どうする(92) 2015-03-18 14:31:14 | ButsuButsu 今朝、新幹線で東京へ赴く。 途中、伊吹山を仰ぐ。 襟に巻いたような雲から顔を出す雪化粧は、珍しい。 藤原実方の短歌に かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを 『後拾遺集』 と歌われ、古事記や日本書紀にもその名が出てくる名山だが、 不思議と万葉集には歌われていない。 理由は分からないが、この日発見した艶かしい山容だ。