日本陸水学会が大津市にある龍谷大学キャンパス2号館で始まった。
2013年9月10日(火)から9月13日(金)まで開催される。
今回が第78回大会というのだから歴史の長さが分かる。
市民公開のシンポジウムもあるそうだ。
福島第一原発の問題も議論される。
総理が国際公約したように、汚染水は完全にコントロールされているのだろうか。
官房長官はシルトフェンスで閉じ込めてあると言ったが、いったい誰が教えたのだろうか。
シルトフェンスというのは、文字通りシルト(粘土)を閉じ込めるもので、放射性物質は通過してしまう。
困ったことだ。
総理の公約の根拠も同じものだろうか。
世界中からブーイングだ。
3.11以来、日本にはまともなアドバイザーがいないようだ。
この問題は、一見、地下水問題のように見えるが、その実、陸水学の問題でもある。
つまり気象、水文、地下水、地学、化学、生物など複合的な問題だ。
それだけに多角的な対策を必要としている。