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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

成熟と惰性

2014年08月12日 09時26分48秒 | サッカー
サッカーの世界では野球の様に一人の選手が一つのチームに
ずっと居続ける事は少ない
たまにMRチーム名のような存在がいるにはいるが
大概は数年でチームを変わってしまう
(日本ではチームを変わる事にまだ抵抗感のある人が多い)

旬の時期の短いサッカー選手はより条件のよいクラブに移籍する
という事もあるが、チームの方も選手を替えていく事には
なにがしかの意味があるのではないか

サッカーはチームプレー 
そのプレー自体が皆共通の認識の基に半ば自動的になされると
成熟したチームと言われる
確かに成熟したチームは強い あうんの呼吸でいろんなプレーが連続する

しかし、この成熟も慣れてくると少しづつ弛みが生じる可能性がある
いつもこうだからこのくらいで、、、
その先の結果が読めるから、無駄な事はしない
そしてそのちょっとの横着さが徐々にチームのバランスを崩していく
また同じ仲間でプレーしているとは言っても選手は公平に歳をとる
歳をとるとスプリント系のプレーに少しづつズレが発生する
少し前までは何々できたのに、間に合ったのに、、、

一つのチームを強いままで継続させるのには絶えず刺激が必要
成熟以上の効果的な刺激が


どのチームも、あるシーズン上手くいったとしても必ずと言っていいほど
新しい力を、刺激を補充する
それは常に惰性を排除するためで
チーム内の緊張感を高める事にもつながる
(商業的な要素から補強を行うと失敗する)

そして新しい力はどんな組み合わせになるか?
その可能性をあれこれ想像する事は、プレシーズンの大いなる楽しみ

本当にサッカーは一歩間違えるとマンネリに陥りやすいスポーツ
成熟という言葉は上手くいっているとき
上手くいかなくなるとマンネリと言われる

ワザと不安な要素を残してチームづくりをする
これは案外現実的かもしれないと思ったりする
完璧な選手ばかりをそろえると一人一人がサボる可能性がある
だからどこか不安な要素を造れば皆がそこを気にして
より集中してプレーする様になる

もっとも不安要素と言っても随分高いレベルでの話だが

選手自体も慣れっこになった事を毎回続けるよりも
新しい事をする方が楽しいと思ったりする
だから自分自身のプレーのためにも移籍には積極的になる

と勝手に想像してみたが、実際のところはどうなんだろう?



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柿谷の初得点

2014年08月11日 20時24分31秒 | サッカー
スイスのバーゼル移籍後、途中からの出場2試合目で得点
なかなか良い得点だった

何よりも出会い頭の一発ではなくて
狙った(仕掛けた)形ワンツーで得点できた事が良かった
偶然ではない面が多いので、これからも点をとれそうな期待をもたせる

確かにすばしっこいプレーは
身体の大きくて重く、それだけに機敏な動きを苦手とする
ヨーロッパ系の選手には効果的かもしれない

最初のドリブルしかけ、タイムアップ寸前のイエローカードを
誘ったプレーも俊敏さが相手には捕まえにくくなっていた

スイスはレベルが高すぎないし、低すぎないかは
実際のところ分からない
チャンピオンズリーグで闘えばバーゼルがどのくらいのチームかは
分かるが、スイスリーグで当たるのは少しもの足りないかもしれない

しかし、案外柿谷にとっては良い選択だったかもしれない
と思うのは案外自由にできていそうだから
日本のチームよりも自分の特徴が出せているのではないか
U17の頃のサッカーが楽しくて仕方ないみたいな
のびのびとしたプレーがここではできるのではないか
とさえ思う

伸び伸びやった上での野生のようなもの
そして実戦で得た知恵とか役立つ技術
こうしたものが上手く行けば商業的にも電通が安心して
柿谷をプッシュできるだろう

自分が期待するのはとにかく柔らかなボール扱い
タイミングのとりにくいシュートとパス
そして真面目に走ると速い走力
これらは本当に魅力的だと思う

まだまだ香川の安定したミスお少ない献身的なプレート比較すると
荒削りだが伸びしろが年齢の割に高そうなので
期待したい
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FWが育たない日本

2014年08月11日 08時31分57秒 | サッカー
サッカーはバスケットの様に点がたくさん入るゲームではない
よく入ったところで両チームで5点どまりぐらい
全然入らずに0-0なんて事も珍しくない

その0-0がゲームとして面白くないか
と言えば必ずしもそうとは言えず、得点がやたらと入る
大味な試合よりも面白く感じる事がある

いずれにせよサッカーではそんなに点が入らない
そのサッカーでシーズンを通して19点(2試合に1点の割合)を
記録するような選手は、それがどんな入れ方、チーム状況であったとしても
やはり特殊な才能の持ち主と言わざるをえない

