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詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

藤井聡太二冠が史上最年少九段。

2021-08-01 23:52:15 | 日記
第92期棋聖戦で藤井聡太棋聖が渡辺明名人を3勝0敗で破り防衛、棋聖・王位の二冠を死守、そしてタイトル3期の規定を満たし九段に昇段、渡辺明名人の21歳7カ月での 九段昇段(竜王2期の規定による)を抜いて18歳11カ月での史上最年少九段達成となった。昇段規定は時代とともに変わってきたが(※)、九段昇段年少棋士3位の谷川浩司九段は21歳11カ月で、4位の羽生善治九段は23歳6カ月での昇段だし、大幅な更新だ。初の10代九段だ。あと気になる年少記録としては谷川九段の持つ21歳2か月での史上最年少名人があるが、これはかなり難関。来期A級に昇級し、即A級優勝で名人挑戦を決め、令和5年春に行われる名人戦で名人奪取しないと記録更新出来ない。果たして…

ところで私は、藤井九段というと、藤井聡太が生まれる前の竜王の藤井猛九段が即、頭に浮かぶ。藤井聡太が無冠になったら藤井聡太九段とフルネーム記載が必須だ、と書き手の方々に余計なアドバイスをしてしまう。

※以下、日本将棋連盟のホームページ記事より参考情報をまとめた。
「谷川は第41期名人戦で名人位を奪取、九段昇段の資格を得たが、当時は翌年の4月1日付で九段に昇段する規定だった。1994年4月1日に九段昇段の羽生は八段昇段(1993/4/1)前にタイトル3期を達成していたが(1992/3/16)、当時は1年以内の飛び昇段ができない規定だった。」


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ちょっとブログ更新

2021-06-30 21:48:06 | 日記
6月中にブログ更新したかったので無理筋で更新。
本当は詰パラ中級を題材に詰将棋第十九番としたかったが、
まだハガキに図面を描けていないし、
詰パラ7月号は届いているので「今年の看寿賞」とやってもよかったが、
まだ7月号が手元に届いていない人も多い中でネタバレするのはマナーに反する。

ぐだぐだだが、私の目標は一応、詰将棋第百番までやることなのだが果たして。

藤井聡太二冠は棋聖と王位を防衛し叡王を奪取すれば三冠という状況。
ハードスケジュールだ。

話は変わるが大リーグエンジェルスの大谷翔平は凄すぎる。
大リーグで投手をやりながらホームラン王争いなんて水島新司が描きそうな世界だ。




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藤井聡太新棋聖誕生 最年少タイトルで「棋聖」の文字が一面飾る

2020-07-23 20:34:09 | 日記
歴史的な日が来た。令和2年7月16日、第91期棋聖戦第4局で藤井聡太七段が渡辺明棋聖を破り棋聖奪取、屋敷伸之九段がつくった18歳6か月のタイトル獲得最年少記録を30年ぶりに上回る17歳11か月でタイトル獲得、史上最年少タイトル獲得記録を更新した。渡辺は三冠から二冠になった。記録を確認すると羽生善治九段が竜王戦で初タイトルを獲得したのは19歳3か月(藤井、屋敷に次ぐ3位の年少記録)、渡辺明二冠が竜王戦で初タイトルを獲得したのは20歳8か月(4位の年少記録)、中原誠16世名人が棋聖戦で初タイトルを獲得したのは20歳10か月(5位の年少記録)、谷川浩司九段が名人戦で初タイトルを獲得したのが21歳2か月(6位の年少記録)、と偉大な先輩棋士達と比較しても凄い記録だ。

棋聖獲得の翌日、スポーツ紙の一面を藤井新棋聖誕生の記事が躍り出た。スポーツ紙を全部買えなかったが、王将戦を主催するスポニチ、女流名人戦の棋譜が載っているスポーツ報知、勝浦九段の詰将棋が載っているサンスポ、中田章道七段の詰将棋が載っている東京中日スポーツは買うことが出来た。将棋の八大タイトルの一つ「棋聖」の文字が一面を飾りまくったのは偉業だった。※デジカメ画像はデジカメが復調したらアップします。


