第9話でQBから開陳された魔法少女システムを支えるエントロピーの話、
ネットではマクスウェルの悪魔まで参照されて盛り上がっているみたいだけど、
昨日のSTAR DRIVERでも登場してしまったのでw
これはネタとわかっていても、ちょっと考えてみたい。
で、いきなり結論めいたことを言うと、
やっぱり、まどマギの文脈で、QBが言う、
エントロピーの(増大の)法則に逆らう方向で考えると、
大なり小なり、時間に関わることになると思ったりする。
通常、エントロピーの話は、増大の一途をたどるものと想定される。
つまり、秩序→無秩序、の拡散、もしくは散逸と言われる方向。
で、QBによると、この法則に逆らうのが、魔法少女システムを通じた
希望→絶望のギャップから生じる心的エネルギーの取り出し、ということ。
だから、QBからすると、魔法少女は、一種の「発電機=ダイナモ」にあたる。
で、魔法少女→魔女、のいわば相転移によって起こることは、
ソウルジェムがグリーフシードに転じることが対応する。
つまり、ソウルジェムに凝縮された魔法少女の「魂」が、
絶望という過程を経て、「嘆き」の種=グリーフシードに変わる。
そして、魔女は、基本的には(劇団イヌカレーが描くw)異空間に巣食うことになる。
で、魔女が、その異空間に潜んでいて出てこない、ということであると、
これは、魔法少女→魔女、の過程で、いわば空間転移をすることになる。
しかも、魔法少女=希望/願い、魔女=絶望/呪い、という仕分けでいくと、
これは、個人にとっての、両極端な「主観」の純度を高めたことに当たる。
つまり、魔法少女の「目」からみると全ては希望に満ちた楽観的な世界、
一方、魔女の「目」からみると全ては絶望からなる悲観的な世界、ということ。
この楽観「空間」と悲観「空間」を移動する際にエネルギーが放出される。
ただ、この時に起こってることは、さやかの成れの果ての魔女に、
まどかたちが遭遇することができたことを踏まえると、
空間移動はしても、時間軸は変わらない、ということになる。
つまり、二つの両極端な主観世界を移動するが、時間は変わらない。
ただ、エントロピーの法則に逆らうというのであれば、やはり、
この時間軸は変わらない、というところに抵抗しないと意味をなさない。
ここで、時間といえば、ほむらの「時間停止」の魔法。
で、先に入っておくと、QBは「魔法」と入ってるけれど、
例の「複雑な科学は魔法のようにみえる理論」を引用すれば、
QBいうところの「魔法」は実質「科学」といっていいだろう。
となると、ほむらの「時間停止」の科学、となる。
おそらくは、これがQBが「イレギュラー」といったところなのだと思う。
そして、QBの発言で興味深いのは、その「時間停止」の魔法を思いついた時点で、
ほむらは、別の時間軸の存在だ、と言い放ったところ。
つまり、QBの科学で、は、時間は絶対の基準としてあって、
時間停止が出来る存在は、もともとの時間軸から遊離した存在であることが要件となる、ということ。
すなわち、外部の存在でないといけない。
で、そのことは、きっと、希望空間から絶望空間へ転じることに見られる、
絶対的な主観性を排除しなくちゃいけないことになる。
ということで、ほむらが冷徹無比な、いわばマシンのように感情を表に出さないのは、
感情に飲み込まれた瞬間に、彼女自身も、時間転移の魔法を失って、
ただの武闘派魔法少女になるか、もしくは、魔女になるかするしかない。
つまり、ほむらは、希望と絶望の相転移の「ヘリ」にいるからこそ、
空間を超越して時間停止を利用出来る。
とはいえ、彼女といえでも、時間を「停止」するのがせいぜいで、
停止しても、結局、時間は流れていく。
エントロピーが増大することは変わらない。
そして、これだけでは、ほむらはおそらく時間軸の間の転移は自身だけでは出来ない。
で、そうなると、時間を遡る魔法=科学を発動させる人が必要で、
それが、まどか、ということになるのではないか。
・・・ってあれ、エントロピーの話がどこかに行っちゃったね。
エントロピーに関わることで、気になるのは、
第一にネゲントロピー(否定のエントロピー)で、
それが生物だといわれていたけど、今ではちがうことはわかってる。
もう一つは、エントロピーは情報量と関わるということ。
で、多分、QB理論は、むりくりで、この情報量理論と感情の爆発を
強引にくっつけて、かつ、人間=ネゲントロピーの塊=魂、という
等式を作って、まどマギ世界を考えているのではないかな、と。
うーん、やっぱり、ちょっとよくわからないな(苦笑
書き始めたらなんとかなるかと思ったけど、あまり上手くいってないな、どうも。
もう一度、考えてみるか。
でも、理屈はどうあれ(笑)、多分、まどかが時間遡行と関わって、
それが、QBの想像を超えるもの、ってことになるのだと思う。
なんたって、理論上ありえない、といっているわけだから。
