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今日(3月27日)の中日新聞の記事の読み方

2018年03月27日 19時08分21秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

別のブログからのコピペ

最近取り上げている新城市の地域自治区の活動交付金の疑惑
今朝の中日新聞にこんな記事が掲載された


タイトルだけ見ると5000円の書類上の間違いじゃないか、、と早合点される人がいるかもしれない
ところが、この記事の肝心なところは最後の部分
「全ての事実の経過や責任の所在について団体側に報告を求めた。調査も続行し、処置を決定する」
との市長の発言だ。
新聞に掲載されているのは、まだ途中の段階での発表ということ
現時点でわかっていることを発表しているに過ぎない

もう少しわかりやすく経過から説明すると
昨日、市議会では午後2時から全員協議会が開かれた
その前に(午前中?)この新聞記事と関連する市からの報告書が議員さん全員に配布された
(そこに書かれていたのが、この記事の内容)
全員協議会では、議会報告会の進め方やら政務調査の扱いについての変更などが確認されたが
議題が「その他」となったところで、この活動交付金の山崎議員の不適切申請の話が出た

そこでは本会議最終日に山崎議員が壇上で行った謝罪と説明に間違い(嘘)があるので
議会として何らかの処置を求めたいというもの
山崎議員が発言した言葉を一つ一つ拾い出して、それが本当かと関係者にヒアリングしたり
文章として残っている証拠に基づいて、発言との齟齬を指摘した
ここのヒアリング(調査)した先というのが、領収書を発行した先、およびこの事業主体の人びとで
そこで耳にした(手にした)情報は、この活動交付金の金額は、記事にあるような5000円で済むような
内容ではなかった
例えば具体的な金額のやり取り(金額は全然違う数字が飛び交う)とか、それに携わった人のやりきれぬ思いなどを聞き出している
結局のところ、そもそもこの事業自体が本当に行われたのか疑わしいことなどまでもが全員協議会の場で発表された
(これは自発的に調査した議員さんが知っているだけでなく、実は市の方も調査しているのでそれなりの事実は確認していると思われる)

今まで自分は、議会は議員さんの間でこの件に対する情報格差があって、それでいて対応の判断を下すのは
いかがなものかと指摘してきたが、昨日の全員協議会ですくなくとも全員が同じ情報を共有する事となった
この情報を信じる人もいれば受け入れない人もいるかもしれないが、とにかくみんな同じ話を聴いたのは事実

この全員協議会には当事者である山崎議員も出席していたので、反論する機会はあったのだが何も言葉を発しなかった
ここで素人が議会のするべきことを考えてみると、自発的に活動した議員さんのヒアリングしたことが正しいか、別の解釈は無いのか、、とかを議会自らが検証すべしと思う
それは法律的には100条委員会の設置というものらしく、国会における証人喚問みたいなものを該当者に対して行い議会自体が真実を検証するというもの(市の報告を待つだけでなく)
いくら市議会は裁判所とか検察のようなとことでは無いとしても、この様に疑われて仕方ないことが表に出た以上は、自らが信用回復に努めなければならないはず

ということで、早合点してこの問題を矮小化して理解してはダメだということ
市はまだまだ調査をすると言っている
ところで、この調査結果を市はどのように誰に発表するのだろう
議会に報告して終わりとするのか、(市民は議会を通じてしか報告の実態を知りえないのか)
それとも何らかのダイレクトな形で市民が理解できるようになるのか、、
知らないでいたら、とんでもないことが粛々と進められていた、、
バカを見るのは市民、、ということにならないように、残念だが市民も行政やら議会やら各種事業をチェックする癖をつけないとダメかもしれない

残念なことに今日の中日新聞には産廃関連の記事も載っていた



ついに懸念されていた臭気指数を超える数字が確認されたということだ
市は指導を強化する、、というが、
悪臭は地元の方々には「また臭うのではないか?」という恐怖のひとつになっているのは事実
市は具体的にどのような指導を行うのだろうか





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