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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法先生ネギま!318時間目 『決戦!!』

2011-02-23 16:24:07 | UQH/ネギま!
今回も、見た通りの順当な展開。

とはいえ、幾つか気になったこともあった。

一つは、古の説明にあった、「常時スーパーサイヤ人化」のくだりw
いや、本文では一応伏字だったけどw、サイヤ人だよね。

で、ここのところのネギの振る舞いは、どう考えてもドラゴンボールでしょ?
というのは誰もが言ってたことだけど、

作中で言及されたってことは、作者自身、このことは意識して「敢えて」やってる、ってことだよね。

つまり、いや、これ、DBをパロってるから、っていうのは、作者もわかっててやってる。

だから、読者の皆さんも、とりあえず、わかった上で笑って楽しんでくださいな、ってシグナル。

つまり、あるところまでは、わかってやってるのだから、

どこからか、DBとは違う、ネギまらしい展開を仕込んでるからさ、
そこで、サプラーイズ! って叫んでよね、一緒に!

って言われたような気がした。


で、そう思ったら気になってきたのが、ネギ=常時スーパーサイヤ人化に伴う、人外化、の話。

要するに、エヴァの仲間入り、ってことなんだけど。

やっぱり、こうなった事自体が、魔法世界を救う鍵じゃないのかな、と思えてきた。

つまり、人間と魔族の融合体、というあり方が。

いや、ネギはまだそうなったかどうかはわからないけど、
いずれにしても、

人間と魔族が共存する状態をどうイメージするか、

というのが、もともと、魔法世界が創造されたきっかけの一つなんじゃないか、と思うのだよね。

だって、魔族の動きって、そのまま魔法使ってるようなものじゃない。
ハーフの龍宮隊長だって、この魔法の濃度なら、魔族化できるといってるわけだから、
魔法と魔族は密接に関わっている。

ただ、魔法世界設立時の思惑と、実際、それが稼働してからの、魔法世界人の思惑は違っていて、
というか、魔法世界人は魔法世界人で、自分たちの「生活」重視で勝手に増殖していったわけで。

そのあたりのバランスを、エイヤーで世界を書き換えるという荒療治で何とかしようとしていたのが、フェイトらの「完全なる世界」だった。

でも、もともとの創造時の状態まで遡れば、異なる解の見つけ方もあるでしょ、というのがネギの考えていることじゃないかと。

そして、そこまでネギがたどり着けそうだからこそ、墓守の主もネギの方につこうとしたってことじゃないだろうか。

で、常時スーパーサイヤ人wモードで、フェイトとガチの殴り合いを始めたのも、

ほら、僕、人間じゃない、でも、君と互角でしょ、
君も僕も変わらないじゃない、どこも、

というのをわからせようとしているんじゃないかな。

そうすることで、フェイトらの計画の遂行意志を削ぐ、ということで。

で、このレベルになって、はじめて、ネギの「開発力」が重要な鍵を握る。

でも、振り返ってみれば、ネギの「開発力」とは、
ネギが熱心に「学んできた」ところに起因しているわけだから、
みんな、地道に学んでいけば、なんとかなるのだよ、
ということを表しているようにも思う。

だって、まきえやゆうなたちだって、初歩的な魔法は使えるわけだから。
ユエのようなケースもあるし。

そういう意味では、人間側が少しずつ魔法を学べば、
とりあえず、魔法世界の消滅は回避できる、とかなんじゃないかなー。

で、その世界的な広報活動をするために、雪広コンツェルン?の力が生きる、
ってことのような気がしている。

要するに、学園祭の時の超戦が、表向きは、雪広コンツェルン主催のゲームイベントとして実行されたように。

そのような、ゲーム仕立てのフレームを作ることで、多くの人々の参加をそれとなく募ることが出来る。

なんか、そういうことのような気がするんだよなぁ。

で、やっぱり、鍵は魔族ですよ、魔族w

ということで、次回を待つw

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