今降格争いに突入しているチームには
得点する才能を持った選手がいない
名古屋はケネディーが怪我で出遅れているし
玉田はムラがある、永井は良いところまで行っても最後でミスる

セレッソも南野は積極的だがフィニッシュの正確さに欠ける
杉本も肝心なところで雑

徳島はそもそもあるレベルの点取り屋がいない
大宮も似たようなもの

つまり、点を取れないチームは上位には行けない

負けなければ、失点しなければ良いかと言えばそうではない
引き分けは勝ち点1、引き分けの連続は降格につながる

点が取れないのはチームが悪いから
守備が悪くて攻める時間がないからという可能性もあるが
日本においてはそれよりもやはり選手の得点能力不足
と言えるのではないか

本当にこの国はFWが育たない国だ
釜本だけが素晴らしい数字を残しているが
今のサッカーで同じような得点数をあげられるかはおおいに疑問
しかし、傑出した選手であった事には間違いない

何故FWが育たないか
よく言われる様に国民性があるのかもしれない
多くの点取り屋がもつ奇妙な性格を日本社会はあまり受け入れない
言われた事を忠実に実行する選手、皆と力を合わせて闘う選手が
良い選手と評価される
とにかく頑張っている姿が美しいし、美徳とされる
(残業をしている姿を、良しとする社会と似ている)

しかし、もっとドライに考えれば評価は
その持ち分の仕事においてだけで測られても良いのではないか
FWなら得点数とか

話は変わって、小学生の低学年、初めてサッカーをする子たちのゲームは
非常に興味深い
容易に想像できる様に彼らはボールの周りにみんな集まる
どちらに攻めるかどうかも分からないで、とにかく目の前のボールを蹴る
あるとき一人が攻めるべき方向にドリブルをし始めたとする
だがそのドリブルを邪魔するのは相手側の選手ではなく
味方の選手で、自分がドリブルをしたいという強烈な思いに駆られて
味方のボールをとってしまう
味方が味方の邪魔をする
低学年ではしょっちゅう見られるシーン

しかし、この光景が一概に悪いとは言えない
低学年の子の頭はチンチンになって、それこそ夢中になって
(背も低いし視野が狭いので)ボール以外は何も見えない
しかし、そのチンチンになった心のなんと楽しい事
長くは続かないにしても子供の集中力は馬鹿にできない
ゲームが終わった後子供たちの心に残るのは
何かしら夢中になったという実感とその充実感

全部が全部ではないがこの子供たちに
まず守りをしようとする子は少ない
時に失点ばかりするので時に後ろで守りをしようと
発想する子もでてくるが、ほとんどが点を取りたい方に行く

その子供たちがいつの間にか、本能的な(?)点を取りたい
という欲望、熱を失って(失わされて)上手いけれど恐くない選手に
仕立て上げられる
そこの部分がFWを育成できない事につながっているのではないか

なら具体的にどうするか?

本当はこれを日本中で考えていかなくてはならないのではないか
JFAが育成の大きな目標としてFWを育てる
それはジュニア、ユースを含めての長期計画で

そのためには指導者は我慢が必要かもしれない
得点する能力のある選手はきっとどこか変わっているから
しかし、そう言った選手を育て上げる事ができたら
ホント楽しいと思えるのだが、、、
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ヨーロッパの日本人サッカー選手

2014年08月03日 19時41分10秒 | サッカー
ヨーロッパのリーグに多くの日本人が移籍する様になったサッカー
コンスタントに活躍できているのは、また期待できそうなのは
長友、内田、岡崎、川島といったところ
香川はまだ分からないし本田もまだ苦労しそう

清武、細貝、吉田、長谷部もやってみないと分からない
新人で活躍が期待されるのは大迫、原口、柿谷
多分そんなに当たり外れ無く最初さえ良ければ上手くいきそうなのは大迫
原口はまだムラがありそう

柿谷は第3戦目のトゥーン戦に後半32分から出場
しかしボールは全然来ない
触ったのは1回だけ?

