午前中は鬼の出前のスケジュール表作りで終わってしまったが、午後からは昨日に知った報恩寺地区の2回目の工場立会見学会に行ってきました。 これは、実験機制作のあと、本格的稼働機を作って廃タイヤから油分を抽出して、油分や残った物を再利用して、採算に乗せるというものである。
そして、やがては全国に20工場くらいの稼働展開していくというやや大きな話の代物である。
確かに、たくさんある廃タイヤをリサイクル出来たら、環境的には大きな前進で悪い話ではない。
採算がとれるなら全国展開も視野に入るだろう。
結構大きな資本が動いているようで、その点もある程度納得できる。
ただ、地元の感情としては簡単には納得できない。
見学の前に空を見上げてみた!
『綺麗な青い空なのです』
この空が守れるなら良いけど・・・
見学では色々と質問もしてみました。
Q、臭いがするという人がいたので、マスクをとると確かに臭いは感じるが何の匂いですか?
A、このディーゼル発電機の排煙の臭いです。
Q、なるほど、排煙がでている。音的には、この音がマックスですか?新品?
A、そうです、マックスです、この機械は中古です。
・・・なるほど、音的にはそれほどの音ではありません。ダンプカーの通過音よりは小さいです。遠くならあまり聞こえませんでした。
Q、この機械(稼働後の冷却100℃)をあけて、あまり臭いは感じませんが焼却はしていないのですか?
A、これは加熱していますが燃やしてはいません、油分と分離できる温度まで加熱して処理する画期的なもので焼却煙は出ていません。
Q、なるほど、建屋の上からも煙は出ていないようですし、それは理解できましたがではこの廃タイヤの油分を抽出するのにディーゼル発電をする燃料でどのくらいの油分が取れるのですか?
A、廃タイヤの40%、油分が取れますが、その取れる油分の20%くらいが燃料分です。
油分が正式に認定されればデイーゼル発電にも使いたいです。
Q、機械の中に残っている廃タイヤの残りはどうするのですか?棄却処理するのですか?
A、棄却とかはしないで再利用に使います。(カーボン他)
大体この機械システムが理解できました。
聞いている限りでは「公害の元」ではないようですが・・・
『青い空に問うているところです・・・』
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