小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

新宿御苑 Fujifilm GFX100Sによる早春・花撮りの準備

2022-01-26 18:00:37 | 写真日記
新宿御苑 Fujifilm GFX100Sによる早春・花撮りの準備

2022-1-18
自然教育園には現在殆ど花がありません。ユキワリイチゲが少し咲いているのですが、どうも気温の変化で間違えて咲いた花らしく、色が悪く元気もない状態で撮影対象となりません。節分となると、セツブンソウ、ユキワリイチゲ、フクジュソウに続いてカタクリの花、スミレ、桜、イチリンソウ、ニリンソウと立て続けに早春の花が爆発します。

<リアルを越えるシリーズ>が行き詰まって、今年の春夏写真展はどうしようか考え込んでいます。<リアルを越えるシリーズ>は見手が拒否することは何とか耐えられるのですが、園の管理者の締め付けがうるさくなってまともに実行できなくなってしまいました。例えば、カタクリの花の前で撮影に格闘していると他の客さんもいるのだから一か所を長く占拠しないでくれと言われるのです。 園の方向が、自然科学博物館という固定概念に固まって、そのイメージと違う行動すると文句を言われるのです。その文句はごもっともですが、多様性尊重の流れとは逆に<アソビ>の部分が無くなりガチガチの世界になってきたことが当方の感覚を逆なでするのです。写真展も同様で、やたら博物学の場所という流れ一色になってきました。この自然教育園の下部組織であるかのような自然教育園べったりの白金自然写真クラブに愛想をつかして、ここでの活動を放棄するか否かを自問することが多くなりました。

さて、Fujifilm GFX100Sによる花撮りの準備に入ろうとしています。自然教育園には花がないので、新宿御苑に期待しました。
機材を何にするか迷いましたが、Fujifilm GFX100S + GF110mmを中心として、さらにペンタックスFA31mm リミテッド F1.8 (旧型)を持ち出しました。これは軽い広角レンズとしてFujifilm GF30mmを買いたいのにお金が無いので、ペンタックスで代用できるか試したかったのです。

以下、Fujifilm GFX100S + GF110mm


スイセン・ペーパーホワイト












メジロ(超トリミング拡大)

ここからFujifilm GFX100S + Pentax FA 31mm limited




ニホンスイセン






ソシンロウバイ

結局、新宿御苑でも花はスイセンくらいしかなく、花撮りの準備とはなりませんでした。
しかし、久しぶりに人気の少ない広い新宿御苑をぶらぶら歩く、北風に吹かれて気持ちいい。そういえば、いつのまにか新宿御苑内の食事所は皆スターバックになっていました。部屋に閉じこもらず、気分転換にぜひ新宿御苑を訪れてください。

面白いことにGF110mmの場合は、ひとりでに<違った視点>バージョンになります。というか撮った絵の中から<違った視点>の絵を切り出すことになるのです。帰ってから絵を創作するということです。これは撮った絵のどこの部分からでも自在に絵を創作できるという1億画素カメラ特有の絵作りなのです。
Pentax FA31mm limitedは周辺減光が目立つ場合が時々ありこれをカットしています。それに開放での色にじみが出る危うさがあり、少し絞るなど使い方は限定されます。しかし20年前のオールドレンズにしては1億画素カメラに良く耐えています。 それに何しろ軽い。最近、Pentax FA limitedは77mm, 43mm, 31mmに加えて21mmと4兄弟になりHDシリーズとしてリニューアルされました。77mmをトップとて、Pentax FA limitedの良さをしっている当方には、この新シリーズを皆手に入れたいと思うほどです。しかしお金がありません。オールドタイプを大事に使います。

Fujifilm 中判カメラにはSony/ZeissのAマウントとPentax FA limitedが純正レンズとは違った感覚を与える推薦のレンズです。

コメント
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