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◆太陽電池向け部材が増産傾向

2008年07月24日 | 新聞より
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2008年7月12日(土)日経新聞【企業】より

太陽電池向け部材が増産傾向
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国内外で太陽電池の需要が高まっています。
(国内戸建は助成金制度が無くなったために減っていますが。。。)

その太陽電池のメーカーとして,シャープや京セラ,三洋電機などが
有名ですが,これらのメーカーは全ての部品を自社で製造している
わけではありません。

太陽電池の生産に用いられる樹脂性バックシートというものがあります。

このバックシートが太陽電池の需要増加にともない増産傾向にあります。

例えば,三菱アルミニウムは樹脂製バックシートの生産能力を2008年末
までに4割増やすとしています。

子会社の裾野工場(静岡県裾野市)の製造ラインを2ラインから3ラインに
約6億円を投じて設備増強する方針です。

また,太陽電池向けバックシート最大手の東洋アルミニウムもバックシート
の生産設備を2倍に増強すると発表しています。


こうした背景には,欧州を中心とした需要の急拡大があります。
また,今後国内でも環境意識の向上にともない,家庭向けなどに需要増が
見込まれています。

こうした生産能力の増強で国内外の旺盛な需要を取り込もうという体制を
各社が整えつつあります。

太陽電池の需要拡大で,発電システムを販売するメーカーのみが注目され
がちですが,中核部材である樹脂製バックシートなどの生産メーカーも
このチャンスを逃すまいと積極的な事業展開を図っているようですよ。
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