小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

GoToトラベル 宮古島編-4

2020-12-05 16:52:39 | 写真日記
GoToトラベル 宮古島編-4

2020-11-19

宮古島市総合博物館は植物園のすぐそば、といってもカーナビ通り走しったら、バカくさいえらい遠回りさせられました。  博物館の宮古島の自然の展示は皆興味ある物でしたが、 蝶に関してのみ載せます。 宮古島は蝶天国


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm アサギマダラ 

この宮古島のアサギマダラが東京の自然教育園までやってくるのでしょうか。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm オオゴマダラ
これはとんでもなく面白いモチーフだよ。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm ジャコウアゲハ


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm ベニモンアゲハ


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm シロオビアゲハ


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm 
アオスジアゲハの集団吸水。アサギマダラの集団越冬などの展示が続きます。宮古島は蝶天国。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm 
琉球陶器も撮影。

宮古島市総合博物館はなかなかいいですよ、○。次に宮古市伝統工芸センターを訪ねます。


宮古市伝統工芸センター(ネット)
ここはカーナビのコード番号表が間違っており、行き着くのにまたまた苦労しました。ポンコツ・カーナビには泣かされる。


スマホ

ここの展示の中心は、苧麻(チョマ)という植物から糸を績み、宮古上布という織物を作る伝統工芸です。この場所に広い工房があって実際作っているようです。宮古上布が宮古島のほぼ唯一の伝統工芸と見ました。このセンターの作りは、石垣島の八重山みんさー織工芸館を思いおこさせます。石垣島では家内がみんさー織の体験をしましたが、宮古上布の体験はここではやっていなくて、先に述べた体験工芸村でやっているそうです。


宮古上布(ネット)


ネット

沖縄には色々な伝統的織物があるようです。

宮古上布で作った財布だの帽子や着物、みなとっても高くて手が出ないので、以下のハンカチを1500円で買いました。天然藍で染めたものです。これは単に記念に買ったのでなく、陶芸のモチーフとして買ったのです。これは使えますよ! 頭の中である方法を思いつきました。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm
これで訪ねたところはお終いです。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm

これはホテルの売店に飾ってあった宮古島のガラス細工で、唯一参考になりそうな作品です。

以下、今回入手した貝を載せます。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm
これは買った貝です。左2つは体験工芸村で100円/個で買ったもの。右下は平良繁華街のお土産屋さんでかった50円の貝。右上は空港お土産屋さんで買った磨き貝で、2600円なんぼ、この色と紋様が重要な陶芸モチーフ。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm 裏側


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm 拾った貝


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm
拾ったサンゴのかけら


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm
拾った大きめのサンゴのかけら

とても気を付けたはずなのですが、東京の自宅まで、一匹のヤドカリがついてきてしまいました。小さな貝からたまらずひょこひょこ動き出す。飼うこともできないので、窓からほうりだす。下水に入って海まで流れることを祈るばかり。

宮古島のポイント
1、東急ホテル&リゾートは結構でした。推薦です。
タクシーの運転手さんは東急ホテル&リゾートが一番といっていました。さらに、シギラホテルはインバウンドがなくなって、従業員を大量解雇した為に、GoToトラベルで増えたお客に対応できずサービスの大幅ダウンで大変といっていました。東急ホテル&リゾートでもサービスが完璧というわけではありません、従業員のレベルもバラバラです。でも何故かいいホテルです。
2、ダイナミックな石垣島の海(離島を含めての話)と穏やかで利用しやすい宮古島の海とどちらがいいか? これは結論を出すのはむずかしい。石垣島は攻める海、宮古島は共存する海。しかし、宮古島の海は文句なく美しい。
3、宮古島は蝶の天国。蝶好きの方には気軽に楽しめる蝶天国です。これは旅行案内書には出ていない、今回の最も意味ある発見です。
4、伝統工芸、文化は沖縄本島>>石垣島>宮古島の順で、宮古島では伝統文化を見つけることは難しい。工芸の大半は本土からの外来品。石垣島もそうですが、宮古島はさらにその傾向が強い。アートという観点からは宮古島にはアートは殆ど見つからない。極端に言えば、宮古島は海と砂糖キビ畑だけの島。
5、インバウンドが壊滅して、宮古島観光は壊滅。しかし昔に戻っただけ。外来のビジネスはイライラの極致だが、本来の宮古は淡々と時が流れる。
6、一つ重要なことをいいわすれました。宮古島、沖縄離島の対中国感覚は本土の100倍以上です。タクシン―の運転手さんも尖閣に中国が侵入すれば、次は我々が狙われる。国がちゃんと対応してくれと極めてマジに言っていました。中国のワクチンなぞ絶対に打てないと。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm
宮古島空港のレストランで沖縄料理の昼食を食す。