まだ信頼関係ができていない所為もあるが
もう少し自分で何とかする姿勢は見せた方が良いかもしれない
ヨーロッパでは結果を出さないと評価されない
上手い選手よりも恐い選手にならないとあかんでしょう

ところで、ちょっと柿谷に期待するのは彼は走るのが実は速そうに見える事
瞬発力もありそうだし、これでアンダー17のころのようなドリブルをもっと使えば
本田が一気に伸びた時のようなことがあるかもしれない
とにかく速そうなのは魅力
しかしスタミナはなさそう

これから一年
長くはないサッカー選手の時間
いったいそれぞれがどんな時間を過ごすのだろう
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上手くいかない時

2014年08月02日 21時36分23秒 | サッカー
グランパス、エスパルス、セレッソ、今日も負け
徳島のJ1降格は決まったようなものだが
この3チームもかなり危ない

負けるには理由があるというが
この負の流れから抜け出すのは極めて難しい
悪くない試合をしているのにほんのちょっとしたアンラッキーで
負けてしまう

そんなことが続くとチームは徐々にバランスを崩していく
そしてどうしようもない世界に落ち込む

こんな時にはどうするか?
選手の力、監督の力、フロントの力、神頼み(?)
基本的には最初の2つだろうが、それでもなかなかうまく行かない

サッカーはタイムという時間がない
作戦を話せるのはハーフタイムしか無い
一つの試合の中で流れがあっちに行ったり
こっちに行ったりすることは多々ある

このこちらに流れが来ない時どうするか
経験からすれば、それは粘り強く耐えるしか無い
その粘りが、すべき事を愚直に実行していく気力がなくなった時
本当の崩壊が始まる

これが今回のチームの建て直しの方法にも言えるかもしれない
まじめにやり続けているチームには運が良ければ神様のプレゼントがあって
きっかけを掴むことができる
これって結局神頼みか(?)
もっとも、きっかけをきっかけと気づく力も必要だが

それにしても、ヨーロッパのように
上位、中間、下位のチームに分かれず
年によって成績にバラツキがあるのは何故なんだろう?

レッズも肝心なところで信用出来ないし
鹿島の一頃の強さがない
フロンターレは脆いところはあるし
サンフレチェはムラはないが勝ち切る力が無い

上手くいかない時
一年の中でもそんな時はあるものだ
それを上手くクリアしたチームだけが
良い成績や地獄から抜け出せる

しかし、その方法はやっぱり運任せ?
サッカーは難しい
サッカーの神様のさじ加減はあとで思えばそういうことか
と理解できるが、その時の当事者には理解し難い

ということで、負の流れの断ち切り方
と言う視点で下位のチームを見続けるのは興味深いかもしれない
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今更ながらのブラジル大敗の感想

2014年07月11日 11時10分26秒 | サッカー
サッカー大国、ブラジルはサッカー選手の輸出国でもある
ドイツ、フランス、ロシア、スペイン、イングランドのクラブにも
数多く所属している
当たり前の様に、ブラジル人は上手いとか少し違っている
と思っていたが、、、

ドイツ対ブラジルの戦いを見ると
戦術がどうのこうの言う前に選手のポテンシャルの違いが
ドイツの選手の方が上なのではないかと思ってしまった

もちろんドイツチームがバイエルンを中心に固めて
コンビネーションの問題が他の国のチームよりは
楽だっ他かもしれないが、それでもドイツの選手の
クオリティの高さは特筆もの

華麗なプレーというのではない
現実的に効果的なプレーを正確に
つまり、上手いとはこういう事を言うのだと
説明するような技術の確かさ

ところでブラジルはネイマール、ダビド・ルイス、チアゴ・シルバを
除けばそれほどの選手の集団ではない
マルセロ、ダニエル・アウベスもクラブチームで活躍していても
絶対的な存在という訳ではない

ここ数年のバロンドールはメッシとロナウドで占められているが
他の候補はイニエスタ、シャビ、リベリーでブラジル人はいない
ロナウド、ロナウジーニョ、カカ それ以来でてきていない

つまりブラジル人のスーパーな選手がいなくなったということ
そしてその選手層がもろ今回の結果に結びついているという事

この準決勝を見て思い出したのが
クラブワールドカップでのバルサとネイマールのいたサントスの試合
この試合もサントスはボコボコにされた
完敗だった
戦術も技術も

同じ事が今回も起きてしまっただけ
ヨーロッパのリーグにいるブラジル人はもはや
中堅ぐらいしか存在感が無い

フレッジもフッキも相手に守られた中で
シュートを決めるだけのセンスは無かった
フィジカル部分は良かったかもしれないが

言いたい事はブラジルはもうサッカー大国ではないのかもしれないということ
次々と新たな才能を生み出してはいないかもしれないということ

いまならまだアルゼンチンの方が生み出しているかもしれない
メッシ、アグエロ、イグアイン、ディマリア

これらは何故か
ブラジルの国内が豊かになるに従って
こうした傾向が高まるのだとしたら
サッカー好きには少し悲しい傾向

しかし高度な経済下でもドイツは
新しい才能を生み出し続けている
とすると豊かになった所為でというのは
当てはまらないことになる

ブラジルはどうやって立て直すのか
3位決定戦の事ではなく
今後の問題
これはかなり時間を要するかもしれない気がする
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準々決勝、ドイツ対フランス、ブラジル対コロンビア

