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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ザッケローニ監督は間違ったか?そして、応用力不足

2014年06月21日 09時48分23秒 | サッカー
第1戦、コートジボワールの逆転負け
勝つしかないギリシア戦は数的優位を生かせず引き分け
冴えない日本代表のパフォーマンス
誰かが責任を負わなくてはならないが
それは直接プレーするわけではないが
監督であるザッケローニに集中砲火があっても仕方ない

勝てば褒め称えられ、負ければ作戦が悪いとか
交代のタイミングが悪いとか非難轟々
それが監督の仕事、立場なのだからそれは仕方のないこと

ところで少し振り返ってみると
第1戦のスタメン
ワントップは大迫
真ん中は定番どおり
ボランチは山口と長谷部
長友、森重、吉田、内田
そしてキーパー川島は妥当な選び方

フィジカル、スピードに長けたコートジボワールに対して
いつものように左サイドから高い位置で攻撃できれば
コートジボワールの右サイドは攻撃回数が減るはず
積極的な守備というわけだ
ワントップも柿谷ではなく体格の良い大迫を選んだのも
対戦相手を見れば間違いではない

山口と長谷部も最初から遠藤では守備力、走力に不安があるので
これもまた妥当
バックスも今期低パフォーマンスの今野より森重を選んだのも
理解できる

しかし、これらは全てうまく行った場合でのこと
いつものパフォーマンスをしてくれた上でのこと
そしてそれが上手くはまった場合でのこと
しかし勝負は生き物
相手は弱点をついてくるし、スカウティングもきっちりしてくる
つまり日本の左サイドが攻撃の中心ならば
そのサイドからの攻撃を増やして日本の力を削いでしまう作戦を
取ることになった

そこに各人の体調、メンタルの不安要素が追加されてしまった
いつもの香川のパフォーマンスはなかったし
岡崎もひたむきに走るがどうも最後のところでいつものキレがない

となるとゲームプランは崩れてしまった
前提となる良いパフォーマンスができていないから
打つ手は後手後手となってしまう

確かに、第1戦はみんなよくなかった
慎重になりすぎだったかも
それが何故か?
はたして監督に責任があったか?

第2戦のギリシア戦
香川の代わりに大久保
森重の代わりに今野
これは変なスタメンではなくギリシアを想定し
第1戦の反省を踏まえたフォーメーション
つまり左サイドをつかれることが多かったので
走力、守備力もある大久保を使って
ワントップは引いてスペースのないギリシアには
一瞬の隙を狙う柿谷より大迫のボールの収まりを優先したのだろう

ということで、予想ではうまくいくはずだった
いつものパフォーマンスをしてくれれば

しかし、そうはならない
そうはさせてくれないのが相手のある勝負事

以前から心配したが大久保と岡崎を併用すると
上手くいかない気がしていたが
大久保の存在感が岡崎のプレーを消していたのでは

つまり大久保はいい意味でシュートの意識が高い
持てば多少の距離からも打っていく
だから大久保が入った攻撃はダイナミックに見えても
日本が今までしてきた攻撃とは違う
そして前目の選手がテクニカルな選手より
フィジカル的な要素を優先したため
細かな攻撃はできなくなった

ギリシアも勝たねば次に進んで行けないから
必死で攻めてくると思ったが
チームカラーは変わらず大久保の守備能力よりは
攻撃能力の方ばかりが目立つことになった
となると組み合わせでの攻撃が出にくくなる
岡崎が走る時にシュートを打ってしまったり
もうワンテンポ崩すアイデアを出す前に結果を出してしまっている
ここの良し悪しの判断は難しい
シュートは打たねば得点できないが
勢い、感情のままに(本能のままに)撃つのは
一見派手ぽくていいが実は日本らしくないのかもしれない

繊細なパスによる崩し
これをするならスペースがなくても
スキルフルな選手を選んだほうが良かったかもしれない
つまり香川に最初からチャンスを与えるとか
足元の上手い交わすことに長けた柿谷も香川、本田、長友とは合わせやすかったかもしれない

