BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

オーバーロードIV 第13話 『滅国の魔女』 感想

2022-09-28 11:33:50 | オーバーロード
あーそうか、最後はラナー大活躍の回か。

というか、これまでのナザリックの王国侵攻の青図を裏で書いていたのがラナーだったんだよな。

クライムと永劫の時を過ごすための対価として。

でも、もともと第2王子からラナーのヤバさについては2期の頃から言及されていたから、ようやくその本性が、ラナー自身の手によって明らかにされただけなのだけど。

なので、王国侵攻を茶番と言うか、ラナーによる大願成就と見るか、は微妙なところ。

でも、『オーバーロード』の面白さが、悪とはなにか、悪虐とはどのような行為か、そういうテーマを、あくまでもコメディとして提供していると頃にあると思っているので、やっぱり、このラナーの「本心からの悪魔」バレは、このシリーズの中では白眉のエピソードだと思った。

なんか、王を殺すときくらい、レイプ目にしておいてくれ、とかいう人もいるようだけど、それは全然ダメ。

ラナーのポイントは、正気で気が狂ってるんだから。

というか、世界を見る価値観が悪魔のものなのだから。

当たり前のように悪虐ができるのが重要で。

そういう意味では、ラナーの場合、なにかの手違いで人間として生まれてしまった、という感じで、その違和感をなくすために、悪魔になる道を選んだ、ということ。

ちょっと語弊はあるけど、性転換を望む人たちに近い。身体と心にズレが生じているというか。

だから、そのズレを解消できたという点では、ラナーは本当に幸せだったのではないか。

ただ、そのために悪魔と契約しないといけないのは、物語として非道だし、

その道行に、自らは望まないまましかし悪魔にまでされてつきあわされるクライムは不幸の中の不幸モノ、って感じ。

ガゼフやクラインが騎士道や武士道を貫いて死を選べたことが、逆に尊いものに思えてくる。

という、諸々のことを含めて、ラナーの悪魔化話は興味深かった。

圧倒的に主役は彼女だよね、アインズじゃなくて。

というか、アインズはあくまでも物語の進行役くらいでしかない。

そのアインズの世界で、悪魔も人間も翻弄される様を描くのがいいところ。

最後のレイブン卿なんて、そのさいたるもの。

よりによって彼だけが生き残るのだもの。

大虐殺のときに、レイブン卿を逃がすのに命を散らした冒険者たちは浮かばれないよね。

そういう皮肉も含めて、面白かった。


というわけで4期も終わり。

とりあえず、聖王国の映画をやって、5期はまた数年後なんだろうな。

そこまでひっぱるのかどうか、KADOKAWAがあんな感じだとわからないけど。

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カッコウの許嫁 第128羽目 『ちゃんと答えたい!』 感想: ここに来てエリカを巡る真のライバル登場?

2022-09-28 10:47:36 | カッコウ
確かにいきなりカツ丼を一口サイズでオードブルにした凪は、エリカの言う通り、村人ではなく勇者かもしれないw

くだらないけど、ちょっと関心。

そう来ましたかって。

で、そんな中、凪をフィアンセだと紹介して、ちょっと待った!をかけたがる兄さんが登場。

紹介は次回だろうけど、これ、どう見ても、自称・エリカの婚約者、だよね。

まぁ、凪がひろと正式に付き合い始めた、となると、それとのバランスをとるために、エリカを狙う恋敵は必要になる、ということか。

でも、この自称・婚約者、なんか雰囲気的にあいちゃんに似ているのだけど、単に他人の空似だよねw

とまれ、沖縄編、物語が動き出すには、あと2話くらいは必要な気もするけど、これ、どこに向かうのだろう?

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彼女、お借りします 第253話 『引っ越しと彼女⑤』 感想: さすがは我らが縁結びの神!八重森さま!

2022-09-28 10:36:18 | かのかり
うん、やっぱり八重森が絡むと話が早くていいね。

どんどんやっちゃってくださいw いっちゃってやってくださいw

そんな感じw

で、これで、八重森が勧めた通り、はたして千鶴と和也の同居は成立するのだろか?

