道理に則って一身を終始するならば・・・

2023-06-28 16:30:42 | 日記
渋沢栄一翁の訓話から『道理は天における日月のごとく、終始、昭々乎(しょうしょうこ)として毫も昧(くら)まさざるものであるから、道理に伴って事をなす者は必ず栄え、道理に悖って事を計る者は必ず亡ぶることと思う。一時の成敗は長い人生、価値の多い生涯における泡沫のごときものである。しかるにこの泡沫のごときものに憧憬(あこが)れて、目前の成敗のみを論ずる者が多いようでは、国家の発達進歩も思いやられる。宜しくその様な浮薄な考えは一掃し去りて、社会に処して実質のある生活をするが宜い。苟も事の成敗以外に超然として立ち、道理に則って一身を終始するならば、成功失敗のごときは愚か、それ以上に価値ある生涯を送ることができるのである。況(いわ)んや成功は人たるの務めを完(まつと)うしたるより生ずる糟粕(そうはく)たるにおいては、なおさら意に介するに足らぬではないかと。』(「論語と算盤」最終節引用)どきりと胸に響く。読み下しは難解だが、言わんとされる内容は説得力十分だ。きょうの楽しかったことは、○午前中、昨日に引き続きM整形外科で首筋痛リハビリをおこなったこと、○Netflix配信『ハリーポッターと賢者の石』(米2001年)全世界に魔法をかけたファンタジー・アドベンチャーの最高傑作、流石に面白いこと、○野菜天麩羅と冷やし素麵、うまかったことだ。(8,270歩)

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