田植が最盛期となり、この2~3日は「田植え綿入れ」
の言葉もあるように寒い日が続いています。先頃の暖か
さで山は春が進んだようで八百屋の店先の山菜もめっき
り種類が少なくなりました。只今は蕨が主役で月山竹(ね
まがりたけ)山蕗とか初夏の山菜が出回っています
シドケは、キク科独特の高い香りとほろ苦さがあり、歯ごたえも良く、
山菜中の山菜といえます。木下藤吉郎の好物だったと言われています?
葉が掌状に裂け、モミジに似ることからモミジガサの名があります。夏
に咲く白い小さな花を茶花として使用した茶会が印象に残っています
クワダイ(ドヘナ)
所によって呼び名がカデナ、ボウナ、ヘェナ、など色々で面白い
シドケと同じキク科で葉は大形の三角状ほこ形茎は中空、あくが
一段と強いですがそこが美味しいところです
歯ごたえを残す為茹ではすばやくして水に取りアク抜きをします
胡桃、ゴマなどと相生が抜群。油いためも美味しいです。