一般紙でも、ことごとく一面を飾ったが主催社の産経新聞と私の地元の神奈川新聞を御覧あれ。


普段から頑張っていたのは藤井棋聖の地元ゆかりの東京中日スポーツで、棋聖戦第3局で藤井棋聖(その時はまだ七段)が敗れても一面に持ってきた。


今も余韻で「藤井」の文字を通勤時に売店でスポーツ紙の一面に見かけたりする。
とにもかくにも藤井聡太の初タイトルは「棋聖」だった。

では、トレーニング。
(将棋世界2020年7月号 第427回五段コース問題より)
第4問<ヒント>詰めろ逃れの詰めろ:封じ手は26飛。76に利かせないと駄目か。


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藤井七段 王位戦も挑戦

2020-06-28 15:42:05 | 日記
6月23日、第61期王位戦挑戦者決定戦で藤井聡太七段が永瀬拓矢二冠を破り、棋聖戦に続き王位戦でも挑戦者になった。第91期棋聖戦挑戦者決定戦に続き永瀬二冠を破っての挑戦となった。主催社の東京新聞で一面を飾り、トーチュウでも一面を飾った。王位戦で藤井七段に立ちはだかるのは、昨年の王位戦で史上最年長で初タイトル奪取した木村一基王位だ。藤井七段は史上最年長初タイトル奪取の木村王位を破って史上最年少初タイトル奪取となるのか、それとも第一局を制している棋聖戦で史上最年少タイトルを実現出来るのか、注目の夏を迎えている。
 東京新聞に木村王位の「受け師の道 百折不撓(ふとう)の棋士・木村一基」が発売との広告を見た(藤井七段の記事の下参照。)ので書店で確認しなくては。



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藤井七段 棋聖戦で最年少挑戦者なる

2020-06-07 22:49:33 | 日記
平成元年(昭和64年度)のNHK杯将棋トーナメントで、当時18歳の羽生善治五段(現九段)が決勝トーナメントで大山、加藤、谷川、中原の名人経験者4名を立て続けに破り優勝したのは伝説になっているが、その決勝の羽生五段対中原誠NHK杯決勝を今日(令和2年6月7日)Eテレで見た。解説は大山康晴十五世名人だった。その平成元年の暮れに羽生(六段になっていたようだ)は竜王戦に挑戦・奪取し初タイトルを史上最年少で獲得した。この最年少タイトル獲得の記録を翌年、屋敷伸之五段(現九段)が棋聖奪取により更新した。屋敷五段はその半年前の棋聖挑戦(この時は奪取はならず)で既に最年少タイトル挑戦の記録を更新していた。
で、時は大分過ぎ、今日の3日前の令和2年6月4日の棋聖戦挑戦者決定戦で17歳の藤井聡太七段が永瀬拓矢二冠を破り、ついに屋敷が持っていた史上最年少タイトル挑戦の記録を4日上回る17歳10か月と20日で更新することになったのだ。緊急事態宣言は解除されているが、コロナウイルス蔓延の影響をかいくぐっての記録達成だ。主催者の産経新聞の一面のトップを飾り、スポーツ紙もトーチュウなどで一面を飾った。棋聖戦五番勝負は6月8日に開幕する。そして藤井挑戦者が勝てば最年少タイトルになるのだが、立ちはだかるのは三冠の渡辺明棋聖だ。果たして…




では、公開トレーニング。
(将棋世界2020年6月号 第426回五段コース問題より)
第4問「26銀まで ヒント:丁寧にしのぐ」
封じ手は61角。同玉は31飛でしのげるか。




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新型コロナウイルス緊急事態宣言の中

2020-05-03 01:09:52 | 日記
新型コロナウイルスが経済と人心と文化に与える影響を想うと悲しい気持ちになる。伝統の将棋王将戦第7局が新潟県佐渡のホテルで開催されたことが遥か遠い昔のことに感じられる。それからの急速なウイルス感染の蔓延で緊急事態宣言が出され、東京都文京区のホテルで第1局が開催予定だった伝統の将棋名人戦は開幕延期になってしまった。詰将棋解答選手権も全ての会場で中止になった。将棋道場の打撃は大きい。中学生の時に巨人の原辰徳の1イニング2ホームランをレフトスタンドから観た横浜スタジアムはライトスタンドに続きレフトスタンドも増設されたばかりなのに、肝心の野球が開催出来ない。個人的には妻と行く予定だった横浜美術館の美術鑑賞と戸塚のさくらプラザでの音楽鑑賞に行けなくなってしまった。旅行会社に勤めている友人の不安は耳にした。私は今のところ大丈夫だが、あくまで今のところは、だ。解雇・倒産・DVのニュースをテレビでよく見る。学費を払えない大学生が多い。休校で子供の学習進度や精神面への影響が懸念される。医療従事者には感謝しかない。そして芸術や文化・スポーツの催しの舞台となる会場には人がいない。この状況がすぐ終わるとも思えない。

