど風に関しては影響は感じません。

問題は、波。
曳舟中も海水がバシャバシャ入ってきます。
それでも、船長がOKを出したと言うことは、この程度は全然許容範囲ということなのでしょう。
ボート釣りの経験値が少ないので、こういう事も重要な経験になります。
しかし、油断しているとボートから振り落とされかねないので、非常におっかなく、ボート内の移動は特に緊張します。

ともかく、なんとか待ちに待ったボート釣り開始です。
この日のタックルは、
①竿:ベイゲーム X キス H-175、リール:アルテグラ 2500、道糸:PE1.0
②竿:アナリスター キス M-180、リール:ナスキー C2000HGS、道糸:PE1.0
③竿:アナリスター マゴチ215、 リール:グラップラーBB 201HG、道糸:PE2.0
①と②には9.5ポンド、③には16ポンドのフロロカーボンのショックリーダーをFGノットでそれぞれ2メートルほど結束
してあります。

船宿のモーターボートに届けられたポイントから、最初は少し大きく移動しました。
他の客と十分距離をとって、ようやくここというところで釣り始めようと思っていたところ、
おろしたアンカーロープが絡まったままで、着底しておらず、なんと南岸の岸よりまで流されているではありませんか
(この日は北東の風で、潮の流れも南向きだった)。

潮の流れも速いです。
急いでアンカーを回収し、再度ボートを大きく漕いで適当なポイントまで移動します。
場所的には前回キスが釣れたところよりも沖めで、根のあるところでしたが出遅れ感があったため、
アンカー投下後、
すぐにベイゲームとアナリスターキスに船キス天秤仕掛け(二本針)にジャリメをつけて船下に投下。
ようやく釣りを開始しました。

言うまでもなく、本日のターゲットもまずはシロギスです。

が、しかし、

先調子のベイゲームで底を取っていると、コンコンと元気の良い当たり。
少し遅らせ気味にあわせてみると、乗りました。
巻き上げる途中で、キスやベラとは違う強い引きがあり。



キス用タックルと仕掛け(とジャリメ)で最初に上がったのはカワハギでした。
サイズはそれなり。

本命ではありませんが、うれしい釣果です。

同じ場所で、同様に釣っていると、20分ほどで5枚のカワハギをゲットしました。
意外にも、カワハギ釣りは想像していたほど難しいものでもないようです。
そうは言いつつ、餌を何度か丸坊主にはされましたが。
今シーズンはもう末期なので、来年は専用の道具を揃えて、狙ってみたいと思いました。
まだまだ金田湾のカワハギは魚影が濃いようです。

その後、


アオタナゴか?

とか、


ミノカサゴ


オキエソ?自宅にて撮影。もはやボート上で写真を撮る余裕なく。

も釣れました。
が、肝心のキスはなかなか釣れず。

ふたたび、大きく起点の「浜浦」に近い岸寄りに移動を試みます。
ところが、この日の波は強く、漕いでもなかなか思うように進まず。

ようやく浅場のメゴチポイントに当たり、釣れたメゴチを鼻掛けにして③アナリスターマゴチで投下。
錘は三日月15号で針は丸セイゴ15号。

しかし、残念ながら、この日、マゴチの当たりは全くなく。

そして、肝心のキスもピンギスが1尾釣れただけで終わりました。

実は11時も回ると、あまりのうねりの強さにほぼギブアップ。
しかも予報に反し、雨まで降ってくる始末。まあ、雨はほとんど釣りの障害とはなりませんでしたが。
風や波に比べれば、大雨でなければ大したことはありません。
でもこの日に関してはモチベーションダウンに拍車をかけたのでした。

周りを見回すと、同じ浜浦のお客さんも私に続いて上がりそうな様子。

浜浦正面の200メートルほどの地点(水深3メートルくらいか)で、最後のキス狙い。
しかし、サビハゼのラッシュに見舞われてしまい。

The end.

サビハゼは全てリリースしました(キスはどこだ?)。


この日の釣果は
カワハギ5尾、キス1尾、メゴチ8尾、ミノカサゴ1尾、アオタナゴ(?)1尾、オキエソ(?)1尾、ちびタコ2杯、
ベラ関係4尾くらい。ベラ関係は半分くらい口掛かりの良いものはリリースしました。


キス、メゴチ、ベラは撮影せず。

カワハギは全て刺身にし、肝心のキモもおいしくいただきました。
残りは唐揚げ。

全体的に釣果はいまいちだったかと思いますが、私の腕ではまあこんなものでしょう。
海の様子が良ければ、今年あともう一回は金田湾に行ってみたいと思います。