
いやー、楽しかった。
とんでもない展覧会が開催されてますよ広島。
濃い、濃いのと、なんだかとんでもなさすぎたよー。
17日夕方に広島到着して美術館に向かう。関係者入口みたいなところで名前を書いて、作家と書かされてテンションが上がり、用事覧になんて書けばいいんすか? と聞くと「展示」と言われ、展示なんてやったことねぇよ!の前に漢字書けなくて「 示」を最初に書いてなんとか思い出して「展 」を書いていたら、蟻鱒鳶ルの岡啓介さん登場!というか認識する前に「おーヒカル君」という声がして振り返ると同時に股間をガシガシに揉まれて、「買い出しに行ってくるよー」と一瞬で消えて行った。
今回の一人快芸術展の話しを最初に聞いた時に、断ろうと思ってて、それは俺がやってるような徹底的にチョロい事を美術館で観たら、なんとなくソレっぽく見える感じが嫌で、だからと言って美術じゃないです!というのも美術になっちゃって、なんだかんだと面倒臭いし、そもそも美術の何万倍も面白い事をやってるから、それでアーティスト扱いとかされるの面倒臭いというか、まともに話しを聞かれてもなーというか何と言うか気分で断ろうと思って広島市現代美術館の学芸員のバスケット松岡剛スラムダンクさんと高円寺のトリアノンで打ち合わせをした時に断る気満々だったんですが、「岡さんも出るんですよ」と言われた時にというか「時」の文字の中にある「日」と「寺」の間のタイミングにバチコン入り込んで「出ます、出ます、やらせて下さい。お願いします」となりました。
そりゃーなんでか?というと、そもそも俺がなんでこんな事やってるのかというと昔高円寺に岡さんがやってた岡画郎というとんでもない場所があって、そこまで話すと美術館入口から一切動かないママになってしまうので(岡画郎を検索して調べてみて下さい)「廊」じゃなくて「郎」です。
岡さんは本当に嘘がなくて悩んで本物で優しくて、まぁ最高で、そんな方と高円寺10年越える同窓会が広島で!!という感激で、まぁとにかく美術館内へ行くと、日通の作業着を着た人が丁寧に作品を運んだり、巨大なイントレに登ったりしてる。当たりまえだけど俺の展示スペースは真っ白で、隣の写真家の梅佳代さんの所は学芸員の人やバイトの人で作品を見ながらどうのこうのしてるけど、とにかくバイト嬢が19時からの嵐の番組について熱弁しまくってる。
バイト「誰好きなん?」
学芸員 「いやー、誰好きとかはなくて、ただ観てるだけですね」
バイト「決めた方がいで、アタシ大野君。誰にする?」
学芸員「うーんヤバ星君ですかねー」
バイト「うーん、無難かも、そこから入ってマツジュンいくやろ、したらみんな見えてきて、みんな好きになるから、嵐やから」
こんな感じで、とにかく嵐が巻き起こってて、うるさくて仕方ないんだけどバイト嬢のトークが面白すぎて聴き入ってしまう。
展示の準備をしなきゃと思ってバックを拡げて作った物を出しながらもバイト嬢盗み聞きラジオをしてるうちに、バイト嬢=梅佳代という新事実判明で、ビックリ!
とにかく梅佳代トークが炸裂面白すぎる。
展示の準備としては、パイの実をたくさん買ってL字金具を買えばどうにかなりそうだったんですよ。
んで、学芸員の山ちゃん、クイズ王、松岡さんと岡さんと流川、薬研堀界隈のお好み焼き屋に飲みに行ったんだけど、岡さんが門限23時のユースホステルに宿泊してて、早く帰らなきゃいけないからってガバガバ飲んでは、今回展示する世界最大級のセルフビルド建築高知の沢田マンションの沢田さんの話しと自分が今つくっている家の蟻鱒鳶ルの話しに熱く感激していたら、岡さんが「門限だから」という中学生みたいな理由を言うので「後は俺が岡論を語っときます」と言っては、クイズ王に俺の赤メガネをかけて「本当にクイズ王じゃないっすかー」というやり取り以外は全て俺の岡論を徹底的に語りまくるが、その内容というのが、「いやー岡さんカッコイイわー」と「ケースケカッケーナー」のみで、学芸員の三人も「そろそろ違うこと言えないの?」という空気を読みとったうえで「岡さんやっぱりカッコイイなー」を言い過ぎてみんな痺れ切らした。
さて、明日も展示の準備早いんで今日は早く寝ますか?
