今日は快晴だった。
湖西線に乗って、安曇川へ向かう。
だいぶん前に約束した講演の約束を果たすのが目的だった。
和邇から北小松への琵琶湖は絶景だ。
見ていて心が躍る。
来てよかった。
私が好きな場所だ。
この美しい琵琶湖にも、生々しい話がある。
2007年に琵琶湖にも地方交付税が交付されることになった。
総額2億8300万円が面積によって各市町村に分配される。
最も大きな面積を占める高島市には、年間8000万円強の交付税が入る。
一方、275億トンの琵琶湖水は、日本の淡水の34%を占める。
容積から換算すると、日本の淡水の大きな部分が高島市に属している。
でも、誰も、増えた交付税がどこでどう使われているかを知らない。
私の感覚からすると、琵琶湖のために使ってほしいと思う。
それだけ大きな責任を背負っているのだから。