パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

20円ちょうだい!

2014年01月29日 20時11分30秒 | Weblog
と言われると変な気がするが
タバコ一本ちょうだいと言われても
タバコを吸う人は何の違和感もなく
ヒョイと渡してしまう

金額は同じなのにお金なら嫌な感じがして
タバコなら問題はない

何故なんだろう?

お金は何でも換算できる万能の機能を持つというが
どうも完全ではないようだ

何でも鑑定団と言う番組がある
茶碗一つ破格の価格が設定され
その金額に驚くことはあっても、興味のないものなら
その価格で買える別のものを考えて
その価格自体をバカバカしく思う

落語の「みかん」も最後のオチがこの手の話だったが

価値は人それぞれというが
どうも価格(金銭)というものに変更されたものには
どうも奇妙な違和感がついて回る気がしてならない

お金と言う物体は(紙幣は)特に美的に美しいものではなくても、
それに囲まれて恍惚としてしまうひとがいるとしたら
狂っているのは一体なんだろうか?


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