グランマのまなこ

デジカメ片手に、あれこれ
綴っています

十一月の茶

2007-11-25 18:26:56 | 茶道
春和会茶会
18日上山市春雨庵「聽雨亭」に於いてN先生の担当で茶会が開かれました
春雨庵 京都大徳寺の僧、沢庵禅師が紫衣事件で上山に配流されたとき、
上山城主土岐頼行が仮住まいとして寄進したのが春雨庵です。
沢庵はここで3年を過ごした後、許されて江戸に戻り、東海寺を開山しました。
現在の建物は昭和28年に東海寺から一部を譲り受け再建したものです
4月~11月まで流派を超えて月釜が開かれ多くの來庵者で賑わいます

  
寄り付きで白湯を戴き腰掛から中くぐりを通り蹲で手を清め茶室聽雨亭にと
進みます。

  
寄り付きの床 「茨のみの朱き草薮冬枯れて少年の日のそこにあるごとし」
結城哀草果(ゆうき・あいそうか)筆 明治26年(1893)年山形市生まれ、
昭和49(1974)年没。歌人。随筆家。同郷の斎藤茂吉に師事。
写実的な作風によって、自然を詠んだだけでなく、農民の過酷(かこく)
な現実を歌にしたことで知られる。農村歌人として著名
   四畳半席                      
   床掛物  開門多落葉  表千家而妙斉家元筆   
   花入   染付高砂   永楽造 即中斉箱     
    花   ミズキ 錦木てり葉 白玉椿       
   香合   菊文 13代柿右衛門   吹き寄模様袱紗シキテ             
   釜    小阿弥陀堂 喜平造  炉縁 沢栗 宏介作り           
   棚    三友棚                   
   水指   龍田川    真葛香斉           
   茶器   松喰い鶴   一瓢斉          
   茶杓   紅葉狩り   宗也共筒         
   茶碗   黒樂銘「瑞雲」道年作 而妙斉箱
    替   独楽の絵 即中斉筆  永楽造
   菓子器  一閑八角喰篭     宗完箱
    菓子  ゆずきんとん  佐藤屋製
    茶   珠の白 柳桜園詰
    
  
    二畳中板逆勝手席(この席は県内唯一です)
    床    和敬   松斉筆
    花入   伊賀焼  光男造  花 西王母 寒菊
    香合   青瓷   コーチン窯
    釜    船形    春雨庵常什
    水指   南蛮縄簾
    茶器   一閑張黒大棗   吸江斉箱
    茶杓   「埋火」     大亀老師銘
    茶碗   柿の蔕 高麗   超誠主作り
     替   染付  中国
     建水  伊部焼
     蓋置  竹 光悦寺竹   恵光書付
    干菓子器 四方深青漆爪黄
    菓子   干菓子  亀屋伊織製 
    茶    青海白  北川半兵衛詰    

生憎雨の日となりましたが大勢の來庵者で終日賑わったとお聞きしました
春和会の春雨庵での茶会は本年度この日が最後の茶会でした。
「埋火」で来年のお茶会に引き継いでいきたいと、ご亭主の心とお聞きしました


春雨庵本堂 17年9月茶会







西蔵王高原 11/16

2007-11-16 22:59:57 | 巷のこと
初雪が降りました
16日洗濯物を干しに上がった二階のベランダで
竜山が白くなっているのを見つけました「初冠雪」です
平年に比べ19日、昨年よりは8日遅いそうです

山形市から見た竜山の陰にある蔵王温泉は2センチの積雪


夕日に映える山を見たいと車を走らせました。市街地を抜けたところで 
「16時11分撮影」

麓(土坂)まで来ましたが日の落ちるのが早く残念な写真になりました
「16時21分撮影」


土坂地区に湧水が有ります。その昔滝山参拝のさいに喉を潤した
湧き水でその傍らに南無阿弥陀仏の碑がたっているのでこう呼ばれた
この碑をはさむように享保3年(1718)7月春夏・秋冬・水鏡と
書かれた歌碑が立っている。只今工事中で碑の写真は撮れなかったが
水はたっぷり汲めました。水用のタンクに汲んでお茶に、ご飯を炊く
水に、コーヒーにと楽しんでいます

スローフード 娃々菜

2007-11-09 17:32:16 | グルメ・クッキング
新しい名前の野菜
娃々菜(わわさい)と読みます

日本で特別に栽培された小型品種の白菜で、柔らかく糖度も高く
和・洋・中華はもちろんサラダとしてもおいしく召し上がれます
娃々(わわ)は中国では"赤ちゃん"の意味を持っています
ここまでは野菜に付いていたチラシの説明です。
「美味しい山形 JA庄内みどり、全農庄内産」


1個が小ぶりで少人数の我が家にぴったりです

  
半分はしその実を入れて漬物にしてみました。右はクレソンとサラダで
おかき、松の実をトッピング、シャキシャキ感と甘味が美味しかった
1個50円の値段と使いきれる量の大きさと気に入りました。もう1個は
半分鍋物にして、残りは生姜を入れて一夜漬にしょうかなと思っています