私は詰将棋作りで詰将棋界と将棋界から「入選」の文化的名誉をもらい、感謝の気持ちは言葉では言い表せない。将棋免状を取得した後、盤上で駒を動かして形作った詰将棋は入選していった。現在、免状の段位を上げる余力はないが、腕が鈍らないよう段位認定問題に挑み、伝統の詰将棋作りを伝えていくことが文化への恩返しか。
また、コロナウイルス感染の蔓延が終息したら、様々な文化的行事の舞台となる会場を訪れたいと切に思う。

将棋世界5月号 第425回五段コース問題
「第4問<ヒント>必死を掛ける」封じ手発表…昨日が締め切りだからもう発表しても大丈夫だ。31飛成。同玉には23銀成。


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デジカメ復活

2019-11-24 23:33:50 | 日記
ボクシングのWBSSで優勝した井上尚弥の試合は、まだ一部しか見ていないのだが、ボディーブローでダウンを奪う見せ場を作っての判定勝ちで、スポーツ専門紙ナンバーの表紙も飾っている。井上の試合を見ると本当にパンチ力があるなと思う。
井上のウィキペヂィアを見ても、まとまりがなくて現在の肩書がよく分からない。ここ十数年、あまりボクシングを見ていなかった私は、各団体のルールが変わっていることを認識する。井上の公式ブログで確認するとWBA世界ユニファイド王者・IBF王座・リングマガジン王座獲得、だ。ライバルは羽生結弦か。
私はユーチューブではボクシングを見ることが多い。高校時代に小遣いを溜めて1万円で買った「レオン・スピンクス対モハメッド・アリ(第2戦)」のVHSは今はもうないので、ユーチューブで久しぶりに見て「1ラウンドはスピンクスのラウンド。」と2R以降はまた後日観る予定だ。過去の名勝負を独自に採点するのは楽しい(詰将棋やるほうが楽しいけどね。)。
基本的にパソコン画面を見ると首が疲れ詰将棋創作能力に支障が出かねない私は、詰将棋は紙媒体のものを見る。電車で新聞を広げている人がいたら、それは私だ。スマホは持っていない。ブログをやっているのに申し訳ないが他人のブログを見ることは、あまりない。将棋のタイトル争いには興味があるので日本将棋連盟のホームページには結構、足を運ぶ。
藤井聡太七段が王将挑戦ならず、渡辺が三冠、永瀬が二冠、広瀬竜王に豊島名人が挑戦している。羽生世代のタイトルフォルダーがいないなと思ったら、羽生世代の範囲内の木村一基九段が46歳で王位奪取した(私も羽生世代)。羽生九段が最後に保持していた竜王の時は48歳だから、木村王位の46歳での史上最年長初タイトル奪取は偉業だ。
デジカメの写真がパソコンの中に入らなくて困っていたが、パソコンに強いNさんに相談したら「写真を削除していくといいかもしれない。」と言われたので、どんどん削除していき、隙間を作ったら、またパソコンの中に写真が入ってくれた。ありがとう。Nさん。これで近々、詰将棋第十七番をアップロード出来る。

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豊島将之二冠が新名人・三冠に、羽生九段通算最多勝利、あとボクシングの話題も(井岡、井上)。

2019-06-24 00:26:30 | 日記
令和元年5月17日、第77期将棋名人戦七番勝負は挑戦者の豊島将之二冠が佐藤天彦名人を4連勝で破り、名人位奪取した。谷川浩司以来の関西所属の名人だ。王位、棋聖を併せ持つ三冠で豊島名人は現在、最多のタイトル保持者だ。しかし現在、行われている棋聖戦五番勝負では挑戦者の渡辺明二冠に棋聖を奪われると最多タイトル保持者は渡辺明に奪われてしまうので果たして、どうなるか。
6月4日には羽生善治九段が公式戦通算勝利1434勝を達成し、大山康晴十五世名人の持つ通算勝利記録を抜いて単独1位になった。直後の王位戦挑戦者決定戦には負けてしまったが、まだまだ勝利数を伸ばしそうだ。