2014年07月05日 10時42分16秒 | サッカー
結果的に二試合とも似たような展開になってしまった

ドイツは前半13分にDFのフンメルスがセットプレーから
ヘッドで得点

ブラジルはやはりDFのチアゴ・シウバがやはりセットプレーから
ヘッドの得点

こうしてDFの得点をした方が結局勝ちきって
ドイツとブラジルが勝ち残った
(ドイツ1-0フランス・ブラジル2-1コロンビア)

これは偶然ではなく、このレベルの試合になると
流れの中から勝負をつけるのが難しく
セットプレーがキーとなるという事なのだろうか

しかし、この2試合はスペクタルな試合と言うものではなかった
負ければ即敗退のトーナメントのせいでも無いだろうが
印象としては地味な感じの試合

もっとも、このような普段の試合っぽくなれば
ドイツ、ブラジルが有利かと思っていたが
案の定、この二チームは特に気負う訳でもなく
勝負にこだわっている感じ

ドイツは特に変わった事をしている訳ではないが
フィジカルをいかして、そして俊敏ではないが
正確なプレーを徹頭徹尾皆が行っている

実際、対戦相手とすればドイツに勝つまでには
越えなければならない山が沢山あり過ぎて
疲れそう

ブラジルは今までの出来ならコロンビアの方が有利かと思ったが
現実的な守備でコロンビアの勢いを出させなかった感じ

ボールが来た選手へのアプローチの厳しい事
ブラジル選手が相手の選手を倒すシーンが多かった
なるほど、戦いはこうして行われるのかと
日本には良いお手本になるかもしれない

それから気づいて事はブラジルは変にDFカら繋ごうとしないで
大きくクリアといった選択を度々していた事
まさに現実的な闘い方
押し込まれっぱなしになった時はサイドに大きく蹴り出す

これは繋ぐ技術の習得のためにむやみにクリアしないように
教えられたままの我が国の守り方には
ヒントとなるかもしれない

ところで、ネイマールは背骨にひび
チアゴ・シウバは累積警告で準決勝はでられず
この状況はかなり厳しい
フッキもフレッジも得点の匂いがしないし
なにかラッキーな選手がでないとヒタヒタと
真面目に取り組んでくるドイツには手を焼きそう

この準々決勝はサッカーというゲームというよりは
現実的な戦いの場であったような試合だった

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メッシよりも凄いアルゼンチンというチーム

2014年07月03日 19時51分33秒 | サッカー
その一瞬のために体力を温存していく
今回のワールドカップではそんなプレーぶりが目につくメッシ
確かに得点にからんで違いを作り出す男であることは
数字が示している

しかし、走らない
画面に映るのはダラダラと歩いている姿
近くで味方が必死に防御に回っていても
無関心の様

メッシの凄さは得点にからむプレーと言うより
このように自分の仕事以外に無頓着でいられること

日本人なら絶対にあのメッシの姿は許せないに違いない
もっと走れよ!
消えている時間が長過ぎる!
とか得点にからまなかったら批難轟々だろう

しかし、メッシにまして凄いのはアルゼンチンのチーム
そんな働かないメッシを良しとしている
戦術はメッシ
メッシが機能する様に全員で身体を張っている

それが当然の様にできて見えるのが
(本当は分からないが)
感心してしまった

天才は変人が多いと言われる
メッシはノーマルな感情を持った選手で例外と思ったが
味方の懸命な姿を見ても自分のペースを崩さないのは
やっぱり変人なのかもしれない

もっとも一瞬のチャンスを狙っているのは
それなりにストレスが溜まるかもしれないが、、

しかし、ほんと凄いな、歩くメッシ
それを支えるアルゼンチンと言うチーム
これで勝ち残っていくとしたら理不尽な様に思えるが
どうなんだろう、、
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そっくりなロドリゲスと柿谷のシュート

2014年06月29日 08時23分15秒 | サッカー
ウルグアイ対コロンビア戦 勝負を決めたロドリゲスのシュート



2年前日本でも似た様なシーンが見られた




日本対コロンビア戦


この吉田をかわしてロドリゲス余裕のループシュートは



このACL初戦の柿谷のシュートに似ている

発想自体は柿谷はワールドクラス、技術も
しかし如何せん身体が細い
どうやって身体を強くするか?