だが全ては結果論
想定したイメージは悪くなかったが
結果が伴わない

そんな時は、どうするか
結局日本人の悪いところが(良い所と裏表)
出てしまった
真面目すぎる、言われたことしかしない
シュートを撃たねばと言われると、とにかく撃つ

しかし、試合なんて生き物で
上手くいかないことのほうが多いはず
そこで如何に対応するかが本当の実力

ここでの能力が欠けている
気持ちは熱く、頭は冷静に、、
この気持のコントロールと具体的な対応のアイデア不足
このあたりが結果に結び付けないところかな

さて残り一試合
ここまで来たら鉄板のスタメンで行ってほしい
つまり

      柿谷

香川    本田    岡崎


   遠藤    長谷部

長友 今野   吉田   内田

      川島

原点復帰でこれでいく
途中で遠藤から山口か青山
柿谷から大久保
岡崎から清武

つまりひ弱でもパスのうまい選手を使っていく
フィジカル勝負は外国人相手には正直難しいので
うまくいくことを想定して
パスとアジリティを活かした攻撃をする
つまりはこれが日本の攻撃パターンだったはず

攻撃も守りもいいように
これは今の日本の実力では無理
ならば当初掲げたように攻撃一辺倒でやるべきでは

しかし選手を選ぶのは監督
その監督の意図を考えながら
選手は自主的にどんなプレーが出来るかが
本当の勝負

上手くいかないのは当たり前
相手は上手く生かせないようにしているのだから

日本はサッカーを愛し過ぎている
勝負に勝つための方法、メンタリティに欠けている
と評したのはどこかの国の選手
たしかにそうかもしれない
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立て直し方

2014年06月17日 20時59分29秒 | サッカー
スペイン、ウルグアイ、イングランド、ポルトガル、そして日本
(他にもあるけどとりあえず)
これらはワールドカップ初戦に負けた国
リーグ突破の確率はぐんと低くなったが注目したいのは
2戦目以降の戦い方

諦めた戦いか、
気持ちと戦い方のバランスはどうか
冷静でいられるか、、、
この視点で見るのは案外面白いかもしれない
割合国民性が出るかもしれない

ところでスペインの主将カシージャスは試合後
みんなの前で自分のミスを謝ったという
プロのプライドの高い選手たちの中では
なかなかできることではない
しかし、これがそのまま結果に結びつくかは分からない
それでも彼はこの話だけでも主将に値するし
大した人物だと思う

スペインもポルトガルも運に逃げられたような敗戦だった
会場も全く同じだったらしい

それにしても今回は逆転のゲームが多い
ブラジル、オランダ、コスタリカ、コートジボワール、スイス
ここまで多いと今までの常識は通じないのかも知れない
追いかける方の目的はひとつ同点、逆転
この方が目標設定がしやすいのかもしれない
そして気持ちも入りやすいというのもあるかも知れない

サッカーは得点は難しいゲームだが
今はもしかしたら守備能力よりも攻撃能力のほうが
優っているのかもしれない
それは気候のせいもあるかもしれないが

いずれにしてもどうやってたて直すか
これは見ものだ
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コートジボワール戦感想

2014年06月15日 20時51分00秒 | サッカー
日本1-2コートジボワール

先ほど再放送の日本対コートジボワールの戦いを見た
ライブの時とは印象が違って見える
やっぱり前への推進力がないのは
このクラスの相手と対戦するといつも感じること

さてスタメンの
       大迫

香川     本田     岡崎


   長谷部    山口

長友 吉田   森重    内田

      川島

これは、想像の範囲内
選手のポテンシャル(いい時のイメージ)を前提とすれば
妥当な選択だと思う
しかし、ゲームは相手のあること
相手によって、また個人の調子の良し悪しによって
随分予定と違ってくることがある

大いに外れは香川かもしれない
今日の彼は戦犯扱いされても仕方ないかもしれない

大迫はやっぱり予想通り(悪い方の)だった
大きな相手を背負ってポストプレーをすると言っても
経験以上の強さとスピードを持った相手には
まだ少ししんどいといったところか
結果的にはポストプレーでも相手をだますプレーをする
柿谷のほうが良かったかもしれない
もっともこれは結果論
柿谷はいつも消えることが多いので同じことの可能性もあるが

