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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

新約 とある魔術の禁書目録 第18巻 感想

2017-12-18 11:36:39 | 超電磁砲/禁書目録
気がついたら19巻がもう出ていた。
それくらい、忘れていたので、今更ながら、手を出したのだが・・・

とりあえず、スペース、空けときます。








































いや、なんかこの18巻は、一応評判がいいみたいだから、じゃあ、読んでみるか、という感じで、読んでみたのだが・・・

うーん、これ、面白いか?
どこが面白いのか、全然わからなかったよ。
というか、はっきりいえば、まったくの期待はずれ。
単純に、つまんないでしょ。

アレイスターとのようやくの対峙、対戦、・・・って感じで喧伝されていたわけだけど、
そもそも、アレイスターとの対戦に向かう理由がしょぼい、・・・というかしょっぱい。
だって、舞夏の胸に刺さった短剣を外すため、という理由でしょ。
しかも、その前まで、むしろ学園都市から逃亡しようとしていたわけだし。

なんか、物語の始まりが、とってつけたかのようにテキトーなんだよね。
これは新約になってからずっと思ってたことだけど、
オティヌス編が終わって以降、目に余るくらい顕著。

その理屈を、一応、土御門の「兄」魂と、上条さんの正義感にゆだねるわけだけど・・・
この展開、何度目?
さすがに飽きたよ。

その上で、例の窓のないビルに入ってからは、とつぜん、変な猫耳の女ミナが出てきて、あとは、彼女の誘導で上条さんだけに、アレイスターの過去話が延々とされていく。

いや、ホント、こういう回想、どうでもいいよ。
で、挙句の果てに、アレイスラー自身、良心というか正義をこじらせて?学園都市をつくってまで、なくした「幻想殺し」を手に入れようとした。。。って話がダラダラとされるだけ。

いや、ここ、ホント回想だから、ただダラダラと経緯が話されるだけ。
こんなの、設定本4ページくらいで説明できる範囲だろ、って感じ。

何が馬鹿らしいかって、学園都市が造られたこと、そこで超能力開発が行われたこと、さらには、一通さんを始めとしたバトルがほうぼうで起こったこと、・・・、こうした全てが、アレイスラーが「幻想殺し」を見出すための、いわば「網」として仕組んでいた、ということ。

なんだかなぁー。

要するに、ぜーんぶ、上条さんをあぶり出すためのものであり、そうしてイマジンブレイカーを見出すためのソナーだったってことなわけだから。

どっちらけw

だって、ぜーんぶ、アレイスターのお膳立てで、彼の手のひらの上で踊っていた、という話。

いや、この作者、どんだけ、後出しジャンケンすれば気が済むんだよ。

しかも、これが面白いと思っているんだから、始末に負えない。

さらに、後出しジャンケンは進んで、最後の最後で、ローラ・スチュアートが介入して、彼女が・・・というよりは彼女に憑依・支配していたコロンゾンなる悪魔?が学園都市をアレイスラーから奪う、という展開だったわけだけど、
その展開をアレイスラー先生は予測していて、逆に、彼女の不在のイギリスを制圧してしまった。

かくして、目立たく科学サイドと魔術サイドの入れ替えが完了・・・・

はぁ?
なにやってんの?
ばかなんじゃね?

と本気で脱力したよ。

てかさー、もうそんなのはどうでもいいんだよ。
とっととアレイスターと決着つけて、物語終わらせろよ。

ミコトと食蜂の合体技なんかもどうでもいいよ。
まぁ、食蜂の存在が、再び上条さんにきちんと認知されるようになるかもしれない、というのは、たしかにいい話ではあるけど、それにしたって迂遠。

・・・ということで、とにかく脱力した。

攻守の完全入れ替え、とか、こういうの面白いのかな?

はぁ?まだそんなことするの?ってのが本音。
ばかばかしいなぁ。
くだらないなぁ。

むしろ、これが面白いと思えるのが不思議で、そっちのほうに関心が向かってきてる。
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