BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

トニカクカワイイ 第195話 『かしこくなると全部わからなくなる話」』 感想: あはは、ここにアホな子の天才が2人いるw

2022-06-15 12:03:45 | トニカクカワイイ
輝夜とナサくんがアホの子すぎるw

そりゃまぁ、イチャコラを制すると身長が伸びる、なんて超理論を聞かされたら、ナサも司も途方に暮れるよねw

そんなアホ理論を思いつく作者も凄いということなのだろうがw

しかし、そのアホな子な輝夜の超理論に呆れつつ、しかし、そこからロマンティックな惚気モードに入っていくナサくんを見て、二度呆れる。

あ、ここにもアホな子がいた!とw

こういう二重構造が、このマンガの批判精神、あふれるところだよねw

最終的には、常に、自らを笑うオチへと誘う。

乾いた笑いでオチを迎える話w

くだらないけど好きだな、安心できるバカさ加減でw

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彼女、お借りします 第239話 『キスと彼女⑧』 感想: なるほど「水原千鶴」の仮面を剥がして素の「一ノ瀬ちづる」に戻すのがビッチ麻美の役割なのね?

2022-06-15 11:56:41 | かのかり
どうやら次回から新章開始ってことで、意外と穏当なオチだった。

千鶴からすれば、和也が気にかけているのは「一ノ瀬ちづる」ではなく「水原千鶴」なのではないか? という疑いがどうしても晴れない。

だから、本当の自分である「一ノ瀬ちづる」を見せたら一気にドンビキされるのではないか?・・・とどうやら思いこんでいるらしい。

その迷いが拭えないところで、表向きは、他のレンカノのお客様のこともあるし・・・、ということを理由にして、この面倒な事態にケリを付けたい、とも思っている。

とはいえ、それはあくまでも、「一ノ瀬ちづる」という本当の自分をさらけ出したら、和也を幻滅させないか、という臆病さがもたらしていることで。

でも、その一方で、今度は千鶴の感情としても、和也のことがどうやら気になって仕方がない。

ただ、ここが千鶴のマジで面倒なところだけど、その和也への思いをどう解釈したらよいのか、考えあぐねている。

要するに、千鶴は千鶴で「一ノ瀬ちづる」と「水原千鶴」の感情の使い分けがわからなくなってきている。

というか、ぶっちゃけ「一ノ瀬ちづる」はどこにいる?というのが、千鶴の心の問題なのかもしれない。

ここで面倒なのは、千鶴が役者としては本名である「一ノ瀬ちづる」を名乗っていること。
つまり、

本名の「一ノ瀬ちづる」
レンカノの「水原千鶴」
女優の「一ノ瀬ちづる」

の3つのペルソナが、千鶴の中では多分、今、ぐちゃぐちゃになっていて、「本当の自分の気持ち」をつかもうとすると、するっと手元から逃げてしまうような状態なのだろうな。

その結果、自分の気持ちを素直に恋心として踏ん切りをつけることができない。

おまけに、唯一の肉親であった小百合さんも亡くしてしまったから、自分のことを理解してくれた上で相談できる相手もいない。

もはや完全に心のデッドロック状態。


ということなので、最後に千鶴は、自分の気持ちを「調べてみる」とは言ってたものの、これ、千鶴が思っている以上に難しい案件。

対等に話せる相談相手がどうしても必要になる。

千鶴にとっても、作劇上の仕掛けとしても。

だって、でないと、延々と千鶴の独白につきあわされるような展開になってしまうから。

要するに、千鶴が自分の感情をぶつけられる対等な立場の相手が必要で。

で、そんな相手って、ここまで振り返ると、恐ろしいことに麻美しかいないw

瑠夏ちゃんは年下だし、そもそもカリカノを勧めたのが千鶴だから、千鶴の相談相手にはならない。

八重森は、和也一味と思われているから無理。

墨ちゃんも、話し相手にはなれるかもしれないけれど、墨ちゃん自身がキャラ的にあまりにも寡黙なので無理w

で、消去法の結果、麻美が残る。

でも、実際、千鶴が激高した相手って、麻美だけなんだよね。

となると、次回からの新章では、きっと麻美がもっと前面に出てくるような展開になるのだろうな。

麻美との間で、恋心と何か?論議を繰り返すのだろう。

まぁ、どちらも、恋愛感情をこじらせたものどうしなので、意外と話し始めたら感情も高ぶって本音が漏れるのかもしれないw

ともあれ、ここから先の麻美の暗躍に期待w

しかし、そうなると、またもや和也は蚊帳の外だなw

というか、今回の話で、とにかく物語を停滞させているのが、ひとえに、自分の恋心の扱いにあぐねている千鶴/ちづるであることが判明してしまったので、実際、和也はなにしても届かないことになるw

その意味では、和也の「水原、ズルい」というのが、一番、今の状況を的確に表していることになる。

いっそのこと、水原のスペックを超える超美人が、なぜか和也に一目惚れする!という超展開にしてくれてもかまわないけどw

とにかく強引にでも千鶴/ちづるに自分の本心を気づかせる事件が必要。

ということで、ビッチ麻美の活躍に乞うご期待!

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100万の命の上に俺は立っている 第72話 『濁流を渡る』 感想:うーん、完全に衣宇が救世主を演ることになるのかね?

2022-06-15 08:28:47 | 100万の命
話自体は大して進まず。

ほとんどが衣宇の内面の吐露に終始していた。

あるいは、彼女の主観としてのこのクエスト世界。

で、彼女だけでは攻略のための判断が不可能と見限ったので、四谷かグレンダの到着を待つばかり。

で、グレンダが登場して、救世主でも攻略は可能という判断をもらってようやく復活した、という感じ。

とにかく今回は、このマンガのクエストの中盤にありがちな、あれこれプレイヤーの誰かが悩む場面だったので、物語は大して進まなかった。

というか、だんだんクエストが実社会の込み入った状況をトレースしたようなものになってきたので、面白さの描き方が難しくなってきているよね。

いつものパタンなら、黒幕に龍関係の者たちが集まって・・・、ってことになって、そこから先は普通に攻略バトルに突入して、それなりにカタルシスを得ることができるようになるのだけど・・・

でも、そういう動きのある展開は、終盤にならないと生じないからね。

いまいち、このマンガが盛り上がらない理由でもある。

ともあれ、意を決した衣宇がどういう動きを次回、見せるのか。

そこからだよなぁ。

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