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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法先生ネギま! 完結予想5

2012-02-28 00:38:33 | UQH/ネギま!
ちょっと直前に書いた予想4が言葉足らずでミスリーディングだった気がしたので補足。

映画版の終わりがユートピアに対して、連載版の終わりはディストピアと書いたけど、これはPlan AとBという対比の構造に当てはめて言ってるだけのこと。だから、ハッピーエンドではなく必ずバッドエンドになると言いたいわけではない。単に相対的なこと。映画版がノー天気なほどハッピー三昧で終わったから、連載はそうはならないだろうね、というだけのこと。

実際、連載では、ネギと明日菜に過大な負荷がかかる終幕をまずは示したわけで、この点では、全く他のクラスメイトと平等な扱いではないし、その分、最終コーナーで明日菜に焦点が定まる展開になっている。前回の幕引きのところでも、エヴァと超が登場、という形で、むしろそれ以外のクラスメイトは強制的に退場させられている。

で、多分、今週の連載分で、明日菜が寝ていた130年間で何が起こったのか、という話がされる。それは多分思っていたほどにはバラ色ではない経過が語られるのだろうし、そもそも、ネギがいないのはどうして?ということになるはず。このあたりの不穏な雰囲気からしてPlan Aの映画版とは全く異なるよね、ということ。

要するに、明日菜がいわゆるコールドスリープで未来にリープしたら、その世界は思っていたものと随分異なっていた(←これは前回の内容)。で、それはどうして?(←残り3話で解明?)。

たとえば、初期設定はもう忘れられているよねって感じで、連載では本契約とか魔法バレの話とか無視されているように見えていたけど、それはやっぱりマズイということで出発点に戻るとかね。魔法バレは超がやろうとしていたことだけど、それをネギは魔法世界救済のための火星テラフォーミングを通じて行おうとしたわけで、微妙に超が想定していたものとは異なっている。で、そこで何かが起こったわけだよね、きっと。それを、千雨や茶々丸らと検討して何とかしようとしていた。

で、まぁ、これは残り3話の話だけど、そこでどうもPlan Aで言っていたような、「(恋ではなく)愛」?みたいな話が前に出てくる感じになるのかな、と。いや、正統派SF的エンドに向かってね。

というか、SF的エンドは多分それなりの対価を払った上での応分な(バッドではないという意味で)ハッピーエンドになる感じで。それが、前に書いた、ネギがナギになりすまして過去の問題を実は解決していた、とか、ネギのそばにずっといたいと思った明日菜が、でも彼女だとわからないように、記憶を消してネカネとしてネギの傍らにいるようになった、とかね。

まぁ、一種の人魚姫みたいな結末だけど、ともかノー天気なかんじにはならない。それは、映像だと勢いで最後まで見せないといけないけど、連載は、後日単行本としてコミックになることも含めて、何度か読みなおすことができるわけで、その読み直しの効果を見込んでいるんじゃないか、ってこと。ともかくそういうこと。

といってても、今週の水曜には次の話が明らかになるわけで、それでまた見通しは当然変わると思うのだけど、とりあえず映画版との対比で考えてみようかな、というのが前回書いたことだった。

ということで、素直にあとは水曜のお話の展開を待つことにする。
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