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グランマのまなこ

デジカメ片手に、あれこれ
綴っています

茶の稽古

2007-03-21 18:30:01 | 茶道
3月の稽古場



〖炭所望〗
表千家習い事13箇条の一つです。亭主の所望により客が
炭をつぎます。特に定めはありませんが懐石の用意が遅れ
たとき、あるいは後炭のときの一座の興に、いたします。巴
半田に濡灰を入れ底取りで灰に左巴をかいて、長火箸を中央
に底取りを斜めに置き持ち出します。炉の炭を大きな物から
半田の巴の中心より上げます(右の図)炉中の炭火の尉
(燃えカス)灰なども半田に上げます(下図の左側)
   
   
炉中の灰を崩し、また四隅よりかき上げて半田より大振
りな下火を3個ほど炉中に入れ半田を水屋に下げます

   
いつもの炭手前のように炉に灰をまき羽箒で拂い
胴炭をつぎ茶道口にさがり炭を所望します。炉中の
灰とまいた濡灰のコントラストが美しい(右)
   
客は計って、たいていの場合正客が炭をつぐ(左)亭主
は炉中を拝見し礼をのべ羽箒で拂い香をたく釜に水をさ
し炉に戻します。今日は台目棚を使用中柱のある台目切
り茶室の稽古です。「炭所望」は炉のときだけにいたします。




茶の稽古

2007-02-28 16:11:41 | 茶道
二月の稽古場

  
 
掛物 春に入り千林処々花
紫野三玄院 寛州和尚筆
小田原より到来の椿色々

  
 
組合點(くみあわせたて)
好文棚 春慶塗惺斉好み

  
 
茶入れ 松尾高明作 
朝鮮唐津 
仕服 二重蔓ぼたん唐草

  
 
薄茶点前
水指 大堀相馬焼
    吉峰窯 志賀忠吉作

  
 
茶器 乾漆芽張り柳棗
茶杓 下萌え 

  
 
古萩筒茶碗 作者は不明で
相当使い込んである

  
 
樂焼 雪笹の絵付け

  
 
鳴海織部 月心窯 
本村幸文作 山形県羽黒町
に坹窯

  
 
お菓子 あもん 叶匠寿庵
羊羹地に求皮が入っている

組合點について
表千家習事十三箇條の一つで棚物に柄杓蓋置を飾り
水指の蓋の上には茶巾、茶筌、茶杓を飾りつけます
棚の前に、茶入れを入れた茶碗を建水に乗せて置きます
建水が名物とか、由緒ある品を用いたときにいたします


初釜

2007-01-12 23:21:05 | 茶道
年の初めに正月を祝って
社中が一堂に会し喫するお茶

一月七日生憎の雨の中、初釜が催されました。先生宅で
濃茶と薄茶をいただき席を移して新年会となります。午前9時
濃茶は一席10~12名入室し島台茶碗を使い師匠自のお手
前で馳走になります。薄茶は毎年当番を交代でつとめます。



床は前年と同じ宝珠の絵 
青竹に結び柳 紅白椿 
平成6年の初釜
利休袋棚(桐木地) 
水指乾山写し槍梅
  白井半七造 

    
茶入れ古瀬戸瓢形染め
付け五代平吉作り 
茶杓 福寿  
蓋置き松透かし 永楽
菓子 若松佐藤屋製
茶  特引き祥雲の昔


薄茶席 釜 波の絵庄司
光道作り 炉縁高台寺蒔絵
高麗卓 水指紅銅末広
吉羽与平エ作


茶器 雪華蒔絵長甫作り
主茶碗 黒9代長左エ門
替 即中斉自筆独楽の絵
干菓子 到来も有り色々

お茶を頂いた後近所の老舗料亭○月で新年会です。
あらためて新年のご挨拶をして、一年間稽古を休ま
なかった方々(12名)に先生からの袱紗のご褒美な
どもあり、なごやかに美味しいお料理をいただき今
年の精進を誓っておひらきとなりました

   
前菜         碗           煮物       揚げ物
田作り 膾外     うぐいす仕立      黒豆真丈外    蟹紅白揚げ

献立の一部のUPです           



茶の稽古

2006-12-28 23:24:01 | 茶道
十二月の稽古場


看々臘月盡

「みよみよ、ろうげつつく」 と読み十二代大徳寺方谷浩明老師の筆
臘月とは12月の別名、うかうかしているうちに今年もまた終わろう
としていると驚きの心を表し、あわせて人生もまた然りであるとの意
味がこめられた警告の一句であります。