いかがでしたか、GoToトラベルは。これから仕入れた陶芸モチーフと格闘です。

今日、東京から高齢者の(GoTo)トラベルは控えてくださいとの要請がありました。
次に、GoToトラベルを2回経験した結果を踏まえて、ここのところの新型コロナ対策について考察してみましょう。

当方はこのブログで新型コロナ対策をシリーズで書いています。このシリーズで書いてもいいのですが、GoToトラベルでの実感を込めて、この項で書いてみましょう。




新型コロナ感染とその対策状況は上図で表せます。
1、皆さんの努力(マスク、手洗い、3密回避、小声で離す等々)は防波堤として表現しています。これを高めるよう、菅総理、小池知事、ワイドショウ等々が盛んにおっしゃいますが、その通りでこの堤防は高ければ高い方がいい。しかし、一般の方はこれ以上やりようがないと言わざるをえません。
2、しかし、社会活動において、どうしても一定の割合でこの努力を怠る場面が出てきます。今度の旅行でも、居酒屋では密です。飛行機内で大声ではしゃぐ若い方は初めから終わりまではしゃぎ続けていました。飛行機を降りるときに座席ブロックごとに順に荷物入れから荷物を出すようにと指示があったのに、大半の方は言うことをききません。前のブロックが荷物を出し始めると、次のブロックの方はつられて荷物を出し始め、それが波及してゆきます。モーニングショウやヒルオビを見ているのは年寄りか主婦だけですから、大半の方はニュースなどまともに見ていません。大半の方は周りを見て行動する。同調圧力でマスクをしているのです。当方は両者がマスクをしていれば、感染確率は1割に減るとして行動しています。大きな減少です、しかし0ではない。 若者は群れれば、間違いなく騒ぎます。同調圧力は騒ぐ方に働きます。 ニュースでは、GoToトラベルのバス旅行で、カラオケ大会の大騒ぎが見られたといっていました。 これも同調圧力は騒ぐ方に働く例でしょう。何も騒ぐのは若者に限らないのです。
どうしても感染者は出てくるのです。これを0にすればいいというのは無理です。一旦、社会活動を止めて感染者が0になったと思っても社会活動をもどせば必ず感染者が現われます。無症状者がウイルスを静かに引き継いでいるからです。
3、感染者とその周辺をクラスター対策で叩いても、現在のクラスター対策では無症状者がそれをすり抜けて市中に散らばってゆくことは第2波から第3波の移行過程で明確に証明されています。市中に散らばった無症状者は主として若者中心です。ここから、家庭内、院内、高齢者施設内のクラスターを生み患者の割合は若者から高齢者に移行してゆきます。そして重症者、死亡者が徐々に増加します。第2波から第3波への移行は絵に描いたようにこの道筋をたどっています。
4、医療体制は社会の全ての失敗で生じた患者さんを一手に引き受けて必死で最後の砦を死守しています。防波堤の小さな穴がどんどん増えて、つながって大きな穴となりドット患者が流れ込んで来れば、医療体制はいくら必死に頑張っても医療崩壊が起きます。これは堤防が崩れて水害が起きるように急激にやってきます。
5、社会活動を止めるしか手はなくなります。現在それでも経済活動を続けるのだと菅総理は頑張っています。
