BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

夢喰いメリー 第12話 『夢魘』

2011-04-01 13:10:06 | Weblog
「夢魘」って「むえん」と読むんだね。読めなかったよw

えー、一番の驚きは、今回が最終回ではなかったこと。
12話だし、すっかり最終話だとばかり思っていて、

後半のミストルティン戦では、メリーもエンギもどんどん疲弊していく中で、
一体どうやってこれ終結させるんだ、ってか、メリーたち、勝つんだよね?
でも、もう時間ないじゃん!

という感じで、最後に夢路がエンギの剣を手にとったときには、
まさか、自爆的特攻?!、・・・とまで思ったら、
あっさり、次回があったのだったw

えー!!!

いや、ホント、びっくりwww

とはいえ、ミストルティンが無双過ぎて、主人公パーティが全く勝てる気がしない。
これは、ホント、どうするんだろう。

というか、ここまで、グリグリと主人公らを追い詰めるのもすごいね。

加えて、レオンの側の事情を聞いてしまうと、
そりゃ、弾がなければ撃てないよね。
しかも、レオンの命?と引き換えの一発じゃね。

でも、この説明は、結局、夢路たちが手詰まりだ、ってことを確認させただけで。

ここのところ数話でジリジリと描写されてきた、この手詰まり感だけに限れば、
まどマギとも通じる、辛さ、の描写で、正直、上手いなぁ、と思う。
希望を持たせて、その希望をあっさり潰していくところが。

あと、それとは全然異なるけど、

関係者が全員、勇魚の珈琲店に集まったところで、
エンギのデイドリームに移行するところは、
ケレン味があってよかったな。

そうそう、勇魚のお父さん、右目が開くのにびっくりした。
もしかして、夢路みたいに夢がみえたりするのかな。
そうすると、親父さんが、何らかの形で、最終話に介入するのかな、なんても思うのだが。
ま、それは、都合良すぎだな。

ともあれ、エンギのデイドリームに引き込みながらも、
つまり、地の利のあるはずのホームグランドに引き込みながらも、
ミストルティンが圧倒する、というのも、絶望感を募らせる。
ここも、上手いなぁ、と思った。

もともと、メリーの「夢もキボーもありゃしない」というセリフで出来ている物語世界だから、なおのこと、効いてくる。

ただ、エンギにしても、メリーにしても、どうやら、夢がどうして生まれるか、
人間がどうして夢を見るのか、というところに、
それこそ、希望を見出していて、
それは、悪夢のヘリ?から生まれたミストルティンにはわかるまい、
と捉えていたところは面白かったかな。

もちろん、このあたりが物語の収束に大きくかかわるのだろうし、
なかでも、夢路が、人間のまま、デイドリームに干渉できるところと関わるのだろうし。
残り一話しかないことを考えると、そのような可能性を保持しながら、
なんとなく、夢路+メリーが勝利する、もしくは、敗北しない、という終わり方になるのかな。

でも、やっぱり、この物語は嫌いじゃないな。
嫌いじゃない、というのは、好きなところを積極的に言えないからなので、
要するに、好きってことなのだけどw

とりあえずの最終回、どうやって終わらせるのか、気になる。

ただ、エンギがはからずも指摘したように、夢路とメリーというイレギュラーな存在が、
状況を変える役割をやはり果たすのだろうな。

それに、夢の出来からこの世界を考えるのなら、
夢路が、夢世界のグランドマスターのような存在、ってこともあるのだろう。
ま、それだけじゃ、あまりにあからさまだから、
もう少しひねったところからの終幕に期待したい。

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IS<インフィニット・ストラトス> 第12話 『君の名は(ユア・ネーム・イズ)』

2011-04-01 12:46:52 | Weblog
なーんか、あっけない終わり方でしたね。

ところで、公式サイトに行くといきなりポップアップで出てくる、

「神崎・H・アリア IS学園に参上!?」

って何だ?何か、また新キャラ出すの?一夏どんだけハーレム好きなんだ、

とか思ったのだが、なーんだ、単なる春の新作とのコラボか。ダマされた。

とまれ、ISの最終回だが。。。

結局、いろいろ、置いてきぼりだなぁ、これも。

白式が生体再生能力があるとか、なにそれ?
てか、あの一夏の夢ワールドに出てきた、帽子かぶった白い少女って何?
あれ、白式なの?
紅椿のエネルギーチャージって何?
てか、福音って、束の企みなの?

要するに、今までは一応、みんなISって、天才束が作った!ってので納得してたわけだが、当の束自身、どうやらオーバーテクノロジーとしてISを扱ってるってことだよね。
だから、ま、いろいろと開発者自らもよくわかんないことが起きてしまう。

で、そのあたりの「裏事情」については、千冬姉と束様しかどうやら知らない。

なんにしても、ISにそんないろいろ裏設定があるとは思わなかったよ。
というか、この話にそんな設定、必要なのかね。

いや、あってもいいのだけどさ、
こういう設定って一歩間違うと何でも後出しジャンケンになるからさ。
いや、だって、「いやー、束さんも知らなかったヨォー!」って言えば済んじゃうじゃないw

まぁ、ラノベ的にはそういうのがないと持たないのかなぁ。。。
裏返すと、こういうところが、ラノベ原作のアニメ化の難しいところなんだろうな。
インデックスさんの方でも似たような印象を持ってるからね。

で、なんだっけ、あ、ISの最終回だが、
結局、一夏的には箒が本命ってことなのかね?
ただ、それもどうでもいい感じがするのが何だなwww

これ、一夏が唐変木というよりも、単純に一夏の考えが全然わからないから。
どこまで、こうしたラブコメ要素を受け止めればいいのかわかんないしね。
というか、そういう部分が、戦闘シーンと対比されるとあからさまに透けて見えてくるんだよね。だから、9話ぐらいまでの方が単純に面白い、ということになるのだが。

要するに、学生=訓練生がいつの間にか、ガチの世界設定に巻き込まれていくということなのだが、それ、ISに必要なのかなぁ、ってのが最終話見ての疑問かなぁ。
別に学生やっていればいいじゃん、
学生やらないんなら一夏とかもう少し内面見せてよ、ということだよね。

ほんと、このISは、よくも悪くもテンプレ的作りで、だから、いいも悪いもない、って感じ。その意味では、空気のような作品。

まぁ、今回示されたような「IS世界の秘密」のようなことをアニメでやろうとすれば、それこそ『ONE PIECE』並のロングシリーズにしないと、世界の秘密を小出しにしながら、登場人物たちの物語を作るのなんてできないよね、尺が足りないなんてレベルを越えて。

そうなると、テンプレ的処理で、後は、脳内補完、ネット補完、原作補完、って感じで、とにかく補ってくれ、ということにならざるを得ないのかな。

・・・って、あれ、また、ISの話じゃなくて、最近のアニメ作りの話になってる。
いかんいかんw

とまれ、最後は箒エンドではなく、箒エンドの後にもう少しみんなではっちゃける描写があったほうが、この(アニメの)物語っぽかったかなぁーと。

その方が楽しい終わり方だったと思うけどな。

まぁ、一応、2期とか考えてるのだろうなあ。

しかし、そうなると、アニメって、どんどん、続編在庫を抱えることになって、
新しいものが出てくる機会が制限されそうで、何だか窮屈だなぁ。。。
ま、オリジナルはあたりはずれがあるしね。(某フラク・・・と某まど・・・の落差w)

IS、全体としては面白かった。そういうことだねw

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