岡崎が献身的だったが今ひとつ調子が上がらない
右のハーフのような技術的なことを要求すると
まだ少しプレーが雑
といってワントップでも裏は狙えるが連携の技術がそれほど繊細でないので
2列目からの走り込みのこのポジションが適切
しかし、悪い時の献身的なだけになってしまった

二人のボランチはあんなものかな
山口はもう少し経験を積ませてあげたい感じ

内田は今日は良かった
いつも期待はずれが多いが今日は選手の中で唯一
良いパフォーマンスの選手だった
しかし最初のクロスの不正確さはいただけない

二人のセンターバック
日本はFWとCBが育たないと言われるが
今日もその欠点がモロに出た感じか

スタメンは試合をイメージして選ぶわけだが
そのイメージ通りにできなかったのは
相手の攻撃が強力だったせいか
それとも想像以上の身体能力の凄さのせいか
つまりは相手に合わせてしまったということ

ライブ放送の前にイングランド対イタリアを見た
これが凄かった
イタリアのなんという落ち着き
4年に一度のワールドカップなんて気負いは全然感じられない
こういうゲーム運びをしようと言うプランに従って
繊細に時に激しく戦っていく
正直なところ日本がこのレベルになるには
まだまだ時間がかかるに違いない
と思わざるを得なかった

香川の良さは結局自分で打破できる力ではなく
キープ力のある選手が左右にいると
狭いところにキュキュっと入って絶妙なトラップで
シューとすること
左で勝負してとかカットインはまだまだ迫力不足
といってトップ下はまだ本田ほど信用出来ない
(ボールロストが多そうで)

それにしても日本の選手の問題はフィジカル
これは残念ながら避けて通れない問題
メキシコが同じくらいの体格で戦えるのだから
もう少し練習の仕方、体の鍛え方、体の使い方を工夫すれば
なんとかなるのでは、、
バルサのシャビ、イニエスタ、メッシも大きくないし、、
彼らは特別と言ってしまえばそれでおしまい
長友がなんとかセリエAで戦えているように
良い経験でカバーできるものもあるはず

ところでもう一つ感じること
それはスプリント力
スタミナではなく前にボールを運ぶ力
必ずしもドリブルである必要はないが
それでもドリブルでボールを運べると大きい

一時期の本田
プレッシャーのない時の香川
長友、長谷部くらいしか前にボールを運ぶ人がいない
遠藤はパス志向
内田はドリブルでないランの方が良い

ワントップの大迫もドリブルで抜いていく感じはしない
柿谷は走ると案外早そう
だが自分の生きる方法がまだ見使っていない感じ

ということで試合全体というより個人的なことになったが
今日の負けは実は不思議なことにそんなに悔しくなかった

それよりまだまだ経験すること、身につけなきゃいけないことがあるぞ
とサッカーの神様が教えてくれたようで
むしろ良かったのかもしれないとも思う

これから精神的にも連携の面でも体力面も立て直せるか
これを体験することは状況は同じでも
以前とは違った次元の体験となっているはず
こうして一歩ずつしか進めないのがサッカーの世界
みんな痛い目をして成長するのだ
痛い目に会えるのはある面良いこと

しかしにわか人気はダウンするかもしれない
それも又良し
本当のサポーターが育てていかなくては
ブラジルが国民全体でマナカナナンの悲劇を体験したように
日本がドーハの悲劇を経験したように
またひとつ大きくなるための課題を与えられたと考えるべき

10年計画くらいで考えるのはのんびりしすぎか

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オランダ対スペイン戦

2014年06月14日 09時13分06秒 | サッカー
オランダ5-1スペイン

負けるには理由があるというが
このスペインの大敗の原因は何だったのだろう
前半PKで失点したもののオランダはほぼゲームプラン通り
おまけに終了間際のファン・ペルシーのスーパーゴールで同点に
これで流れが変わった
天候もその後の試合展開を予想させるように強い雨が

ロッペンの抜けだしてのいいトラップからのシュート
バイエルンでも見かけた様なシーン
3点目はカシージャスがミスかな
西村さんならキーパーチャージを採っていたかもしれないが
あのレベルではあのくらいは当たり前か