  
 
花入れ 備前焼
花  ロウバイと
昭和侘びすけ椿

  
 
抱清棚 即中斉好み
水指 種壷丹波森陶岳作
茶碗 10代大樋長左エ門
 
 
茶器 吹雪 箔チラシ
お茶 珠の白
茶杓 埋み火

  
 
茶碗 大根の絵小曽部焼

浩明老師は十四代(当代)家元参禅の師で
襲名のおり而妙斉の名を授けられました



茶の稽古

2006-11-29 22:17:40 | 茶道
十一月の稽古場

初冬十一月を迎えて、春から半年を過ごした風炉の茶から炉を開く事となります。
開炉は立冬を待って行われます炉を開いた当初は茶壷の口を切って新茶を振る舞
う「口切の茶」の時節に当たり壷飾りをいたします今年の5月に摘まれた新茶は
葉茶(碾茶ともいう)のまま濃茶の葉茶は20匁(75グラム)の袋ずめとして
茶壷の中心に幾つか入れられ、その周りに薄茶の葉茶をぎっしり詰め合わせ、茶
師の記した入れ日記という目録を添えて茶壷の口は和紙で封をされます。夏、秋
を越し冬まで持ち越された茶壷の口封を切り新茶を客に振る舞うわけでお茶の世
界における新しい年の始まりお正月ということです。近頃は茶を挽いて使うこと
もなく形としてのみ勉強しています裏千家流では口切の茶事で席中で茶を挽き客
に供する手前があることを最近知りました.経験したいものです。


床掛物 本来無一物 光悦寺山下恵光師筆
茶壷に真の飾り緒をかけて
瓢形花入れ(グランマ作)に椿西王母と白山吹の実

  
 
今日の床には口覆いに口緒
だけの茶壷が飾ってあります
(茶壷が名品のときなど)

客は拝見を請います

  
 
亭主は茶壷をとりおろし
口覆いを取って茶壷ととも
に拝見にだします
茶葉の入っているときは
壷を倒して、空のときは
立てたまま扱う習いです
拝見がおわり亭主に
返った状態の茶壷

  
 
亭主は網を持って出る
網を膝前で広げ茶壷をその
中に入れる。口覆いを被せ
網の紐を一つ結び
結んだ先を二つに折って
持ち帰ります

  
 
口切にちなみ瓢の炭斗り
炭は乱組となる

  
 
炭手前
桑柄火箸 羽大鷲
香合 志野焼
濡灰をタップリまいて

  
 
濃茶手前
水指 織部
茶入れ 絵唐津 中里重利
茶杓  千歳
仕服  東山緞子







県芸文茶会

2006-10-15 23:01:28 | 茶道
山形県芸術祭参加
各流合同茶会
10月8日と9日、2日間にわたって山形市宝紅庵に表千家、
裏千家、雲伝心道流、藪内流、煎茶羽樂流、三彩流、と
六流派の釜が懸けられました

益田鈍翁遺愛の灯篭と蹲

「表千家の茶席」

  
 

明歴々露堂々 家元而妙斉宗匠
香合 喜寿六角香合 宗哲作
花入 竹置花入れ
   「立鶴」吸江斉書付
花  尾花 吹き上げ菊

  
 
床脇
松海図蒔絵硯箱
桐板文庫


  
 
ツボツボ腰 風炉先屏風
    吉兵衛作 而妙斉書付け
風炉 鉄道安(啐啄斉好写)
釜   刷毛目平姥口(了々斉好写)
水指 梔子水指 虚室作

  
 
茶器 菊桐蒔絵竹平棗
     正玄作 而妙斉書付け
茶杓 「月」惺斉自作共筒箱
茶碗 光悦鉄壁写9代長左エ門作
替  紅安南 永楽作即中斉書付 


  
 
菓子器  アミ目食篭 香斉作
建水 えふご伝来写し
蓋置き 竹 利斉作即中斉書付

  
 