6、当方は東京において第2波から第3波に移る前の①新宿歌舞伎町でのクラスター発生時 ②患者が患者数の高止まり平行推移状態の時 この2か所でこの新型コロナ対策を大きく進展させるチャンスがあったと思っています。①では点(歌舞伎町)における無症状者の封じ込め②では感染症対策と経済活動双方を全開にして両者が拮抗していた時期があった、この時もう一手打てばこの平衡状態を感染者減少の方向へ向かわせることが出来たのに、この時の手が成功したら、その手は今後素晴らしい手段となったのに。これを見極める折角のチャンスを失ってしまいました。ではどういう手があるのか。(当方は、この一手は地域と対象に濃淡をつけた広範なPCR検査で感染者を一人でも多く発見するしかないと思ってます。) xxxxが問題でxxxxが出来なかったとか、xxx制度が決まっているからどうしようもないとか、いろいろ言い訳はあるでしょう。しかし、このチャンスを逃したために、医療崩壊か社会活動抑制かの2択に追い込まれました。そうした間にもなくなる方、社会活動のダメージ、倒産、自殺者の増加が続いてゆくのです。2つのチャンスを逃したためにどれだけの損失が生じたか。おそらく、小出しに社会活動の自粛が始まり、また患者は減少するでしょう。そしてまた同じことがくりかえされるのでしょう。 統治者は精いっぱいやっていると言います。そうだと思います。 しかし、さらに考えねばなりません。マストです。出来ないはずはない。当方は先端研児玉名誉教授の、点、線、面における精密医療の考えを支持します。科学的アプローチが全く不得意な、現在の政治家とそれをサポートするはずの有識者といわれる旧体然とした感染病専門家が現状の限界を生んでいます。 引き起こす莫大な損失は海外よりましだという言い訳は聞きたくない。海外よりましな理由は我々の作る防波堤の高さと医療従事者の努力が大半なのですから。
7、政治にまともな科学的アプローチを組み込んでほしい。GoToキャンペーンも経済側からの圧力で始めたものですが、当方はこれを支持しています。問題はそのマイナスの影響を測定する手段をちゃんと構築するという概念が最初から希薄なこと。これは一つの社会実験です、それならその効果を測定する手段がなければ実験にならない。負の効果を検証して、合理的にブレーキをかけることが出来ない。政治的手腕は見えても、まともな科学的アプローチは見えないのです。 新型コロナ感染状況も、独立した社会の感染モニターを実施していないから、実態がわからずに、実体を表さない感染者数、重症者数、死者数であーだ、こーだといっているのです。出てきた数字による政治的手腕は見えても科学的アプローチにはなっていないのです。
当方は以前から感染者の抗体の出来具合を調べましょう。ちゃんと科学的調査を地道に行うべきといってきました。今回、横浜市大と東ソー㈱による日本人の抗体の出来具合の研究報告が出て来ました。感染によりまともに抗体ができるようです。海外で抗体が出来ないだの、すぐ消えるだの言っていることはマスコミやWHOや某国研究者の作った立場の都合に合わせた物言いだったかもしれません。この報告で、考え方がまったく違ってきます。きっちりとした科学的アプローチが政策決定にも一般人の活動にも絶対に必要なのです。(旧体然とした感染病専門家の古い経験論ではないのです。 経験論は臨床医にまかせておけばいい、 研究者は実証研究をしてゆかなければ存在価値はありません。)
わかってますよ、この研究にも、児玉先生の抗体に対する研究にも国の補助金は投入されているので、国の力があってこその成果なことは。
みんな頑張ってることはわかってます。でもまだ足りない。
この辺でやめときます。筆の滑りが止まらなくなってきました。また落ち着いて、コロナ対策シリーズの方で書きましょう。

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