4点目、5点目はおまけのようなもの
カシージャスの虚ろな目
なにをやっても上手くいかない日があるが
この日のスペインはまさのその典型

しかし、原因を考えてみると
スペインのサッカーはイコール バルサスタイル
問題はこのスタイルにいろんなところが慣れてきたこと
どうすれば守りきれるか
チャンピオンズリーグでその効果的な方法は確立されつつある
(昨年はバルサはバイエルンに大敗)
おまけにスペインにはメッシがいないし
主力もそろそろ賞味期限を終えつつある
(イニエスタは良かったが)

こう思うとサッカーは進歩しているのかもしれない
バルサのスタイルも成熟期も終了したのかもしれない

さてこれでオランダが一気に株を上げて
良い成績の候補になるかといえば
果たしてどうか?

スタートが良すぎたのは気になるところ
このまま行けるか
それともこれだけの運の反動がどこかで出るか

それにしてもスペインはこれで予選突破が厳しくなってきた
前回は肝心なところでも強かったが
どうやら肝心なところで弱い以前の無敵艦隊に戻ってしまったのかも

サッカーの世界で4年間そのレベル、地位を保つのはいかに難しいことか

Bグループのもう一試合
チリ対オーストラリア(チリ3-1オーストラリア)
アジアの仲間としてオーストラリアを応援したが
残念、よく頑張ったが勝つまでの実力はなかった
空中戦は強いが足元の技術は少し雑だった
(クロスとフィジカルを活かしたボールキープはいいが)

さて明日は日本
しっかり戦えるか?

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ワールドカップ開幕戦 ブラジル対クロアチア

2014年06月13日 20時14分34秒 | サッカー
ブラジル3-1クロアチア

点数差ほどの違いはなかったというのが印象
むしろクロアチアの戦いぶりはブラジルのそれより
現実的でカウンターの迫力は素晴らしかった

最初がブラジルのオウンゴールで始まったが
ネイマールの同点ゴール
入ってしまったゴールのように見えたが
こういう試合でちゃんと入れるのは持ってるだけでなく
実力の裏付けがあってのこと
大したもんだ

この試合注目の一つに日本人審判団があった
割合ハラハラしながら見ていた
出来るだけややこしい判断の状況がないように願ったが
残念、その場面は発生してしまった
エリア内でのファール、クロアチアの選手がフレッジを倒してPK
確かに少し手がかかっていたようだけど倒れるほどじゃない
ように見える
あれはちょっと文句が出ても仕方ないかな

その後のキーパーチャージはそれほど問題になるジャッジじゃないが
あのPKは  ほんと残念なジャッジだったと思うのが自分の判断

さてロスタイムのオスカルのシュートは
GKのタイミングのとりにくいトーキック
コースが安定しないキックだがゴールに、、
この試合のMVPぽい活躍はネイマールよりオスカル
神様のご褒美のような得点だった

それにしても、ワールドカップはボールを用いたパスゲーム
なんてヤワなもんじゃない
大の男の戦い
気持ち、意地、闘争心、そうしたものが表に出る戦い
うまい選手より戦える選手でないと機能しない
もちろん気持ちだけが空回りしてはダメだ
高度に気持ちと技術が入り混じることの出来る選手だけが
活躍できるだろう

もっともこうした気持ちの持って行き方も経験かも知れないが

それにしてもクロアチア、良いチームだったな
予選リーグで消えるのは惜しいかも
(メキシコ、カメルーンを見てないので早まった判断かも知れないが)
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伸びる選手の見分け方

2014年06月12日 20時16分05秒 | サッカー
サッカー、小学生の時点で、あるいはもう少し大きくなって
中学、高校の時点でその選手が将来どのくらいの選手になるのか
分かる人がいるのだろうか?

スカウトと言われる人がいるとしたら
彼らは何を見て判断するのだろうか?

たくさんの例を見れば見るほど、つまり経験を積めば積むほど
選手の見分け方は正確になっていくかもしれない
しかし、ポイントはなんだろう?

