グランマのまなこ

デジカメ片手に、あれこれ
綴っています

春の便り

2006-02-28 22:59:32 | 巷のこと
梅 の 花
一足早い春をお届けします



京都北野天満宮 御祭神は菅原道真公
2月25日公の祥月命日に梅花祭が行われます
「東風吹かば匂いおこせよ梅の花・・・・・」
公はことのほか 梅を愛されたとか
2万坪の境内に50種2千本の梅がある 

  
 
訪れたのは昨年2月20日
全体的には7部咲きでした
今年はまだちらほらとか

  
 
白梅
甘い良い香りがします


  
 
広い梅林の一部
紅白入り混じって
祭りのころは境内一円
馥郁な香りで包まれる

  
 
紅色の濃い八重咲きの梅
個々の品種の名前が
あります


  
 
舞妓さん?
着付け、化粧、して貰い
梅林を歩き写真を撮って
観光コースの一つ
でした

  
 
茶屋で頂いた
梅茶と天満宮御紋のセンベイ
祭りではきれいどころの
野点の茶会がある


梅の実
梅林の梅の実は6月中旬神職、巫女、奉仕者が総がかりで採取
塩漬けにされる。7月中旬より4週間かけてカラカラに干される
その頃は境内全域に甘すっぱい香りが漂う。
保存された梅は正月の縁起物として6粒くらいずつ
手のひらほどの大きさに切りそろえた裏白を添えて
奉書紙で包み「大福梅」として12月13日の事始から授与される
(天満宮ホームページより)








スローフード(ほうれんそう)

2006-02-20 16:38:59 | グルメ・クッキング
ちぢみほうれん草
ほうれん草も色々種類があるようですが
ニューフェスのご紹介


群馬県 JA全農ぐんま産


根元のほう
冬場の旬の時期のみの限定品


食べてみました
袋には霜に何度も当たり甘味が強く味が濃いのが特徴です。とありました
まことにその通りでとても甘く栄養を沢山もらった気がしました
分類  アカザ科ホウレンソウ属
栄養  カロテン、ビタミンA,B6,C、カルシュウム、マグネシュウム
    カリウム、鉄、亜鉛、銅などを含む
「ポパイ・ザ・セーラーマン」ポッポ~~
セーラー服に水兵帽、腕に碇の刺青、口にパイプをくわえたポパイ。
絶体絶命になると、ホウレンソウの缶詰食べてアッという間に
パワーアップ
悪役のブルートをなぎ倒してしまう・・・ 
ホウレンソウを食べて元気をもらいましょう



冬咲きぼたん

2006-02-14 11:44:16 | 巷のこと
冬の華
小雪舞う中、まほろばの里高畠駅太陽館前広場で開催している
冬咲き牡丹まつりを見に行ってきました


雪に埋もれた
駅ホームの看板


雪風になびく
会場の旗



藁で作ったこもで囲まれて


敷き藁も寒さを防ぐ



かまくらの中に


磯の波の銘が



写真に焼付けたら
とても美しい1枚


珍しい色が雪に
映えて


上野東照宮の冬ぼたん苑とは違いアスハルトの上に創られた展示ですが
雪国なればこそのイベント、厳しい寒さの中で咲くその姿は雪の白に映えて、
叙情的で神秘的、雪に埋もれたかまくらの中で咲く
「ぼたん」
全国でも稀有かもしれません

このぼたんは島根県松江市八束町(大根島)から持つてきたものとか
冬に咲くように育ててあります
大根島には一昨年訪れました。湾の中に突き出した島で
一面ぼたんと高麗人参の里でした




茶の稽古

2006-02-11 17:23:42 | 茶道
二月の稽古場
床の掛物



處々立春  八十八翁大綱
今朝ははや  比叡も都も  へだてなく
かすみも春も  立ちわたるらん

大綱宗彦(そうけん)和尚
江戸後期の臨済宗の僧 京都大徳寺四百三十五世管長
風月を友とし詩歌、書画、茶道を能くした。
万延元年(1860)寂、89歳
お手前

  
 
まず炭を炉につぎます
炭の寸法とか、入れる順序は
決まり事があります
炭取りは宗全好み

  
 
熱々の濃茶が練り
あがりました
出し袱紗をそえて


続き薄茶
濃茶を差し上げた亭主がそのまま続いて薄茶を点てる手前です
道具の置き換えがありますが、少し時間の短縮になります

  
 
立春にちなみ鳥の
旅立ちの茶碗です

  
 
茶入れ(膳所焼)茶杓(春嵐)
仕服(花丸紋)棗(津軽塗)
の拝見


春の気配を感じる道具組で季節を先取りして
稽古を重ねています 


伝統行事 ④

2006-02-05 22:14:46 | あれこれ
節分の豆まき
96歳の義姉から聞きました
豆殻の枝(豆の実がなったまま乾燥させそれを打つて収穫した後の物)に
田作りを刺し障子の四角い桟に立てかけ、 それをめがけて
鬼は外 福は内と豆を撒いたそうです
一搬的な鬼が嫌うようにと門口にさす、ヒイラギといわしの頭とは
少し違うような気もしますが・・わかりません
追い出された鬼は何処へ行くのでしょうか?
全国各地に独特の風習や行事があるようですが
身近なところで天童市の若松寺
鬼たちを仏門に帰依させる「鬼やらい」の行事があります

  
 
今風にヒイラギ いわしの頭を
玄関前にさしました
家の中に, 心の中に,
鬼が住まない様に
祈りをこめて

  
 
恵方を向いて、太巻きを食べる

福を巻き込むとか、縁を切らない
ように包丁を入れないとか
海苔屋さんの需要拡大に乗りました


大豆のこと

最近「大豆製品に含まれるイソフラボンの摂りすぎに注意」
という新聞記事を読みました。
畑の肉 といわれ高蛋白で栄養価の優れた食品ですが
摂り過ぎるとホルモンのバランスを崩すそうです
一日の摂取量が納豆2パック位までとか
健康の為に目安といたしましょう

伝統行事 ③

2006-02-01 22:06:06 | あれこれ
小正月の続き
小正月にはもう1つ飾り物をします
門口に目の荒い笊をぶら下げることです
そしてその下にトロロを擦って撒きました
風(風邪)の神が滑りながらひと時も早く笊の目を
くぐって行ってしまいますようにとの願いから・・・
これは義姉の祖母の仕事だったそうです

笊かむり犬の色紙を見つけました
浅草観音の仲見世で古くから知られる犬張子です
子供のお守りとして愛されてきました




通りが良くなるとの言い伝えからの風習でしょうか
北国の我が家と江戸浅草と同じ意味合いで使われていました
あるいは全国?でかもしれません
笊を被ると背が伸びなくなるとか、笊で水を汲む、などの
言葉もありますが反対の意味合いで使われています
生活の道具としてのほか、迷信にも欠かせないようです