あなたが聞くことを身に付けさえすれば、聖霊の静かな、
小さな御声、常に神の御言葉と首尾一貫した聖霊の御声が、
何をすべきかをあなたに教えてくれるのである。
アーサー・R・D・チャタムは、断食日記をつけている
ある牧師婦人について語っている。
彼女は、自分たち夫婦がどのようにして牧会の任地を変わっていったか、
自分たちの新しい責任にどれほど圧倒され、当惑を感じたか、
どのようにして自分たちには神の助けが必要だといういうことを
日記につけた。
彼らは一緒に、10日間の断食をした。
もし断食をしていなかったら、
またそれによって主から特別な力をいただかなかったら、
私は「敗北」してしまっていたでしょう、と彼女は言った。
けれども断食を促された時もある。
日記の別のページに、その牧師婦人はこう記した。
「月曜日。断食を始める必要があると感じて目が覚めた。」
このような御霊の促しは、いつ何時でも受けることがある。
長期にわたる霊的な断食を始める前には、
主の導きを受けることが特に重要である。
もし、自分の考えだけで長期間の断食にりかかるならば、
困難にぶつかるかもしれない。
しかし主があなたを長期の断食に導かれるならば、
それをなし遂げるための力も、主が備えてくださるのである。
神は数ケ月間にわたって、私に、
神が私に40 日間の断食をさせたいと望んでおられると、
いう印象をお与えになった。
しかし、すでに述べたように、
私(著者・ビル・ブライト)は
そんなに長い間、断食ができるのかどうか、よく分からなかった。
それでも、私は次のような祈りをもって、断食を始めた。
「主よ、わたしはあなたが力を与えてくださる限り、断食をします。あなたが私を助けてくださるのを頼りにします。イザヤ書の約束の通りにしてください。
イザヤ書
40:31 主に望みをおく人は新たな力を得/鷲のように翼を張って上る。
走っても弱ることなく、歩いても疲れない。
私が断食をした40日間は、霊的な意味で、
人生で最もすばらしい時だった。