ここ数回の国政選挙は期日前投票で済ませている
せっかちな同居人のせいではなく
そのほうが追い立てられるような気持ちにならない
というだけのことだ
前回はどうだったか忘れたが、期日前を選ぶ理由を選ぶ欄があった
本当は投票日に投票してほしいが、仕方ない理由があれば期日前で
許してあげる、、と言ったニュアンスが感じられて
なんか悪いことをしているかのようで気分が良くなかった
わざわざ理由を問わず投票できればいいものを!
と思ったことを覚えている
今朝の中日新聞に愛知県の期日前投票が、序盤の段階では全国比較で一番高いとの記事があった
その理由として愛知県は企業ぐるみの選挙で、投票に行くように 何度も職場で呼びかけられる
ことが多いとしている
その他の理由として、過去の全国県民性調査で愛知県民は
「主張すべきことがあっても、黙っている」との質問に共感した割合が
全国でも高かったとあり、「上から言われた通りに行動する県民性がある」と分析している
投票にいかないのは世間体が悪いので、みんなと同じような行動をしがちということだ
ところが同じ中日新聞の別のページには「エンゲージメント」についての記事があって
これが対照的で興味深かった
エンゲージメントとは仕事のやりがいを示す「ワークエンゲージメント」と
企業など所属する組織への貢献意欲を示す「従業員エンゲージメント」があって
この後者の「従業員エンゲージメント」が世界と比較すると日本は最低水準だった
と紹介されていた
従来から企業戦士のようなイメージの大きい日本人だが、実態は組織に対する貢献意欲は
そんなに高くない、、というのは、そんなものかもしれない
だからこそ、ここ最近の日本企業の低迷が続いているのかもしれないと一人勝手に納得した
選挙の時期は日本人のナショナリティを過度に取り上げているところがある
そして普段日本人はどうすべきかを考えていない人でも、それらを耳にして
どこか正義感とか高揚感を持ってナショナリティを実感するようになっている
でも、選挙の時期だけ政治のことを考えるというのは、ちょいと怖いな
という気がしてならない
日々の生活は政治的なものに関係しているので、普段から政治には関心を持つべき
と今の自分の年齢ならそう思う
だが、現在の日本の教育ではそのように考える人は
結構な年齢の人でも多くないような気がする
ということで、選挙前には誰に投票すべきかだけでなく
それ以外のいろんなことを考える
願わくば、そういう人が多くいることを望むが、、さて
まとまらない話