人は変革期にどう生きるか・・・

2018-04-24 16:21:32 | 日記
起床後、すぐに基礎英語リスニング&水月公園ウォーキングを実行。その後、司馬遼太郎記念館会誌(2018年春季号)の特集記事、第22回菜の花忌シンポジウム『「燃えよ剣」「新選組血風録」~人は変革期にどう生きるか~』を読む。パネリストの一人浅田次郎氏曰く、「現在も大変な変革期にあると思う。IT化がすごい勢いで進んでいる。土方歳三のすごかったところは柔軟性があった。変革期には新しいことを理解しなければならない。」さらに映画監督原田眞人氏は、「変革期には勝者より敗者から学ぶ方がいい。才能があるのに無念の思いで死んでいった人たちから学ぶことに意味がある。彼らは筋を通して生きている。」次いで作家の木内昇氏は、「変革期という時代を変えた人たちが称賛されるが、今の地盤を守ることも価値がある。変えるほうか踏みとどまるほうか。最終的に自分がどうしたいのか見誤らないことも大切だ。得か損かで物事を考えない。自分を通した人生は豊かになると思う。」歴史研究家磯田道史氏は、「人間か機械かという問題に苦しめられる。我々も人工知能・AIの発展に直面している。ある種の人間否定かもしれない。このテーマはとても大きな意味がある。医療技術も進歩するから寿命の姿も変わってくる。」と。変革の時代だからこそ必要なのは、文学や哲学。科学は積み重ねてどんどん進歩するから、それを支えるための教養主義がないと崩壊してしまうと浅田氏、磯田氏ともに強調されていた。きょうの楽しかったことは、○小雨にもかかわらず日課歩数を達成したこと、○映画(DVD)『裏窓』(米1954年 ヒッチコックの最高傑作と評される一級サスペンス)を鑑賞したこと、○昨日に続いて川西阪急のパン・フェスタで家人とランチ、ウマかったことだ。(10,610歩)

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