昔、少年サッカーのコーチをしていた時にも
才能にあふれる様に感じた選手がいた
少年サッカーの場合、体力差がモノを言うことが多く
大きく力強いだけで上手く感じてしまいそうなのだが
大きくて強いのは本人のせいじゃないし
無理やり評価を割り引くこともない

しかし、一番期待した選手は
体もあったけれど何よりも発想がちょっと変わっていた
そんなに動きまわるほうじゃない
しかしタッチは柔らかいしその気になればスーパーなところもあった
何よりも残念なのは彼がその才能に気づいていないのではないか
と思ったこと

しかし、自分で気づくかどうかなんて
大した問題では無いのかもしれない
自分を信じて、負けず嫌いでずっと努力を続けられる性格
それを持った人だけが伸びる人なのかもしれない

とはいうものの、実際そのタッチやひらめきに富んだプレーを見ると
なんとかもっと成長させてみたいと思うのは事実

小学生の時点で、まず目立つ選手はとにかくボールによく触る子
運動量も多くてアシストもする
しかしそういう選手は何故か点が取れない
惜しい!とかキーパーに取られてしまったり
弾かれたりするシュートがやたらと多い

日本人の好きなタイプの選手はこの手
しかしこの視点だけで将来を判断していいものだろうか

心配することはない
小学校でももっと上のレベルのところでは
ちゃんと見る人が見てるから
そこだけ見るわけじゃない
ともいわれそうだが
洗練されたトレーニング、練習、育成をするとことは
一歩間違うと選手の持っている野生を削いでしまいそう
つまりうまい選手ばかりそだてて
怖い選手はれない育てられない

うまい選手、怖い選手
本当に伸びるのはどういう選手なのだろうか

今話題にしているのは前目のポジションのことを話題にしてるが
小学生の時点から後ろの専門みたいな人は将来伸びるのだろうか?

今は少年サッカーから離れてしまったが
ちょっと気になったこと気まぐれに取り上げてみた

それにしても、将来性を見るコツ
一体なんだろう?
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初志貫徹、攻撃的に行きましょう

2014年06月10日 20時59分12秒 | サッカー
今回のメンバーは攻撃重視
高い位置を保って、繊細なパスと連動性を活かし
守りはコンパクトな位置取りを活用し
第一DFが素早くプレスにトライし
パスミスを誘う

あれっ、これってスペイン(バルサ)みたい
つまり、上手く行けばスペインみたいになるはず
しかし残念ながら個の部分がだいぶポテンシャルに差がある

でも、そんなことはわかっている
上手くいかない可能性が高いこともわかっている
しかし、挑戦してほしい
重心を低くして守っても日本人は守りきれないし
最近のサッカーは守り切るのは難しいといえるほど
攻撃の能力も上がっている

ならば、目一杯ガチで戦ってほしい
そのほうが次に何をすべきかが見えてくる
結果が大事なワールドカップだが
南アフリカのパラグアイ戦を踏襲しただけでは進歩がない

あれもこれも望むことはできない
今回は攻撃でいく
結果がどうであろうと、博打的であろうと
一回はやって欲しかった方向性

それはなでしこだってそうだった
でかい体格のチームに向かって細かなパスを繋ぐ攻撃は
想像以上にできていた

サッカーがフィジカルが全てならば
日本は永遠にトップグループにはなれない
もちろん最低限のフィジカルや体の有効な使い方はあるだろうが
問題解決の方法として日本独自の試みとして何かを試すのはいいことだ

さてコートジボワール戦の先発

         柿谷

香川       本田     岡崎

   山口       長谷部

長友   森重   吉田    酒井宏

         川島


このメンバーで一番違いそうなのがワントップ
柿谷ではなく大迫かも知れない
イメージ的にはそのほうが無難な感じ
しかし、イメージ通りで終わってしまいそうな気がしてならない
柿谷は消えている時間が多い
しかし、彼はいつもあんな感じ
いつも顔を出して頑張れるタイプじゃない
しかし、消えている分だけスタミナ温存で肝心なことだけをする
そんな感じ

