グランマのまなこ

デジカメ片手に、あれこれ
綴っています

桜桃の花

2008-04-28 21:19:34 | 巷のこと
桜桃の花が満開です
露地ものの桜桃の花が満開になりました。桜のよう
なピンクではなくほとんど白に近い色ですが、リン
ゴの花のように深い白ではない、うっすらと淡い
白色です。 うすい花びらは清楚な感じがします






このあたりは自然が沢山残っていて山鳥のつがいが鳴き声を
立てながらウロウロしていました。空気も澄んでいて、桜桃
も美味しいのではないかと思います。実がつくと雨を避ける
ため鉄骨にはビニールが張られます

山菜色々4

2008-04-28 13:54:05 | グルメ・クッキング
 こしあぶら
山の友達が届けてくれました。コシアブラは郷土玩具一刀
彫りのオタカポッポを作る木です。芽だしは走りでまだ伸びて
いません。うこぎ科に属する木だけあって特有の香とほろ苦
さがあります。高い木の為芽を取るには棒の先に付け
た鈎で枝を引っ掛けてしならせて摘むのだそうです。


たらの芽
近くの山にどこでも見られた植物ですが、目立つ為摘み
取られ立ち枯れて近頃はめっきり少なくなったとか。
全部取らないで2~3芽残しておくマナーを守って
ほしいと嘆いていました。 木にはとげがあります



定番のてんぷらです。コシアブラは小さいのでまとめて
揚げました。衣には氷を入れて冷やし、薄くつけるのが
カリッと揚げるコツでしょうか。右は茹でて晒し胡麻和えに
  




山菜色々3

2008-04-26 23:16:32 | グルメ・クッキング
木の芽
普通木の芽といいますと山椒の葉の呼び名のようですが
当地ではアケビの新芽の事です。山菜の代表的存在です
林縁などの潅木に絡み付いている蔓性の植物の芽だし
ですから収穫は根気の入る仕事です。出回る期間の
短い山菜です。秋に実がなり色々の調理で食べられる

栽培アケビの秋の様子はここ
  

しゃきっとした食感と苦味に特徴があります
いったん茹でた後の水に晒す時間で苦さを好みの味に
加減できます。連れ合いの好みで胡桃をかけましたが
鶉の卵を落とし巣こもり風に盛り付けても見た目がよい





山菜色々2

2008-04-23 21:34:36 | グルメ・クッキング
アマドコロ
ハカマ(苞葉)から葉がぬけだしたくらいの若芽を
茹でておひたしに、和え物、煮物に、ソテーにして
シンブルに塩・胡椒でも食べます。マヨネーズでも、
ちょっとぬるっとして噛んだ時のなんともいえぬ
甘さが名前の語源でしょうか。山菜のアスパラカス
という感じです。初夏に葉の付け根にベル状の花を
咲かせるナルコユリと近縁種だそうですがアマドコロ
の大きくなってからの花形は見たことが有りません。


茹でて水に晒し酢芥子味噌をかけてみました


軽く湯がいたものをバターでソテーにして塩コショウ


山菜色々

2008-04-18 21:41:24 | グルメ・クッキング
ヤマニンジン

本名はシャクですが通常 山にんじんと呼んでいます。
(せり科) 山菜ではふきのとうと並んで早春の芽だし
です。独特の香りが有り、癖のある野菜が好きな人には
好まれます。茹でて水にさらしてからおひたし・和え物に
生のままてんぷら・鍋物などにも使います。珍味!






茹でて一晩水に晒して、切り和えにしてみました。
左は胡桃・右は白ゴマどちらも甲・乙付けがたいが、
好みは胡桃かな


四月の茶

2008-04-15 16:43:38 | 茶道
四月の稽古場
あちらこちらの花便りを聞く楽しい季節となりました
茶室も暖かくなる陽気にあわせ炉の火を少なくしわずか
の熱気で湯の滾る裏甲釜や透き木釜、小ぶりの釣り釜が
使われます。釣り釜に合わせて旅箪笥等の棚が取り合わ
されます。また春の水を豊かに見せて盆蓋を被せた大壷
の水指なども用いて稽古をいたします

旅タンスの取り合わせ



  
 
床  春に入り千林処々花
    三玄院 寛州和尚
花入  細首 釉裏紅 
花   曙椿とヤマブキ  

  
 
釣り釜の炭手前
釜をはずす時炉縁をいためない
ように、かけてある鎖目を2つ
上にあげる。釜を所定の場所に
おいてから、もう2目上にずらす
すべて道具を傷つけず炭をいれ
やすいようにする動作です

  
 
炭が綺麗に入りました
この季節濡灰は忽ち乾いてしま
いました

  
 
香をたきます
練り香  梅が香
たちまち部屋は春の香に

  
 
釣釜 高橋敬典作
炭がよくとぼりお湯が沸いて
きました。 共蓋のこの釜は
ツマミの扱いも有ります

  
 
棚 四方棚
  桐木地角丸(4代江岑好み)
水指 膳所焼
熱々の濃茶を美味しく戴きました  




庭の野草

2008-04-09 16:12:30 | 庭のこと
咲き出しました

[スミレ]
  

[猩猩袴]
  

[イワウチワ」
  

[カタクリ]
  


これらの山野草は山から掘つて来たものではありません
40年も前の話です。 野草など振り見られなかった時代でした
山の友達が一本届けてくれた物を庭に植え種から増やしていった
ものです。スミレ、猩猩袴は簡単に根づき増えましたが、カタクリ
はうまくいけば翌年葉が一枚出てその翌年葉が2枚になり4年目
に蕾がみられます。毎年同じ場所にあるようでも植物によって
新陳代謝があり、今咲いている花はそれぞれ何代目かになる
のではと思います。間もなく2輪草、エンレイソウが咲きます