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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

グレイプニル 第79話 『力の理由』 感想:やっぱり修一はほのかとの同化を選ぶのか!?

2022-07-21 17:02:49 | グレイプニル
なんか唐突に宇宙人が現れて、人間の可能性に驚いたとか語り始めたら、修一がクレアとの合体を解いて、ほのかの方に向かっていった。

そりゃそうだよね、宇宙人をも飲み込んだ虚無の塊であるほのかに対して、形を与えるのが、着ぐるみの役割だから。


ということで、次回とか次次回くらいで、これは終わる流れかな?

なんか大体読めていた流れなので、あまり驚きもない展開だった。

あー、巨大ほのかの群れの登場には少し笑ったけどw

でも、そんなのもうあってもなくても変わらないよね。

だって、もはや本体のほのかをどう叩くのか、ということだけが問題だから。

で、そのほのかを取り込もうというのが修一の策だから。


それにしても、またずいぶんと小さくまとまっちゃったなぁ。

ほんとに、修一の子どもの時の友だちたちのあいだだけの、とっても内輪な話になってしまった。

三部とか小柳とか吉岡とか村上とか、もっと活躍すると思っていたのに、この最終決戦になって姿すらみせなかったw

中盤に思わせぶりに描かれていた曼荼羅とかなんだったのだろう?

こんな展開なら、わざわざ三船に、着ぐるみの正体を明かす必要もなかったんじゃないの?


ほのかが、さすがは海斗を倒した人、とか言っていたけど、そもそもあんた(=ほのか)、海斗と対話すらしてなかったんじゃない?

というか、ほのかのかたちをしたものの正体は虚無なのだから、そもそも海斗と対話する必要性も感じていなかった、ってことだよね。


しかし、じゃあ、その宇宙人たちの母星に頽落をもたらした「虚無」ってどうやったら浄化できるのだろう?

多分、そのあたりの対処によって、全てに決着がつくことになると思うのだけど。

直人とか、最後にワンチャン、活躍する機会が与えられるのかな?

でないと、彼がわざわざ修一と同じ着ぐるみの能力を持つ必然性とかなかったってことにならない?

問題はすでに、ほのかが故人であることで、だとしたら、そもそも生きる意志があるかないかとかどうでもいいよね?

でも、ほのかが救済されて、ありていにいえば「白化」されない限り、目の前の脅威は排除されないよね?

まさか、修一がほのかと同化して、自ら生命を断つとい展開も考えにくいし。

いや確実に修一はそれを試みようとするだろうけど。。。

なんかもう少し、真剣に物語の中身に知恵を回したら、もう少しはまともな終盤を迎えることができたんじゃないの?

ガッカリがどんどん積み上がっていく気がする。

まぁ、宇宙人たちが宇宙人たちの力を使ってほのかのなかの虚無をひきつれて天に帰る、みたいな展開もなくはないのだろうけど、

でもその場合、どのみち、ほのかは成仏するだけで終わるはずなので、なんか、物語全体のオチとしては弱いんじゃないかなぁ。。。

うーん、どこから間違えた?
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