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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ウルトラマンがいっぱい

2007年05月12日 19時55分19秒 | Weblog
今日は朝からカラッとした天気で、一週間ぶりのサッカー練習
担当の1.2年生はほぼ全員出席
アップが終わって給水タイムに聞いてみた
「コーチは練習が終わった後、身体のどこかが痛くなるけど
 それがどこかわかるかな?」
間髪おかず
「脚」
「背中」
「肩」
の答え
「はずれ!」
「わかった、腰」
「んーん、それもちょこっとありかな、
でも、もっと痛くなる所があるんだけど」
「えーと、えーと、首」
「脚」
「口」
「うーん、近い、惜しい」
「わかった、喉」
「大正解!よーく聞いて。
 練習が終わった後いろんなとこが痛くなるけど一番痛くなるのは、喉。
 なんでかって言うと、君たちがサボったり、けんかしたり、言う事聞かなかったりで
 コーチは大声をいつも出さなくちゃならなくて
 それで喉が痛くなってしまうんだよ。
 頼むからずーっと、とは言わないから大声で怒らせないでほしいな」
  しかし、そうは言ったもののそう上手くはいかない事は当然の事
  それからも、やっぱり喧嘩があったし
 ゲームに夢中になって言い争いがあちこちであった。

それにしても、この学年はウルトラマンがいっぱいだ。
「ーー君はウルトラマンだね」
すると
「ウルトラマンって?」
「そうウルトラマンって3分しか活躍できないから
 同じようにちょこっとしか活躍できないのはウルトラマン
 だからここにはウルトラマンがいっぱいいるね!」
へこたれない子供たちは、自分がウルトラマンと言われた事に
喜んでしまっている。

ま、今のうちはいいか!
今までもウルトラマンはずーっといたし、
そのうちサッカーに夢中になってウルトラマンは卒業するから!
彼らの時間の経過は自分らとは全然違って
もっとゆっくりしているのだろう
ウルトラマンを作らないようにするのがこちらの腕の見せ所かな

それにしても、やっぱり喉の痛くなった一日だった


コメント
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