しかし、八重森の口から、シェアハウスという言葉が出てきたときは、予想通りで笑ってしまったw

もっとも、その直前の、「ち、ひよったな」の時の八重森の顔は、今まで一度もなかったような、マジで心底侮蔑するような顔だったので、その憤慨があったからこその爆弾提案だった、ってことだな。

てか、いい加減、なんとかしろや、和也、このオワコンめ!

って感じの八重森が、マジ読者の声代表で笑ったw

ホント、いい加減、話し進めてくださいな。

とはいえ、そんな八重森の甘言にそそのかされて、しっかり最後には千鶴も「もう一度キスしてみたら?」の実験を実行しているのだから。

これ、もう千鶴の気持ちもほぼ確定と思っていいんだろうな。

となると、この先どこまで八重森が二人のお膳立てをしていくのか、気になる。

やっぱり、千鶴、和也、八重森の3人で、千鶴の実家に同居かなぁ。

いや、そうでないと、今後、逆に、八重森の登場の仕方が難しくなるから。

彼女は、どこまでいっても、隣人だからこそやけるおせっかいを施すことで、話に絡んできただけの人なので、ね。

だから、引き続き隣人という名の観察者であり、読者代表であり、作者の声、であり続けてほしいところ。

ということで、むしろ、八重森の今後が気になってきたw

あとは、ぼちぼち、瑠夏ちゃんと墨ちゃんの再登場かな。
そうそう、ビッチ麻美はなにしてるんだろう?

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トニカクカワイイ 第208話 『あったかもしれない未来の話』 感想: 司がそんなに息の長いキャラだったとはw

2022-09-28 10:22:27 | トニカクカワイイ
始まってそうそう、いきなりハヤテとかナギとかマリアさんがでてきて、これ、どうなるの、どこにオチがあるの?・・・って思ってたら、

なんと、『電神ソフィア』のヒロインが司だった、というオチだったとはw

いや、ちゃんとつながって凄いな、とは思ったけどね。

でも、そうだったのか。

てっきり司は、ヒナギクの人気にあやかったスピンオフキャラだッタと思っていたのだけど、そうではなく、むしろ、ヒナギクのほうが、司のスピンオフだったんだなw

キャラの作りこみってのも難しいものだなぁ。

それにしても、今回のタイトルの「あったかもしれない未来」って、過去に未来があるような物言い、でも、今回の司の誕生秘話にはとてもあっていて、なんか、ちょっと、ほう、と納得してしまった。

まぁ、未来が過去になる、という言い方は、ゲームが出てきてからはあたりまえになって来てはいるんだけどね。

『進撃の巨人』もそうだったし。

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よふかしのうた 第143夜 『卑怯じゃない』 感想

2022-09-28 10:06:32 | よふかし
そうかー、ハルカ、ハルさんの眷属だったかーw

それは考えてなかったなぁー。

でもそりゃハルの眷属もいるはずだよね、吸血鬼なんだから。

しかも40年前からかー。

なんていうか、吸血鬼が厄介なのは、吸血鬼化したときの年齢で容姿が固定化されるところだよな。

ハルカなんて確かに高校生で通じるもんな。

でも下手したら、マスクマンよりも吸血鬼歴、長いんじゃね?


で、ともあれ、ハルの眷属ハルカが登場して、なんだかんだいいながら彼のハルさん思い出話を聞くうちに、ハルだけでなくキクの過去についてもいくつか明らかにされていくのだろうな。

問題は、ハルカがナズナたちと、今後、どういう関係を築いていくかだけどw

このあと、彼も同行するのだろうか?

にしても、そのハルカにちゃんと嫉妬しているコウがおかしいw

卑怯かどうかはさておくとしてw

その点、ススキはコウ推しでブレないのが清々しいw

そして、そんなコウが話す一部始終をだまってちゃんと聞くアキラって、マジいいやつだなw

ホント、保護者w

とまれ、北海道編のイントロとして面白いし、なんとなく方向性も見えてきたけど。

しかし、問題は、北海道はデカいこと。

はたしてこの修学旅行編だけでなんらかの決着に至るのかどうか。

あ、でもマヒルの救済問題があるんだよなぁ。。。

どうなるんだろう?

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