んな訳ねぇーだろ!!で向かったのが、前回広島滞在した時にGShockをくれたお店「時間屋」へ松岡さんと行く。
前回は俺も松岡さんも初めて行って、その時にマスターも松岡さんもGShockしてて、俺だけしてないという理由だけでマスターがGShockをくれた。とにかくサービス精神だけのお店で頼んでない物がガンガン出てくる。
またしてもこの店で松岡さん相手に「岡さんカッコイイっすねー」を繰り返す。厄介なのが岡さんのどこがカッコイイとかの詳細は一切話さずとにかく褒め殺す。
そんなこんなでもう時間だよ、明日早いよ!という訳でやっぱりスポット個室ビデオラスベガスへ行く。
10時間2000円というただでさえ激安なのに木曜日セールとかいって10時間1000円!なんだこりゃ!!ベロンベロンのシコシコシで起きたら床の上!どうなってんだ!DVDチェンジするのってなんであんなに恥ずかしいのかね?
起きてPARCO近くのサンクス隣のおにぎり屋でランチ食べてUNIQLO地下でパイの実を箱買いして、アーケードを歩いていたら薬屋店頭セールで「パイの実1個100円お一人様2つ限り」に食いついて2つ持ってレジに行き「袋いらないです」と言ってテープで失礼されながら店員が俺の右手にギンギンに入ったパイの実確認して「あ、、ーあ、、」というサウンド出しやがったけど、俺は背広を脱いでチョビ髭つけてヤマタカ帽で変装繰り返しパイの実買いまくり扱い。
なんだかなー気分でL字金具を買うために金物屋を探すが、慣れない場所での金物屋捜しが徹底的に疲れる。
100円Shopに売ってるような物って昔はどこで買ってたんだろう?
勝ち気な負けん気分で100均行くがL字金具は売ってない。いろいろ聞くが、わからず、おばさんに聞いたらまっすぐ歩いて行ったら見えてくる。と言われ、延々歩くが見つからず、郵便局員に「このあたりに金物屋さんがあるって聞いたんですけど」と聞くと「言いたくないですが、この辺りにはありませんよ、何買いたいんですか?」→「L字金具です」→「東急ハンズ行けばいいじゃないっすか」という。
なんすかなんすかあるんすかハンズ。
あっさりハンズ5階で購入できたんですが、店員の松尾さんのお札の確認の仕方がチョロすぎるんでお近くの方は買い物してみて下さい。
で、乗り換えしまくりで美術館に平成の遅刻王の顔をして到着。山ちゃんがパイの実を大量購入してくれてて助かる助かる。壁にいろいろ書いたり貼ったり、写真が到着したりで展示準備を進める。
蘭が来てみんなで中華食べたりしながらもとにかく梅佳代トークセンスが半端じゃなくて、似た感じの人がいないのと、速さと目の付け所がまったくわからないような所をスパッと切り取るセンスに痺れまくる。
人が居てカメラがあったら大体この辺りの写真を撮るという感じは誰でもわかるハズなんだけど梅佳代が撮る写真は、そこに一体何があんの?というような所や人をバシバシ撮る。
説明が難しいから岡さんと一緒でとにかく凄いという言葉で逃げたいけど、まぁー言語センスが炸裂しまくってる。
いよいよここまで書いて疲れてきたんですが、展示がとにかくヤバすぎる。
たくさんの言葉を使えばこの展覧会の素晴らしさを語れるかもしれないけど、とにかくアートセンターきらりの武田憲昌さんが凄すぎる。
もちろん他の方の作品も素晴らしいんだけど、武田さんは唯一表現をしていない状態の物が作品として扱われてて、
例えば「タモリが売れてない頃赤塚不二夫の家に居候してたらしいよ」というエピソードがあって、エピソードってあんまりカタチやモノとして残らないんだけど、武田さんのは、そのまんまのエピソードがカタチで残ってる、その情熱が凄いとかじゃない。
