大丈夫か（３９）

自民党の石破幹事長は、本当はとてもよい人なのではないかと思ったりする。

きっと彼は、特定秘密保護法案に反対なのだろう。

立場上反対できないので、デモをテロと言ったのだ。

このことで、ひょっとしたらこの法案の審議が止まるかもしれない。

廃案にするための捨て身の戦略だろう。

そういう意味では、甘利大臣も同じくらいよい人なのだ。

TPP交渉でアメリカに押し切られそうなのか、入院してしまった。

よほど辛い交渉なのだろう。

特定農産物の関税を守りながらTPPへ参加することの無謀さに対する抗議なのかもしれない。

総理大臣が優秀すぎると、幹事長や大臣は大変だ。

政治には、逃げ道が必要だ。

ブレナイという愚直さだけではダメなようである。

大切なことは、味方を欺く捨て身の戦略だ。

と言うようなことを邪推したりする。

大丈夫か（３８）

どう表現したらよいのかわからないが、日本の政治家がこの程度だと思われるのはまずいのではないだろうか。

ぼろぼろとメッキがはがれている気がする。

特定秘密保護法案は、穴だらけでどうみてもまともな法案のようには思えない。

わが国の良識ある政治家はどうしてしまったのだろう。

気がついたら独裁になってしまった、というのはかつてドイツでもあった話だ。

さて、特定秘密保護法案の強行採決に反対し廃案を求める学者たちのアピールが流れてきた。

アピールへの賛同の受付は以下のサイトだ。

http://anti-secrecy-law.blogspot.jp/

役に立つかどうかは不明だが、このような取り組みも大切なのかもしれない。

さっそく私も一票を投じた。