完全に強くする事はできなくても経験と知恵によって
ある程度はフィジカルを鍛える事はできる
問題は本人にその気があるか
ということ
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結局FIFAランキング通り

2014年06月25日 09時28分30秒 | サッカー
コロンビア4-1日本

日本中がガックリ、悔しい思いをしたであろうこの試合
だが結果だけでなく、全てがこの結果は順当なものと
教えてくれる神様がいるような気がする

確かに前の2試合よりは気持ちに闘志があふれていた
しかし、気持ちだけでは勝てないのも事実
日本の選手のプレイの選択肢は余裕が無いので
最初に決めたひとつしか無いがコロンビアの選手は
途中でプレイの変更ができる

3点目、4点目も切り返し
全速力で追っかけてくる相手を見越して
その勢いを利用するような切り返し(狙っていた)
そして落ち着いてゴールにパス

4点目の切り返しからのあの速さは素晴らしい
前半から飛ばしていた吉田にはとても
ついていく筋力は残っていなかった

日本中がガックリ来たと冒頭に挙げたが
自分はそれ程ではない
以前自分が少年サッカーのコーチをしていた所為で
試合の見方が、強くなるためには次に何をしたら良いか
を試合の中で見つけようとするから

つまり、リーグ戦での芳しくない戦いは
新たな問題点の発見ができてむしろ良かったと思う

悔しい思い
こうした悔しい思いを国民全体が経験として心の中に刻むべき
そして何を次に望むかの基準になれば良いと思う

サッカーは積み上げ
寄せ集めの日本代表でも積み上げのもとチームづくりが行われる
南アフリカでの戦い
守備的に行ったが点は取れず勝ちきるのは難しかった
(カメルーン・デンマーク戦は結果オーライだったが)
全32チームの中で最低の攻撃力とさえ評価された

それを踏まえての積み重ね
攻撃的に行く それが世界標準の強さかどうかは
実際には分からなかったが、それでも今回は攻撃的
できればポゼッションサッカーをするときめた

しかし勝負は相手のある事
自分たちが進歩する様に相手も進歩する
今度の戦いは攻撃的に行くと決めたものの
相手と自分たちの選手の調子もあって上手く回らなかった

そしてそれら以上に今回はフィジカルの重要性を
感じさせられる大会となった
日本なら笛が鳴る部分でもそのくらいは当たり前と
まさに戦いが行われていく

フィジカルは日本人は線が細く軽いので不利
そこで違う方法に逃げ道を探したのが今まで
数的有利とか、、、
しかし、サッカーの進歩はそれらを上回る
また一人の個の力は日本人をきりきり舞いさせた
やはり個で対応する能力の向上を図らない限り
今以上の進歩は無い

戦術、フィジカル、そして個の力
それらが一体となって今のサッカーは動いている

大事なのはどうやってもフィジカルの問題は
避けて通れないという事

ならばどうするか?
ヒントはメキシコ・チリなどの闘い方にあると思う
彼らもそんなに恵まれている訳じゃない
しかし重心の低い、身体同士のぶつかり合いにも容易に負けない
コツを掴んでいる
このコツを日本人は身につけるべきと思う

どうやって?
まずはJリーグでの試合でプレスもう少し厳しいものにする

才能有る選手はヨーロッパばかりでなく
実践的な技術が身に付く南米とか中米のリーグで
瞬時の判断力とか重心の低いたくましいプレーを身につける

それから、これは日本全体の問題として
サッカー協会が何年間の目標として
上に吹かさないシュートの徹底
始まりは小学生から、、、

そして守り方
ブロックを造って数的有利で守るのではなく
一対一に強い選手の育成
ボール奪取技術、身体の使い方の育成

スクールでは守りを教えるときむやみに飛び込まない
と教えるが、そうではなくてまずは飛び込んでボール奪取にトライして
そこで失敗したらどうすべきかを自分の判断で考える様にする
こうした過程が必要と思う

イタリアもチリもコロンビアもスペースを与えないのではなく
ボールを取りにいく守備をする
まずはそうした守備の能力をアップした上で
スペースを与えない方法も使うというのが本当の方法ではないか

敗戦はいろんな事を教えてくれる
悔しいのではなく、なすべき事の手がかりを与えてくれる
せっかくの機会、これを利用しない手は無い

ところでこのC組の最終結果は
あまり当てにならないといわれたFIFAのランキング通り
日本の上には40以上のチームがある
このレベルで大会に参加できたのはラッキーだった
といわれても仕方ない

さあ、この結果を忘れない様にして
次はどうするか、、、

大事なのは日本人の得意な忘れてしまう事
ではなくて忘れない事

それがサッカー協会でできるか
メディアは当てにならないので期待しない方が良い(?)
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