そういう事はみんなに当たり前にあることで、何もしていない状態が展示されているってのは、今だかつて見たことがなくて、「やらないをやる」「美術じゃない美術」とかそういうシャラクセーのとはまったく違う、何もしてない状態のモノが展示してある。
「障害者の展示だから」
という言葉で、関係あるようなないような、回りにフワフワしている事をすべてその一言で解決されがちなんだけど、そうじゃない。うまく伝えにくいけど、
俺の実家が大変な事になってて、実家の庭にアナグマという野性のクマ(すごく小さい)が出没するらしく、親父はそのアナグマが相当気に入ったらしく、アナグマを見る為に窓の位置を変える改装工事までしてアナグマ見物をしてたら近所で話題になって、実家にアナグマを見る人が押し寄せて、実家がサロンみたいになって賑やかになったらしい。しかしある日アナグマが来なくなって、悲しんだ親父はアナグマが来た道を追って山に入る。山に入ってもなかなかアナグマは見つからないんだけど、ふと回りをみたら自然薯を発見して、徹底的に掘り起こして自然薯を収穫。
その収穫された自然薯を兄がライヴの為に都内に来た時にジャージのポケットから包み紙なしの生の状態で渡されたんですが、やっぱりエピソードでしかないでしょう。このなんとも言えないような話しみたいな事に武田さんの展示は似てる気がする。
ようするに誰にでもある事、自分だけにしかわからないような事が表現をする前の状態で展示されていて、センスとか才能とか障害とかは一切関係ない状態。それが「ボーン」と置いてある。
これは何よりも凄い。
一人快芸術展はとにかく僕のど真ん中にドスンと来るような展示ばかりなので、おそらく二度とこんな素晴らしくてチョロい展覧会は開催できないだろうから、オススメします。
今度は広島汚街飲み日記でも書きます。
明日は恵比寿鶴屋忘年会でお題目が「和菓子」
和菓子を作って持っていかないといけない!
終電チョロ前に帰って素人の乱セピア&12号店いったりきたり忘年会!
1000円持ち込み自由。
ダブルブッキングやんすねー!
キタコレガーター3階スペアで高円寺の古着屋10店舗が集まってスーパーセール開催中!!
セール初日は行列もできたらしい!
シランプリも出してるんで、ガーターの九龍城っぷりを見るついでに遊びに行ってはいかがでしょうか?
1月17日に明治大学で0円ハウスでお馴染みの坂口恭平さんと0Shop場所っプの話などをさせていただきます。
詳細はまた今度。
ナゲー日記だねー
携帯が壊れ気味でメール3回位打ったら充電切れる。
この日記何回書いたかわかんねーよー!!
とんでもない展覧会が開催されてますよ広島。
濃い、濃いのと、なんだかとんでもなさすぎたよー。
17日夕方に広島到着して美術館に向かう。関係者入口みたいなところで名前を書いて、作家と書かされてテンションが上がり、用事覧になんて書けばいいんすか? と聞くと「展示」と言われ、展示なんてやったことねぇよ!の前に漢字書けなくて「 示」を最初に書いてなんとか思い出して「展 」を書いていたら、蟻鱒鳶ルの岡啓介さん登場!というか認識する前に「おーヒカル君」という声がして振り返ると同時に股間をガシガシに揉まれて、「買い出しに行ってくるよー」と一瞬で消えて行った。
今回の一人快芸術展の話しを最初に聞いた時に、断ろうと思ってて、それは俺がやってるような徹底的にチョロい事を美術館で観たら、なんとなくソレっぽく見える感じが嫌で、だからと言って美術じゃないです!というのも美術になっちゃって、なんだかんだと面倒臭いし、そもそも美術の何万倍も面白い事をやってるから、それでアーティスト扱いとかされるの面倒臭いというか、まともに話しを聞かれてもなーというか何と言うか気分で断ろうと思って広島市現代美術館の学芸員のバスケット松岡剛スラムダンクさんと高円寺のトリアノンで打ち合わせをした時に断る気満々だったんですが、「岡さんも出るんですよ」と言われた時にというか「時」の文字の中にある「日」と「寺」の間のタイミングにバチコン入り込んで「出ます、出ます、やらせて下さい。お願いします」となりました。
