バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

第8章・「私に断食をせよとおっしゃるのですか」 02 私は本当に断食すべきですか? 

2023-05-10 04:00:00 | 「カミング・リバイバル」 ビル・ブライト著
現代においてほとんどのクリスチャンは、断食して祈るという考えを思いつくこともない。

聖書学者のデリック・プリンス(注・01)はこういう。


「断食は、失われた鍵、すなわち聖書のどのページを開いても見つけることのできる恵みである。

しかし、断食は、キリストの教会において、常に脇に置かれ、置き忘れられている」



リチャード・フォスターは、今日におけるその問題を次のように要約している。


ざっと見渡すだけでも、神殿とも見まがうほど

豪華なハンバーガショップが至るところに点在する文化の中では、

断食は、場違いで時代に合わない感じがする。

事実、断食は、ここ何年にもわたって、教会の内外を問わず、全般的に不人気である。

たとえば、筆者が調べた限り、1861年から1954年までほぼ100年に及ぶ期間」に渡って、

クリスチャンの断食に関する書物は、ただに1冊も刊行されていない。

最近になって、断食への関心が再び高まってきたが、聖書的な均衡を回復するにはまだ遠く及ばない。



★聖書は本当に断食をすべきだと言っているのですか。

神の聖なる御言葉においては、頻繁に断食に関する記述が出て来る。

断食はしばしば、嘆き悲しむことをはじめとした、神の御前における謙遜の行為と結びついている。


ヨエル書

2:12 主は言われる。「今こそ、心からわたしに立ち帰れ/断食し、泣き悲しんで。

2:13 衣を裂くのではなく/お前たちの心を引き裂け。」あなたたちの神、主に立ち帰れ。

主は恵みに満ち、憐れみ深く/忍耐強く、慈しみに富み/くだした災いを悔いられるからだ。



デリック・プリンス(注・01)
1915/8/14
インド、バンガロー地方生まれ。
国際的な聖書教師, 著者, 牧師, 宣教師 & 神学者。2003/9/24 (88歳)
イスラエル、エルサレムで召天。
デレク・プリンスは、神学的洞察力と誠実なクリスチャン信仰により、非常に尊敬された国際的な聖書教師であった。100冊以上の著書があり、現在でも毎年数多くの新しい読者を引きつけている。


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