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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

サマータイムレンダ 第19話 『メイドインブラック』 感想:ひづるのメイン回、そして影ミオの浮上回、とうとうここまで来ちゃったか…

2022-08-19 10:55:52 | サマータイムレンダ
当然と言えば当然だけど、最大戦力のウシオが退場した以上、次点のひずる/竜之介がハイネとシデと対決しなければいけなくなったのだけど。

これはキツイが、しかし、ひずるが全面に出る、という意味では燃えるんだよね。

彼女は彼女で、ずっとハイネとの因縁を抱えてここまで生きてきていたわけだから。

その分、慎平とは別の意味で、ハイネとの決着に執着がある。


しかし、このウシオのいない8周目の攻防、ホント、面白いな。

終盤の最初のメイン回ってことで。

地味に、ウシオがいなくなったことで空いた「慎平のバディ役」を影ミオが行うことになるし。

ここであのヤンデレ的影ミオのクールさが生きてくるとは思わなかった。

「ここで・・・」という意味では、もちろん、ハイネ、ここで影シンペイになるか?とは思ったけどね。

でもそれ以上に驚きなのは、7周目の最後で、シデの中の人である雁切が2人いることが判明したところで、間髪入れず、その2人を使って、チーム慎平の分断を図ってきたところ。

これ、ホント、お話の転がし方として上手いよね。

慎平からすれば、トロッコ問題に直面したようなもので、澪とひづるの両方を助けることはできない。

そうなると必然的にどちらかを選択しなくちゃならない。

となると、この状況で、影ミオを仲間に引き入れた前回の7周目の判断が正解だったことになるわけで。

何が言いたいかというと、慎平サイドもハイネサイドも、手持ちの戦力の増減や新たな情報の取得をもって、ともに戦略を立て直してくるところ。

その状況の変化をうまく物語に落とし込んでくるんだよね。

ということで、次回の、ひづる/竜之介VSシデ(のかたわれ?)の戦いは、終盤の最初の山場になる。

すでに感じているけど、これ、やっぱり全部終わったあとで、イッキ見したらものすごく面白いんだろうな。

だって、原作のほうも、このあたりからもう一気に最後まで読んでしまったから。

それくらいこの先の展開は素晴らしい。

次回が楽しみ。
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