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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ありふれた職業で世界最強 2ndシーズン 全12話 感想: ホント、ここから物語の本番が始まるんだよねーw

2022-04-01 21:59:12 | ありふれ
第12話の感想でも書いた通り、実はここまで来てようやく、物語が本格的に始まる、って段階なんだよね。

香織がノイント化することで、ハジメ一行は、これで全員が「人外」になって、パーティ・バランスがとれることになった。パーティメンバーどうしの連携も、どんどん阿吽の呼吸で進むようになるから、ストーリーの流れが加速する。

リリィが本格的にハジメたちに関わってくることで、この世界での国家間、部族間の関係性がクリアになっていく。その配置に、良くも悪くも、ハジメ一行も組み込まれていく。要は、縁が増えていく、ということ。

雫たちが随伴者となることで、物語の要所要所で、ハジメが狙った通り「肉壁おとり役w」になってくれるので、物語に起伏ができる。モブが常駐してくれると、ハジメたちの凄さも際立つ。

・・・という具合に、全体的に話に広がりが生まれるんだよね。

とりあえずメインとなるキャラは、今回の第2期まででほぼ出揃ったので、あとはサブキャラやゲストキャラが都度、出てくる感じで、しかも、そうしたゲストが同時に新しい物語も引き連れてきてくれるから、読む方の心構えもしやすくて、サクサク読めるようになる。

ちなみに、雫もリリィも、最終的には正式にハジメ一行に組み込まれることになる。特に、雫は、あのツッコミ属性、面倒見よい属性、乙女属性で、ちょっとパーティの中で異彩を放つようになるので、実は重要なキャラだったりする。

リリィの方は、お姫様で国のことをケアしないといけないから、ハジメたちとずっと行動をともにする、というわけにもいかないのだけど、それはそれwって感じ。

まぁ、とにかく、この先が面白くなっていくので、ホント、3期、頼むよー、ッテっ感じだなぁw

あとは、第12話の、最終話くらいの作画水準が維持できたら、もっと安心して見られるのだけどね。

全体的に作画力が弱いのが残念なところ。

ざっと2期を見直すと、やっぱり、いろいろなところが省エネだよね。

通してみると目立つのは、構図が真横からのものが意外と多いこと。

その分、紙芝居のように見えるところは多い。

あとは、やっぱりCGの魔物が、そもそもの造形からして、それはないでしょ?って感じるものが多いことで、その結果、魔物が出てくると、画面がむしろギャグになってしまうこと。

いや、だって、魔物が恐ろしくないと、ハジメたちの凄さも伝わらないじゃない。

なんかね、そういうところで、この物語は、とても損をしていると思うんだよね。

マジで、盾の勇者クオリティでやっていたら、もっと人気が出ていたと思うよ。

まぁ、その場合、ティオみたいなネタキャラの扱いが難しくなるけどねw

ということで、まずは、夏に登場する、ミレディ編の過去話に期待、ってところかなぁ。

ストブラ方式でOVAで最後までやる、というのもわかるけど、でも、ファフナーもそうだったように、やっぱりOVAとか映画とかでやると、広がりに欠けるからなぁ。

3期をやるなら、配信込みのテレビ放送でやってほしいところかな。

でもなぁ、異世界モノ、って、ありふれに限らず、中盤以降、合戦になる場面が多いので、単純にカロリー不足で、お粗末な絵になっていくからなぁ。。。

まぁ、最初からそれを見越して、このクオリティに抑えた、ということなのかもしれないけれど。
でも、この先は、やっぱり面白いので、頑張って欲しい。

てか、エヒトとの最終決戦までやってほしいよ。

隕石落としの攻撃場面を見てみたいし、

やっぱり、遠藤が深淵卿になるところも見てみたいよねw

ということで、よろしく!
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