さやかぁ。。。
うーん、もはや「魔法少女」というよりは
「不良少女」というタイトルのほうがあってそう。
ちょっと前の、野島伸司脚本のTBSドラマを見てるような気になってきた。
普通にお嬢様学校に通ってる気丈で真面目な女子が、
ちょっとしたことをきっかけに路地裏の世界に足を踏み入れてしまって、
そこから抜け出せなくなってしまう話。
「こんな汚れた体で彼の前に立つことなんて出来ない」
って感じ。
で、その状態を結果的に煽ってしまっているのが、杏子やひとみの「他人を思いやる気持ち」というのが、どうにも切ない。
周りから示された善意の全てがことごとく裏目に出て、じりじりとさやかを追い詰めていく。
杏子の自分語りにしても、ひとみの上条くんについての詰め寄りにしても、
どちらも、さやかを思ってのことだと思うけど、
結局、そうして「差し伸べた手」がむしろ、さやかを意固地にさせていく。
(ひとみの上条くん好き発言は単にさやかの背中を押すためのブラフだと思っる。)
キュゥべえが示した「痛覚」の話にしても、
むしろ、そのことを自分の現状において有利なふうに都合よく解釈しなおしてしまう。
最悪の負のスパイラル。
杏子と違って、なまじ、家も親もあるからこそ、さやかは、誰にも相談できない。
相談できる相手は、結局、同類の魔法少女しかいないけど、
最初の出会いが悪かったために(ほむらや杏子)、
彼女らに本心を晒すこともない。
むしろ、マミがよすぎた、という理解が彼女らを理解することははなから拒んでしまう。
その上で、懸命に「正しい自分」であろうとする。
最初に契約を躊躇したときにも言っていたように、
「あたしたちが幸せすぎるんだよ」
という自己認識も、そもそも自分が幸せなのが罪だという意識から、
皆の幸せを守ることが、自身の贖罪にも繋がる、と感じてるようで。
これはねえ。
ただのマゾだろ、お前、って罵倒される方がいいんだろうな、ホントは。
ただ、そういう立場の人がいない。
この上、上条くんから、僕はそこまで思ってない、とか言われたら最悪。
(でも、ひとみの焚付は、そういうことになりそうな気がしてならない。)。
前回のまどかママンがいった「間違える」ことがホントにできない。
確かに、これだと、今回の最後の描写から考えると、
さやかは、このままダークサイドに落ちてしまって、
「魔女」にでもなってしまいそうに見えてくる。
その負のエネルギーが、ほむらの予期する魔女の到来とも関わりそうで。
このまま、事態を最悪のほうにまわすだけの役割をさやかは担うのかな。
うーん。
単純に考えれば、その最悪の事態を何とかしたくて、まどかが契約するということもあるのかもしれないけれど、それも、よっぽど差し迫った状態でないともはや難しそうだし。
今回の話からすると、ほむらだけでなく杏子もまどかの契約を押しとどめようとしそうだしね。
それに、悪びれず、悪魔の本性を現してきたキュゥべえに対する評価も、
彼の立場から、もう一度反転させてくるように思うしね。
うむ。
物語の展開としても、すっかり「手札が見えない」状態になってきた。
どうするんだ、これ、ホントに。
うーん、もはや「魔法少女」というよりは
「不良少女」というタイトルのほうがあってそう。
ちょっと前の、野島伸司脚本のTBSドラマを見てるような気になってきた。
普通にお嬢様学校に通ってる気丈で真面目な女子が、
ちょっとしたことをきっかけに路地裏の世界に足を踏み入れてしまって、
そこから抜け出せなくなってしまう話。
「こんな汚れた体で彼の前に立つことなんて出来ない」
って感じ。
で、その状態を結果的に煽ってしまっているのが、杏子やひとみの「他人を思いやる気持ち」というのが、どうにも切ない。
周りから示された善意の全てがことごとく裏目に出て、じりじりとさやかを追い詰めていく。
杏子の自分語りにしても、ひとみの上条くんについての詰め寄りにしても、
どちらも、さやかを思ってのことだと思うけど、
結局、そうして「差し伸べた手」がむしろ、さやかを意固地にさせていく。
(ひとみの上条くん好き発言は単にさやかの背中を押すためのブラフだと思っる。)
キュゥべえが示した「痛覚」の話にしても、
むしろ、そのことを自分の現状において有利なふうに都合よく解釈しなおしてしまう。
最悪の負のスパイラル。
杏子と違って、なまじ、家も親もあるからこそ、さやかは、誰にも相談できない。
相談できる相手は、結局、同類の魔法少女しかいないけど、
最初の出会いが悪かったために(ほむらや杏子)、
彼女らに本心を晒すこともない。
むしろ、マミがよすぎた、という理解が彼女らを理解することははなから拒んでしまう。
その上で、懸命に「正しい自分」であろうとする。
最初に契約を躊躇したときにも言っていたように、
「あたしたちが幸せすぎるんだよ」
という自己認識も、そもそも自分が幸せなのが罪だという意識から、
皆の幸せを守ることが、自身の贖罪にも繋がる、と感じてるようで。
これはねえ。
ただのマゾだろ、お前、って罵倒される方がいいんだろうな、ホントは。
ただ、そういう立場の人がいない。
この上、上条くんから、僕はそこまで思ってない、とか言われたら最悪。
(でも、ひとみの焚付は、そういうことになりそうな気がしてならない。)。
前回のまどかママンがいった「間違える」ことがホントにできない。
確かに、これだと、今回の最後の描写から考えると、
さやかは、このままダークサイドに落ちてしまって、
「魔女」にでもなってしまいそうに見えてくる。
その負のエネルギーが、ほむらの予期する魔女の到来とも関わりそうで。
このまま、事態を最悪のほうにまわすだけの役割をさやかは担うのかな。
うーん。
単純に考えれば、その最悪の事態を何とかしたくて、まどかが契約するということもあるのかもしれないけれど、それも、よっぽど差し迫った状態でないともはや難しそうだし。
今回の話からすると、ほむらだけでなく杏子もまどかの契約を押しとどめようとしそうだしね。
それに、悪びれず、悪魔の本性を現してきたキュゥべえに対する評価も、
彼の立場から、もう一度反転させてくるように思うしね。
うむ。
物語の展開としても、すっかり「手札が見えない」状態になってきた。
どうするんだ、これ、ホントに。