菓子 「秋の錦」佐藤屋製

宝紅庵について
昭和55年日本伝統文化の粋ともいわれる茶道を、なんとしても
豊かな自然の環境に恵まれた山形に根付かせたいと、各流先生方、
そして有識者の方々の熱い思いが市行政のご理解を得ることと成り、
当時全国にも稀な公共茶室宝紅庵が落成いたしました。
次に宝紅会が設立され会員18流派345人余で毎月第1、第2日曜の月釜
第3日曜の市民の茶会、鈍翁茶会、日釜など茶道文化発信の場となっております




茶の稽古

2006-10-02 22:53:53 | 茶道
9月の稽古場
お茶を支える大切な柱として季節感があり、
自然と一体となり時候に応じた道具組で楽しんでいます
秋の気配とともに、風炉を客付けに近く寄せ水指を遠ざけて、
中置といわれる手前になります


  
 
例年九月十三日に催される
家元の天然忌にちなんで
円相
西垣泰道師染筆

  
 
宗全籠
すずかぜ草 赤、白秋明菊
水引き 藤袴 
秋草を賑やかに入れる


  
 
濃茶手前
お茶祥雲の昔 柳桜園詰め 

  
 
茶入れ あこだ茶器
7代如心斉好み(溜塗り)
茶杓 喫茶去
仕服 紫辰玉金襴 


  
 
薄茶点前
風炉 釜  門脇喜平造り

  
 
平棗  四君子 京塗り   


  
 
茶碗 高取焼
高取静山造り
お茶好の白 柳桜園詰め

  
 
干菓子
麩の焼と鎌倉豊島園製の
銘五山


茶の稽古

2006-08-30 15:04:25 | 茶道
夏 最後の稽古場

雲悠々 水せんせん 鈴木表朔(塗師)筆  

  
 
花入れは有馬籠
花 玉の簪 夕方から開花
昼には萎む(下向きの花)
かすかな芳香がある

  
 
長板の手前
水指 手桶 薩摩焼
杓建て 赤楽 長楽造り
建水 蓋置きも赤楽
  
 
 
菓子
夏金つば 佐藤屋製

  
 
お濃茶 祥雲の昔
出袱紗 カンボジアシルク

  
 
安南(今のベトナム)焼
濃茶を飲んだ茶碗の文様
いかにも外国風

  
 
赤絵
草花紋茶碗
日本的である

袱紗を蝉の形に折る

    
①        ②        ③        ④        ⑤


茶の稽古

2006-08-07 23:08:17 | 茶道
八月の稽古場

   

床 掛物瀧の画 直下三千丈 紫野大亀老師染筆
花 サザエ籠に金水引きと花笠槿(撮影失敗)


  
 
炭手前
香合 唐物ぐり彫
水指 安南トンボの絵
 
 
主菓子銘 荒磯    
佐藤松兵エ 製

  
 
干菓子
寒氷と貝
干菓子盆はタイ国製で
お土産にもらった物

  
 
平水指 新庄東山焼
和久井加代子造り
袱紗を金魚形に折って
蓋上に置きはじめる
茶碗は絞り茶巾として
夏のお手前

  
 
江戸切子
根本幸雄造り

袱紗を金魚形に折る

   
 

茶の稽古

2006-07-07 17:18:15 | 茶道
七月七日の稽古場


読み 人の世の出逢いの中に 心して 生きゆく姿今夕に知る
紫野 太玄老師筆

主客とも今日の出逢いと生きていることの有難さと一期一会の
思いを新たにしてこそ道に近づく

  
 

サザエ籠に
とり足ショウマと
カワラナデシコ

  
 
主菓子
銘朝顔 佐藤屋製

  
 
濃茶手前
鉄切合わせ風炉釜
釣瓶水指 春慶塗

  
 
濃茶を飲んだ後の
茶碗 朝鮮唐津
中里重利造り
茶は祥雲の昔

  
 
お干菓子は織り姫
京都大徳寺前
松屋藤兵衛製
糸巻き菓子箱

  
 
一つ一つ味の異なる
美しい色、口の中で
解ろける

  
 
薄茶点前 棗 アジサイ
平安翠芳造り
茶杓 銘苔清水

  
 
替えの茶碗
上ノ畑焼伊藤瓢堂造り
紅花の絵
お茶は珠の白

七夕にちなんだ掛物とお菓子で楽しみました
今夜彦星と織り姫は出逢えるでしょうか
夕暮れの空を見上げています