グランマのまなこ

デジカメ片手に、あれこれ
綴っています

楽茶碗を作る 6

2006-07-24 16:49:27 | 工芸
飴釉茶碗
飴色の釉薬はべんがらの質、量によつて色が変わりきます
焼成の過程でも窯の雰囲気(酸化 還元)燃やす木質等によっても
違ってきますので出来上がりは千差万別
一つとして同じ物が出来ません


  

  
 
乳鉢でよく擂った
弁柄を唐土などと
交ぜ合わせ80メッシュ
で濾しふ糊で濃度を
調整する


  
 
筆で二回塗った茶碗
釉薬の厚みでも
色が変わる




  
 
飴釉を焼く専門の窯
直径1メイトル、高さ
1メイトルと3個の
中では一番深い

  
 
窯をのぞき釉薬が
溶け始めたら弱還元で
焼いてみる


  
 
強還元で焼いた物で
口元に違う釉薬を
二重掛けした

  
 
上の茶碗の高台










夏祭り

2006-07-20 18:32:05 | 巷のこと
歌懸稲荷神社御祭礼
山形城跡三の丸の東南方の十日町口に
南接する神社です。境内の西側に残る土塁には
昔を偲ばせる樹木が繁茂しています
(屋根の後方)
神社は山形城主斯波兼頼建立と伝えられる            
             
『名前の由来」城主や城下の人々が短冊に歌を書いて神社に
奉納する風習があり、歌を詠まないものは渡らせない橋も
付近にあったところから歌懸の名が起こったと伝えられている
元和八年 最上家が改易されて新城主となった鳥居忠正は人身
一新を図り、部内稲荷口(現山形駅付近)にあったこの社を
三の丸の外の現在地に移つした。それ以後十日ごとに定期市が
門前で開かれ、十日町の名の起こりとなり、
その年の最初の十日市(一月十日)を初市と呼ぶなど
城下町の人々と深く結びつき信仰を集めた

神輿がねり歩く

    
汗! 汗! 汗!

   
子供神輿も渡る
   





タイマツ草

2006-07-10 22:50:53 | 庭のこと
さまざまな色のタイマツ草



今年は五色のタイマツ草が咲きました
松明に似ている形は好きな花のひとつです
原種は赤だと思います その他の色は
洋風の名前かしら? わかりません
ミントのような良い香りがします
五色とも近くに植えたので来年色が混じって
しまわないかが心配です
 

 
ピンク           薄桃

 
白             紫
どの色が好みですか


茶の稽古

2006-07-07 17:18:15 | 茶道
七月七日の稽古場


読み 人の世の出逢いの中に 心して 生きゆく姿今夕に知る
紫野 太玄老師筆

主客とも今日の出逢いと生きていることの有難さと一期一会の
思いを新たにしてこそ道に近づく

  
 

サザエ籠に
とり足ショウマと
カワラナデシコ

  
 
主菓子
銘朝顔 佐藤屋製

  
 
濃茶手前
鉄切合わせ風炉釜
釣瓶水指 春慶塗

  
 
濃茶を飲んだ後の
茶碗 朝鮮唐津
中里重利造り
茶は祥雲の昔

  
 
お干菓子は織り姫
京都大徳寺前
松屋藤兵衛製
糸巻き菓子箱

  
 
一つ一つ味の異なる
美しい色、口の中で
解ろける

  
 
薄茶点前 棗 アジサイ
平安翠芳造り
茶杓 銘苔清水

  
 
替えの茶碗
上ノ畑焼伊藤瓢堂造り
紅花の絵
お茶は珠の白

七夕にちなんだ掛物とお菓子で楽しみました
今夜彦星と織り姫は出逢えるでしょうか
夕暮れの空を見上げています