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第8章・「私に断食をせよとおっしゃるのですか」 16 神の御顔とその栄光を慕い求める断食 

2024-02-17 04:00:00 | 「カミング・リバイバル」 ビル・ブライト著
クリスチャンが断食中に「夢中に」なってしまい、あまりにも長い断食をしてしまうということはありますか。


霊的な意味での断食は、バランスという観点から考える必要がある。

断食の期間が長ければ長いほど、自動的に多くの霊的恩恵がある

ということにはならない。

ひとたび、祈りの内に勝利を得るまで断食を続け、

あなたに対する神のご目的が達成されたらなら、

あなたはすぐさま次の断食プランを立てる必要ない。

霊的な断食は、それ自体が一つのライフスタイルというわけではない。

もっとも、あなたのクリスチャンとしての歩みの

一部分であるべきことは言うまでもないが。


断食をするためには、前もってプランやスケジュールを練る必要があるのでしょうか


デーヴィット・R・スミスはこう書いている。

「成熟したクリスチャンは、食物を遠ざけることに関して、

全く困難を覚えないものであるが、そのようなクリスチャンは、

特にプランを立てる必要はないし、週に一度の断食さえ必要ないかも知れない。

その人がする断食は、その人自身と主との個人的な問題であり、

その人の生活から導き出される、しかるべきパターンにそうものであろう。」

しかし、この前提となるのは、主の御声に聞き従おうとする、

真実な思いである。

霊的な訓練を目的として、ジョン・ウェスレーは、

毎週水曜日と金曜日に断食した。

これとは別に、特別な目的のための、もっと長い断食もしていた。

結局のところ、クリスチャンは、旧約の律法の下には置かれておらず、

新約聖書はある特定の日に断食するようにと命令していない。

私たちが何を食べるかと同様、断食についても、信仰の問題として、

私たちに任されているのである。

しかし、ひとたび断食の目的を理解し、

断食が何をもたらしてくれるのかが分かったらなら、

定期的に断食することは、霊的な意味を帯びてくる。

神の御顔とその栄光を慕い求める目的で断食すればするほど、

あなたはますます断食をしたいと思うようになるだろう。

断食の報いと恩恵は計り得ないほど豊かである。


ローマ人への手紙を参照してほしい。

ローマ人への手紙
14:1 信仰の弱い人を受け入れなさい。その考えを批判してはなりません。
 14:2 何を食べてもよいと信じている人もいますが、弱い人は野菜だけを食べているのです。
 14:3 食べる人は、食べない人を軽蔑してはならないし、また、食べない人は、食べる人を裁いてはなりません。神はこのような人をも受け入れられたからです。
 14:4 他人の召し使
14:5 ある日を他の日よりも尊ぶ人もいれば、すべての日を同じように考える人もいます。それは、各自が自分の心の確信に基づいて決めるべきことです。
 14:6 特定の日を重んじる人は主のために重んじる。食べる人は主のために食べる。神に感謝しているからです。また、食べない人も、主のために食べない。そして、神に感謝しているのです。
 14:7 わたしたちの中には、だれ一人自分のために生きる人はなく、だれ一人自分のために死ぬ人もいません。
 14:8 わたしたちは、生きるとすれば主のために生き、死ぬとすれば主のために死ぬのです。従って、生きるにしても、死ぬにしても、わたしたちは主のものです。
 14:9 キリストが死に、そして生きたのは、死んだ人にも生きている人にも主となられるためです。
14:15 あなたの食べ物について兄弟が心を痛めるならば、あなたはもはや愛に従って歩んでいません。食べ物のことで兄弟を滅ぼしてはなりません。キリストはその兄弟のために死んでくださったのです。
 14:16 ですから、あなたがたにとって善いことがそしりの種にならないようにしなさい。
 14:17 神の国は、飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです。

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