大久保は岡崎と被るから併用はないと思う
出るとしたら途中から

ボランチは山口をベースに縦へボールを運べる長谷部を
体調がいいなら組み合わせてみたい
後半から長谷部から遠藤

DFは定番なら今野、吉田だが最近の今野はアジリティに不安
経験不足でも森重と吉田の将来性に賭けたい
長友はいいとしても内田はどうも代表の試合では
いいと思ったことが少ない

失点に絡んだオランダ戦たザンビア戦、オウンゴールなど
いいイメージがない
そして攻撃もクロスは相手にひっかる事が多い
細かなパス交換もDFの技術でMFやFWのレベルまではいっていない
ポカは多いかもしれないが酒井宏樹の方がでかい割には
足元も上手いしクロスも簡単に相手にぶつけない

しかし、ザッケローニ監督が一番選手を近くで見ているし
性格、相性も理解できるだろうし
対戦相手とのゲームプランもあるだろうから
ここは彼にお任せするしかない

それを思うと大久保の連呼の我が国のサッカーに関する
報道はいつまでたっても素人相手の芸能ネタ報道に似ている

選手を見る目
監督の思い、イメージするものを想像する力
そうしたものを育てていくことが日本のサッカーの
さらなる進歩につながると思うのだが
いつまでたってもメディアは大騒ぎするだけ

もう少しまともな映像メディアはないものか
専門誌はまずまずだが、商業的なスターシステムに加担する傾向も
見えるので少し割り引いて読まなければならないことも多い


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ザンビア戦

2014年06月07日 21時02分03秒 | サッカー
日本4-3ザンビア
得点 本田、香川、本田、大久保

劇的な結果ではあったが緻密な試合ではなかった
何よりも良かったのはザンビアが良いチームだったこと
前半のスタミナがある時間帯は全然攻めることができなかった
PKはラッキーだったの一言

相変わらず無駄な失点が多い
確かに守備は安定していないが
これはある面攻撃的にいく姿勢の裏返し
失点はある程度しかたない
それよりも点を取るというところを見せてほしい
難しいと思うが南アフリカのパラグアイ戦みたいな
得点の匂いがしないのは
もう勘弁したい

ザンビア、いやアフリカ選手の身体能力は
体で感じるしかない
間合い、リーチ、スピード、それらは国内のリーグでは
体験できないもの
とれたと思っても取れないし
パスが通ったと思っても引っかかる
脚がとんでもないところから伸びてくる
これらは、見るのと対戦するのとは大違い
この意味ではコートジボワール戦のまえに
経験出来てよかった

時々思うのだが、良い選手のパスは相手に引っかからない
相手に当てない
長友もあまり相手に当たることは少ない
しかし内田は必ずと言っていいほど当たってる
まだ酒井のほうが当てることは少ない
本田も最近は引っかかることが多いが
基本的には細かなパスが通るタイプ
これは柿谷も通る
本田も柿谷も振りが小さいというか
タイミングが取りにくいのかもしれない

吉田は時々ポカをするけれど
集中が続けばいい選手
もっとも彼が最後で止める状況になるのはまずい
かれはカバーリング、読みで守るタイプ
その力を発揮させる相棒が必要

この試合はよく点が入った
と言っても良かったのは3点目
アシストが森重というところが意外すぎるが、、
決勝点の大久保は必然というより出会い頭的?
シュートは打たなきゃ入らない
それが入ったと言う感じ
もっとも以前とは違って随分枠に飛ぶようになっているけれど


さてこの試合から判断して
ワールドカップ初戦のスタメンの予想
GKは西川でなくて川島
西川は運がなさすぎる
これはどうしようもない

右は自分は内田ではなく酒井宏樹
吉田、森重、長友のDF陣

ボランチは山口、青山(途中から遠藤)
左香川、真ん中本田、右岡崎
そしてトップは、、、
これが難しい、大迫の安定感か、ひらめきの柿谷か
大久保と岡崎の併用はどうもプレーが被りそうな気がしてならないので
大久保は後半からの出場

交代はボランチが一人
FWで一人
あとは状況で

長谷部、内田は結局回復状況はイマイチだった
ということなのだろうか

それにしても劇的なゴールだけに日本は
大久保、大久保の連呼だろう
勢いを付ける必要は確かにある
だがまだ早すぎる

大事な大会で一生の運命を決めるような
幸運の女神をつかむのは一体誰なのだろうか
それがずっと幸せかどうかは分からないが
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コスタリカ戦

