グランマのまなこ

デジカメ片手に、あれこれ
綴っています

山菜色々8

2008-05-16 18:31:34 | グルメ・クッキング
シドケ「もみじかさ」
田植が最盛期となり、この2~3日は「田植え綿入れ」
の言葉もあるように寒い日が続いています。先頃の暖か
さで山は春が進んだようで八百屋の店先の山菜もめっき
り種類が少なくなりました。只今は蕨が主役で月山竹(ね
まがりたけ)山蕗とか初夏の山菜が出回っています

シドケは、キク科独特の高い香りとほろ苦さがあり、歯ごたえも良く、
山菜中の山菜といえます。木下藤吉郎の好物だったと言われています?
葉が掌状に裂け、モミジに似ることからモミジガサの名があります。夏
に咲く白い小さな花を茶花として使用した茶会が印象に残っています


クワダイ(ドヘナ)
所によって呼び名がカデナ、ボウナ、ヘェナ、など色々で面白い
シドケと同じキク科で葉は大形の三角状ほこ形茎は中空、あくが
一段と強いですがそこが美味しいところです 



歯ごたえを残す為茹ではすばやくして水に取りアク抜きをします
胡桃、ゴマなどと相生が抜群。油いためも美味しいです。



山菜色々7

2008-05-07 21:57:23 | グルメ・クッキング
こごみ「クサソテツ」
芽だし時、葉の先が渦巻き状にこごまるため「屈み(コゴ
ミ)」と言われる。 シダ植物なのであっというまに伸びて
食べれる時期が短いが、里山から始まって高山の物が
時季がずれて出回ります


水洗いするとき、水を流しながら洗い、もうひとつ入れ物を
用意してこごみを少しずつ移し変えるように洗うと苞が
簡単に洗えます。茹でて晒す時ざるに挙げてから、もう
一度この作業をするとよりきれいになります

  
左新タマネギとハムとドレッシングでサラダ風    右摺りゴマで

赤こごみ
別名イッポンコゴミといわれ、群生せず1~2本づつ
しか生えないため採取するのにより多くの時間が
かかるとかで量が少なく貴重品です。こごみと同
様にアクがなく食べやすい山菜です。写真は月山産


天ぷら、和え物、味噌汁など万能ですが、干物にすると
ゼンマイよりも美味しいといわれているので
明日の天気の具合で干してみようと思っています

山菜色々6

2008-05-06 11:25:41 | グルメ・クッキング
またたび
数年前初めて手にした山菜です
以来毎年一握りづつ到来します。猫が喜ぶのは
実のほうらしいです。実は果実酒を作ります


一部天ぷらにして残りは茹でて水に晒してから
食べました。心地よい程度の苦味と渋み。

花筏
庭にも植えてありますがこれは山の若い新芽です
花筏のこと

5~6枚は天ぷらに、後は茹でてみました。
以外に癖がありません。食感が木の芽(アケビの芽)と似ています

ナンマエ(四葉うつぎ)
山菜はあくが強いので食べ過ぎると胃に負担になります。
ということで湯をくぐして干物に加工しました。




山菜色々5

2008-05-01 12:36:35 | グルメ・クッキング
山独活
友だちが自分の畑の周りの里山から採って呉れました
栽培した物と違って緑が濃く白いところがありません



 ニシンと煮付け      胡麻和え     スパゲッティに

それぞれの味付けですが結局独活のきどさと香と食感は
しっかり残り、オリーブオイルとの合性もよいようです

あいこ(ミヤマイラクサ)
葉やくきに細かい棘が一面に生えているため不用意に
触るとその痛さはとても不愉快な痛さです。かって庭に
植えたこともありましたが抜いてしまいました


時間がたつと棘が気にならなくなります
葉も食べられ癖が無く食べやすい山菜です。和え物、
炒め物、おひたし、味噌汁と万能な山菜です