話は将棋の話題から全く変わるが、6月19日にボクシングの井岡一翔がWBO世界スーパーフライ級王座決定戦でアストン・パリクテに見事なTKO勝ちで4階級制覇した。レフェリーのストップのタイミングも良く、リチャード・スティールばりの見事なレフェリーストップだったと思う。タイトルが4団体に増えたとはいえ4階級制覇は凄い快挙だ。昔、トーマス・ハーンズがファン・ドミンゴ・ロルダンをKOで破って4階級制覇したのが最初の4階級制覇だったと思うが、ついに日本人の4階級制覇者が出たな。
あとWBA・IBFバンタム級チャンピオンの井上尚弥なんだがハードパンチャーで昔の具志堅みたいにKOで勝ちまくっているけど、もっと知名度が上がってしかるべき選手だと思う。昔は誰でも具志堅は知っていた、それぐらいになってもらえれば。井上には注目しているのだ。


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広瀬章人新竜王、羽生善治九段、藤井聡太新人王、私の来年の抱負

2018-12-29 22:25:46 | 日記
平成30年、羽生善治竜王対広瀬章人八段の第31期竜王戦七番勝負は後に振り返ると平成最後のタイトル戦になる。羽生にとってはタイトル通算100期になるか、無冠になるかのall or nothingで注目されていた。その第7局が12月20・21日(木・金)に山口県下関市「春帆楼」で行われ広瀬八段が167手21銀と打ったところで羽生竜王が投了、広瀬新竜王の誕生となり羽生は無冠となった。広瀬新竜王は平成22年の第51期王位戦で深浦王位を破り王位となっている棋士だ。しかし第52期と第56期の王位戦七番勝負で羽生に敗れている。今回は、その羽生竜王を破り二回目のタイトル奪取となった。
羽生は27年ぶりに無冠となった。あまりにも実績のある羽生なので、無冠になった以上、無冠になっても永世称号を名乗っていた大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人(永世十段を名乗っていた)の例のように何らかの永世称号を名乗ることになるかと思ったが「九段」を名乗ることになった。
羽生善治九段だ。
私と同じく段位(私の場合は将棋アマ段位と詰将棋段位)を名乗ることは衝撃的だ。そういえば八大タイトルに羽生世代がいない。佐藤康光九段は会長になったし森内俊之九段はフリークラスに転出した。若い世代が出てきた。
しかし、もっと若い注目の棋士がいる。
藤井聡太七段だ。
今年は史上最年少で新人王を取った。藤井七段は昨日、棋王戦予選で村田顕弘六段を破っていて挑戦者決定トーナメント出場を果たしている。
ん、確か、藤井聡太入選2作目(プロ棋士になる前)の詰将棋サロン選者は村田六段だったのでは。
今は年末だが、まだ部屋の片付けには至っていないのだが、2012年12月号の将棋世界を探し出すことが出来た。
写真を御覧の通り「選題 村田顕弘」「愛知 藤井聡太氏作(入選2回)」とある。
自分の詰将棋選者を藤井聡太七段は破ったのだ。
私が選者を破ることは○○がひっくり返ってもないだろう(私が将棋を指すのを引退したからという意味ではない。)。
今年は詰将棋ちょっとしか作ることが出来なかったので、来年はもっと頑張って選者をうならせたいというのが来年の抱負だ。


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ネットつながる

2018-02-25 15:46:52 | 日記
今日久々にネットがつながった。
昨年末からネット接続不調で、修理センターに伝授してもらった、アダプタ取り外し後差し込み方法でしのいでいたが、ブログ更新したい時に限り、その方法もうまくいかなかったり忙しかったりして、その間、藤井聡太が四段から六段になっていた。オリンピックも終わってしまった。一週間程前からネット接続完全停止になり、大雪で電線が駄目になったのかな、とか思いながら、引っ越しした時の書類を探し電話したらモデムの交換をするとのことで、それが今日実現。ネットがつながった。安堵。
詰将棋第14番の解説を楽しみにしている方、次の週末には多分解説出来ると思うのでお待ち下さい。詰将棋解答選手権、藤井聡太登場となり4連覇なるかも注目。私は今、詰将棋作りに手が回っていないが夏の詰将棋全国大会に行ければと思っている。では、ネットがつながったままでいるように…


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