2014年06月04日 19時58分32秒 | サッカー
日本3-1コスタリカ
ライブの放送は朝の9時45分から
とても仕事のある人が見られる時間じゃない
が、やはり夜中に再放送があった
今日は休みなので安心してチェックしたのだが、、、

やっぱり報道とは違った印象を受ける
本田は全然冴えなかったと言うトーンの報道だが
良くはないが本来の姿と比べるとイマイチで
普通にはできている感じ

香川はやる気が全面に出ていて縦のスピードがあった
山口は運動量があって細かなパスも上手くて貴重な戦力になっている
青山もまずまず

今野は少し遅れ気味になってる部分があって
いつもの場所とは違うことでかわいそうだったか

失点の場面は右サイドをあんなにしっかり破られてはダメでしょう

大迫は残念だった
そこそこのプレーだったがちょっと運が無い
反対に少しの時間だった柿谷はアシストと得点でツイている感じ
これは単なる偶然か、それともセンスのせいか

確かに細かいところのとっさの技術は柿谷はピカイチかもしれない
パスは受け手が次のプレーがしやすそう
これは小野とか本田とか柔らかいパスの出し手の特徴

内田は正直良くわからない
ただずっと同じメンバーでの熟成があるので本番では万全であればいいのだが

日本のメディアは柿谷のあとは大久保で大騒ぎ
メディアとはそういうものだと言ってしまえばそれまでだが
何とかならないものか

香川、本田との相性がトップの必要条件のように言われるが
案外岡崎との相性がバカできないのではないか
大久保がワントップで岡崎で使われるとプレーが被りそうな気がする
その点柿谷と岡崎のほうが結果が出ている

大迫ならどうか?
目に見える結果は出ていないがどうなんだろう?

あれこれ文句をいうのもあと少し
日本がワールドカップに出場する幸せを
今の若者は当たり前のように思っているかもしれないが
今度は勇気ある戦いを見せてほしいものだ

今回は攻撃重視でたとえ玉砕しても
試す価値はあると思いたいが
結果が全てのにわかファン(それも大事だが)は
負けが込むと許してくれないだろうな
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4年に一回の残酷さ

2014年06月01日 20時01分41秒 | サッカー
イタリアのモントリーヴォが骨折で
ワールドカップ出場は無理らしい
との最新情報

コンディションが良くない選手が
大事なこの時期になって随分いる
スアレス、クリスティアノ・ロナルド、ファルカオ、
果たして間に合うか?

よその国どころじゃない
日本だって、内田、吉田、長谷部はホントに間に合ったのか

ワールドカップは4年に一度
その大会にピークがある選手もいれば
それまで散々引っ張ってきたにもかかわらず
どうしても縁がないと言うしかない選手もいる
(KAZU、中村俊、高原がそうだった)

これはもうどうしようもない
神様の気まぐれと思うしかない

もっとも、それでも時間は過ぎて行くわけで
ワールドカップに活躍できないからといって
死んでしまうわけでもない

しかし、どうせならサッカーをするものの晴れ舞台
ワールドカップで活躍させたい
思う存分大好きなサッカーをご褒美として
滅多にできない経験も含めて楽しませてあげたい
と思うのは、その選手のことを知れば知るほど思うこと

それにしても4年間と言う時間の長さ
香川はワールドカップメンバーから外れてドルトムントで大活躍
それでマンUに移籍 初年度はまずまずだったが今年はイマイチ
こんなことがたった4年間に起きている

柿谷も似たようなもの
J2の徳島でうどんを食べてたのがセレッソに復帰
やっと技術に精神がついてきた感じ
しかし、今年はリズムを崩してる

本田も前回のワールドカップで突然現れたようなもの
その後の4年も彼らしいなかなか劇的なもの

4年は長い
サッカーの神様の気まぐれはアメリカ映画のような
予定調和には終わらない
残酷かもしれない、しかし、もしかしたらとてつもなく優しいかもしれない
いや、そうであってほしいものだ
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