お金があれば何でもできると思いがちですが、
結婚生活に最も大切なものは、お金で買えるものではありません。
しかし、生活には、お金が必要です。お金は手綱をしっかり握って
その使い方を心得ていれば、よく働きます。
しかし、使い方を誤ると、家庭を荒らしまわるものです。
収入の10%は神様に捧げ、もう10%は貯蓄しなさい。
この20%は、家庭のわがままを克服するために役立ちます。
マタイによる福音
6:19 「あなたがたは地上に富を積んではならない。そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。
6:20 富は、天に積みなさい。そこでは、虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。
6:21 あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。」
ヘブル人への手紙
13:5 金銭に執着しない生活をし、今持っているもので満足しなさい。神御自身、「わたしは、決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない」と言われました。
箴言
11:4 怒りの日には、富は頼りにならない。慈善は死から救う。
マラキ書
3:8 人は神を偽りうるか。あなたたちはわたしを偽っていながら/どのようにあなたを偽っていますか、と言う。それは、十分の一の献げ物と/献納物においてである。
3:9 あなたたちは、甚だしく呪われる。あなたたちは民全体で、わたしを偽っている。
3:10 十分の一の献げ物をすべて倉に運び/わたしの家に食物があるようにせよ。これによって、わたしを試してみよと/万軍の主は言われる。必ず、わたしはあなたたちのために/天の窓を開き/祝福を限りなく注ぐであろう。
【解説】
私が最初の結婚の時、父の借金返済でほんとうにお金がなく、
妻が看護師で働き、私は保険代理店を始めたばかりで投資資金が必要で
結婚した1年間、必死で働きました。
その後、私の保険代理店が成功し、借金もわずか3年目で全額返済し、
お金の心配はなくなったのですが、無教会の信仰生活でしたから、
10%は神様に捧げることをしていませんでした。
これは大きな問題で神への冒涜行為だとマラキ書を読んで分かりました。
気が付いた1993年から、今日まで30年間、
マラキ書に書かれた神の約束を守ってきたので、神の祝福は
どんな困難な時でも途絶えることはありませんでした。
ただ、今回の文章の中で10%は貯蓄するというのは、
果たして生命保険などを貯蓄とみなすかです。
個人年金、 養老保険、終身保険は貯蓄にはいりますが、
貯蓄以外に夫婦のマネーマネジメントでは、リスク費用として、
自動車、火災、生命保険の中でも定期と医療保険に10%は
充てるべきで今回、リスクマネージメント費用が抜けています。
私は最初の妻が42歳で心筋梗塞により突然死、
また2番目の妻がガンや白内障で入退院を繰り返し、ガンで死亡。
そして3番目の妻は脳内出血で長期入院し、
入院保険、生命保険の必要性を強く感じています。
結婚してから、貯蓄はしていても
リスクマネジメントをしていないクリスチャン夫婦が意外に多いので、
しっかり家庭のファイナンスを固めてください。
アメリカでは結婚したら、必ず、ファイナンシャル・プランナーに
生活設計をしてもらうのが常識になっています。
日本では、私の生まれ故郷、東海地方、そしてこの福井県でも
ド派手な結婚式にお金をかけるのなら、
ファイナンシャル・プランナーに生活設計をして、
確実な二人の人生の基礎を固めてほしいものです。