もっとも、エントロピーはネタだろうからね、きっとw
ネットではマクスウェルの悪魔まで参照されて盛り上がっているみたいだけど、
昨日のSTAR DRIVERでも登場してしまったのでw
これはネタとわかっていても、ちょっと考えてみたい。
で、いきなり結論めいたことを言うと、
やっぱり、まどマギの文脈で、QBが言う、
エントロピーの(増大の)法則に逆らう方向で考えると、
大なり小なり、時間に関わることになると思ったりする。
通常、エントロピーの話は、増大の一途をたどるものと想定される。
つまり、秩序→無秩序、の拡散、もしくは散逸と言われる方向。
で、QBによると、この法則に逆らうのが、魔法少女システムを通じた
希望→絶望のギャップから生じる心的エネルギーの取り出し、ということ。
だから、QBからすると、魔法少女は、一種の「発電機=ダイナモ」にあたる。
で、魔法少女→魔女、のいわば相転移によって起こることは、
ソウルジェムがグリーフシードに転じることが対応する。
つまり、ソウルジェムに凝縮された魔法少女の「魂」が、
絶望という過程を経て、「嘆き」の種=グリーフシードに変わる。
そして、魔女は、基本的には(劇団イヌカレーが描くw)異空間に巣食うことになる。
で、魔女が、その異空間に潜んでいて出てこない、ということであると、
これは、魔法少女→魔女、の過程で、いわば空間転移をすることになる。
しかも、魔法少女=希望/願い、魔女=絶望/呪い、という仕分けでいくと、
これは、個人にとっての、両極端な「主観」の純度を高めたことに当たる。
つまり、魔法少女の「目」からみると全ては希望に満ちた楽観的な世界、
一方、魔女の「目」からみると全ては絶望からなる悲観的な世界、ということ。
この楽観「空間」と悲観「空間」を移動する際にエネルギーが放出される。
ただ、この時に起こってることは、さやかの成れの果ての魔女に、
まどかたちが遭遇することができたことを踏まえると、
空間移動はしても、時間軸は変わらない、ということになる。
つまり、二つの両極端な主観世界を移動するが、時間は変わらない。
ただ、エントロピーの法則に逆らうというのであれば、やはり、
この時間軸は変わらない、というところに抵抗しないと意味をなさない。
ここで、時間といえば、ほむらの「時間停止」の魔法。
で、先に入っておくと、QBは「魔法」と入ってるけれど、
例の「複雑な科学は魔法のようにみえる理論」を引用すれば、
QBいうところの「魔法」は実質「科学」といっていいだろう。
となると、ほむらの「時間停止」の科学、となる。
おそらくは、これがQBが「イレギュラー」といったところなのだと思う。
そして、QBの発言で興味深いのは、その「時間停止」の魔法を思いついた時点で、
ほむらは、別の時間軸の存在だ、と言い放ったところ。
つまり、QBの科学で、は、時間は絶対の基準としてあって、
時間停止が出来る存在は、もともとの時間軸から遊離した存在であることが要件となる、ということ。
すなわち、外部の存在でないといけない。
で、そのことは、きっと、希望空間から絶望空間へ転じることに見られる、
絶対的な主観性を排除しなくちゃいけないことになる。
ということで、ほむらが冷徹無比な、いわばマシンのように感情を表に出さないのは、
感情に飲み込まれた瞬間に、彼女自身も、時間転移の魔法を失って、
ただの武闘派魔法少女になるか、もしくは、魔女になるかするしかない。
つまり、ほむらは、希望と絶望の相転移の「ヘリ」にいるからこそ、
空間を超越して時間停止を利用出来る。
とはいえ、彼女といえでも、時間を「停止」するのがせいぜいで、
停止しても、結局、時間は流れていく。
エントロピーが増大することは変わらない。
そして、これだけでは、ほむらはおそらく時間軸の間の転移は自身だけでは出来ない。
で、そうなると、時間を遡る魔法=科学を発動させる人が必要で、
それが、まどか、ということになるのではないか。
・・・ってあれ、エントロピーの話がどこかに行っちゃったね。
エントロピーに関わることで、気になるのは、
第一にネゲントロピー(否定のエントロピー)で、
それが生物だといわれていたけど、今ではちがうことはわかってる。
もう一つは、エントロピーは情報量と関わるということ。
で、多分、QB理論は、むりくりで、この情報量理論と感情の爆発を
強引にくっつけて、かつ、人間=ネゲントロピーの塊=魂、という
等式を作って、まどマギ世界を考えているのではないかな、と。
うーん、やっぱり、ちょっとよくわからないな(苦笑
書き始めたらなんとかなるかと思ったけど、あまり上手くいってないな、どうも。
もう一度、考えてみるか。
でも、理屈はどうあれ(笑)、多分、まどかが時間遡行と関わって、
それが、QBの想像を超えるもの、ってことになるのだと思う。
なんたって、理論上ありえない、といっているわけだから。
もっとも、エントロピーはネタだろうからね、きっとw