DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

どうする(95)

2015-03-23 17:13:21 | ButsuButsu


新幹線の中で、たった一つしかない席をご存知だろうか。

11号車11番C 席である。

最後尾の席でもないのに、後ろに座席のないユニークな席である。

私はこの席が気に入っており、空いていれば予約するようにしている。

特に夜遅く帰るときは、後ろの座席を気にすることなくリクライニングを倒せるので、爆睡するのに向いている。

新幹線「のぞみ」の数ある席の中で一番早く予約で埋まるのは、最後尾列の窓際AとEだ。

確認してみたらよいが、ほとんどの車両でこれらの席が予約済であることが多い。

また、昼間の席で早く埋まるのは、各車両のE席である。

理由はそう、富士山が見えるからである。

もちろん天候にもよるが、富士山が垣間見えるとなんだかその日はやる気が出てくる。

それ以外に、窓際の席では100Vの電源が取れることも要因のひとつだろう。

最近、京都-東京間を頻繁に往復するようになってから、何気なくこんなことを観察している。

新幹線は、台湾にも輸出されている。

台北と高雄を結ぶ、台湾高速鉄道だ。

数年前にIWAのワークショップに招聘されたときに一度だけ乗車した。

日本の新幹線と同じだが、なんだか御伽噺の国の電車のような気がするのはなぜだろうか。

なんだかシンプルな感じだ。

2014年には、湖北省武漢市と広東省広州市を結ぶ武広旅客専用線(中国版新幹線)に乗った。

これは2009年に開通し、最高速度 350 km/hで走行するCRH2型車両を利用している。

私の乗車区間は、武漢から荊州の間だ。

2011年の事故のことも少し気になったが、全体的には快適だった。

中国は自国製と言っているが、実際には日本の新幹線がベースとなっている。

わが国の新幹線は、10倍以上の安全率を基に運行されている。

1964年の開業以来、50年以上も無事故で走り続けていることに深い感銘を受ける。

すごい。