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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

五等分の花嫁 第84話『シスターズウォー 七回戦』 感想

2019-05-08 10:36:19 | 五等分の花嫁
ゴールデンウィークを挟んだため、前回、いいところで終わって2週間待たされた七回戦w

しかし、思いの外、あっさりと三玖回だった。

しかも、これ、どう考えても、一花のアシスト、というかプロデュースだよね。
多分、武田や前田も一花に丸め込まれてグルになっているw

でないと、さすがに二人が「空気を読んで」消えたりしないだろうし。

まぁ、場所が太秦?だったりするから、「お芝居」としてフータローと三玖のデートを「演出」するのに最適だしね。

しかし、下着は当然としても、一花、どうして三玖のパンのことまで知っていたのだろう?
単に姉妹をよく見ていただけなのか?
それとも、四葉も一枚かんでいるのか?

そのあたりの裏方の話は、次回、明かされるのかな?

ともあれ、そのような一花プロデュースの好機を逃さず、三玖は三玖でようやく告白に成功。

よかったね、三玖!
というのが、大方の読者の受け取るところなんだろうけど、
でも、これ、本当によかったのかな?

むしろ、ゴールとしての花嫁候補から、三玖は、早くも脱落したようにしかみえないのだけど?

だって、この告白の場面自体、一花のお膳立てなわけでしょ?
いくら前回の反省があったからとはいえ、三玖が独力でここまで来たわけではない。

図らずも「自分のことばかり」と三玖自身、言っているように、多分、いまだに三玖は、フータローのことが好きな自分でいっぱいいっぱいだよね。

対して、一花は、いわば贖罪として、この場面を設定したわけで、しかも、結果的には、三玖のための前座、噛ませ犬役になってしまったのだから。

しかも、これが一番の問題だけど、多分、フータローは、そうした「仕掛け」そのものにも気付いているよね。

だから、今回の三玖の告白で、一番の問題があるとしたら、三玖が精一杯、勇気を振り絞って「好き」と言ったことに対して、フータローが「ああ、知ってるぞ」と答えてしまったところで。

フータローにとって、なんの驚きもなかった。

その点では、二乃に告白されたときの狼狽ぶりとは大違い。

つまり、三玖って、フータローからしたら、妹なり娘なりのポジションでしかないよね。

もちろん、自然体で話せる、というのはあるのかもしれないけれど。

でも、このフータローの淡白な対応を見たら、あぁ、三玖が花嫁に落ち着くってないわー、と感じるかな。

少なくともこの先、もう三玖とは大きなイベントは起きないよね。

それに比べれば、今回、自ら醜態を晒したものの、長女という「お姉さん」の役回りの原点に立ち戻って三玖の応援の方に向かった一花のほうが、よっぽど人間っぽい。
それでも、まだ、一花は、ストレートにフータローに告白してないからね。
むしろ、さっさと告白してしまった二乃との違いを明らかにしたわけで。

でも、二乃が威勢よく「掠奪愛」を宣言しながらも実はそんなことのできない耳年増のお姫様キャラなのに対して、一花の場合は、本心を明かしたら、まさに「強欲」の嵐を吹き荒らすタイプであることは明らかにされたので、此処から先は、一花が、そんな自分の強欲とどう折り合いをつけながらフータローに向き合うのか?というところに焦点が当たりそう。

もともと、一花の場合、さっさと姉妹とは離れて一人暮らしを始めようと思っていたくらいだから、今回の修学旅行を経て、本気で一人暮らしをする、という選択肢を取るのかもしれない。

うん、次のステージのテーマは、姉妹からの独立だな、きっと。

こうなってくると、今後の展開は、いまだ本心を明かさない四葉と、零奈に化けた五月が、この「どろどろした内面の存在を隠さない」一花をどう扱っていくか、ということなんだろうな。

良くも悪くも、四葉と五月は、「正しい」ことを「正しく」やれるはず!という「健全魂」の塊みたいな存在だから。どちらが、実は、同じ五つ子として、一花のような闇を披露することになるのか。

まぁ、やっぱり常に「カラ元気」の四葉なんだろうなぁ。

とまれ、次回は「八回戦」でいいのかな?

それとも、いきなりもう京都から戻っているのだろうか。

あ、そうか、まだ、五月の「零奈」事件が残っているのか。
どこまで明かすんだろう。

個人的には、実は、あの時の「零奈」は、五月だけでなく、他の五つ子も入れ替わりで一緒にいたんじゃないかな、と疑っている。

というか、実は前回、一花がフータローに言った「5年前に私たちは会っている」というのは、一花からみたら本当のことだったのではないか、と。

単に、フータローが零奈は一人だけ、と思っているだけではないのか。

まぁ、本当は、四葉と五月だったんじゃないのか、という気もするんだけどね。

あるいは、四葉が本当は零奈で、その話を聞いていた五月がそれをフータローに思い出させようとしているのだけど、でも、あの時の零奈は四葉だけじゃなく一花でもあった、というのが、一番、都合のいいw正解なのだけどw

でもねー、一花が女優になろうと思ったきっかけは、実は子どもの頃の五つ子どうしの「なりすまし」に味をしめたからじゃないか、とも思うんだよね。。。

ということで、次回が楽しみw
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