BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

明日ちゃんのセーラー服 第2話 『また明日』 感想

2022-01-20 16:58:53 | Weblog
『その着せ替え人形は恋をする』と『東京24区』のどちらもいい感じだったので、同じプロダクションがつくったものだから、というので見てみたのだが。

えーと、背景とか人の動かし方はとても綺麗で素敵なのだが、

しかし、主人公の小路を筆頭にキャラの目、みんな、でかすぎない?

さすがにちょっと気持ちが悪いんだよね。

原作のイラストを見ると、確かに目は大きく描かれているのだけど、とはいえ、一周りくらい小さめだと思う(それでも十分大きいけど)。

多分、イラストしてはあの大きさでも、見る側が顔のパーツごとに目を向けるから、まぁ、それもぎりぎりありかなー、って感じなんだろうけど。

でも、アニメで他の体の部位とあわせて動かすには、あのキャラの目はやっぱり、でかすぎだと思う。

正直、もったいないなぁ、って感じしかしないなぁ。

小路がやたらと運動神経がよく、身体のバネの表現や、あるいは身体そのものの描き方が、背景映像と含めてリアリズムを追求する感じに描かれているだけに、余計に、あの目のデカさが気になってしまう。

なんか、妖怪とかおばけみたいに見えるんだよね。

多分、顔全体に占める目のサイズが、一つ目のお化けキャラにほぼ近いせいだと思うのだけど。

加えて、小路の場合、目の色が青なので、余計に化け物じみてみえる。

端的にキャラデザの失敗だと思うのだよね、これは。

もったいないなぁ。

あのキャラデザでなければ、もっと素直に物語に没入できるし、小路のクソ真面目なところも、そういう子っているよねー、って思えるのだけど。

でも、あの目で、あの空気読まない真っ直ぐさを示されると、マジで化け物っぽいんだよ。

まぁ、そういうものとして見ればよいのだろうけどねw

第1話にあった爪切りの描写のように、無駄にフェチが入った描写が多いから、本来なら原作絵も、止め絵のイラストとして見せるタイプの画風なのだろうけど。。。

なんだろうなぁ、『無職転生』が、ルーデウスの無駄なエロ描写のせいで、正統派ファンタジー世界の描写の素晴らしさが台無しになったのと同じように、

キャラの目のデカさのせいで、リアリズム重視の背景や身体表現の全てが台無しになってしまっている、という感じ。

なんで、こんなキャラデザにしちゃったのだろう。

せめて、あと1周り小さく、原作絵くらいにしてくれたら、もっと楽しめただろうに。

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