そりゃーなんでか?というと、そもそも俺がなんでこんな事やってるのかというと昔高円寺に岡さんがやってた岡画郎というとんでもない場所があって、そこまで話すと美術館入口から一切動かないママになってしまうので(岡画郎を検索して調べてみて下さい)「廊」じゃなくて「郎」です。
岡さんは本当に嘘がなくて悩んで本物で優しくて、まぁ最高で、そんな方と高円寺10年越える同窓会が広島で!!という感激で、まぁとにかく美術館内へ行くと、日通の作業着を着た人が丁寧に作品を運んだり、巨大なイントレに登ったりしてる。当たりまえだけど俺の展示スペースは真っ白で、隣の写真家の梅佳代さんの所は学芸員の人やバイトの人で作品を見ながらどうのこうのしてるけど、とにかくバイト嬢が19時からの嵐の番組について熱弁しまくってる。
バイト「誰好きなん?」
学芸員 「いやー、誰好きとかはなくて、ただ観てるだけですね」
バイト「決めた方がいで、アタシ大野君。誰にする?」
学芸員「うーんヤバ星君ですかねー」
バイト「うーん、無難かも、そこから入ってマツジュンいくやろ、したらみんな見えてきて、みんな好きになるから、嵐やから」
こんな感じで、とにかく嵐が巻き起こってて、うるさくて仕方ないんだけどバイト嬢のトークが面白すぎて聴き入ってしまう。
展示の準備をしなきゃと思ってバックを拡げて作った物を出しながらもバイト嬢盗み聞きラジオをしてるうちに、バイト嬢=梅佳代という新事実判明で、ビックリ!
とにかく梅佳代トークが炸裂面白すぎる。
展示の準備としては、パイの実をたくさん買ってL字金具を買えばどうにかなりそうだったんですよ。
んで、学芸員の山ちゃん、クイズ王、松岡さんと岡さんと流川、薬研堀界隈のお好み焼き屋に飲みに行ったんだけど、岡さんが門限23時のユースホステルに宿泊してて、早く帰らなきゃいけないからってガバガバ飲んでは、今回展示する世界最大級のセルフビルド建築高知の沢田マンションの沢田さんの話しと自分が今つくっている家の蟻鱒鳶ルの話しに熱く感激していたら、岡さんが「門限だから」という中学生みたいな理由を言うので「後は俺が岡論を語っときます」と言っては、クイズ王に俺の赤メガネをかけて「本当にクイズ王じゃないっすかー」というやり取り以外は全て俺の岡論を徹底的に語りまくるが、その内容というのが、「いやー岡さんカッコイイわー」と「ケースケカッケーナー」のみで、学芸員の三人も「そろそろ違うこと言えないの?」という空気を読みとったうえで「岡さんやっぱりカッコイイなー」を言い過ぎてみんな痺れ切らした。
さて、明日も展示の準備早いんで今日は早く寝ますか?
んな訳ねぇーだろ!!で向かったのが、前回広島滞在した時にGShockをくれたお店「時間屋」へ松岡さんと行く。
前回は俺も松岡さんも初めて行って、その時にマスターも松岡さんもGShockしてて、俺だけしてないという理由だけでマスターがGShockをくれた。とにかくサービス精神だけのお店で頼んでない物がガンガン出てくる。
またしてもこの店で松岡さん相手に「岡さんカッコイイっすねー」を繰り返す。厄介なのが岡さんのどこがカッコイイとかの詳細は一切話さずとにかく褒め殺す。
そんなこんなでもう時間だよ、明日早いよ!という訳でやっぱりスポット個室ビデオラスベガスへ行く。
10時間2000円というただでさえ激安なのに木曜日セールとかいって10時間1000円!なんだこりゃ!!ベロンベロンのシコシコシで起きたら床の上!どうなってんだ!DVDチェンジするのってなんであんなに恥ずかしいのかね?
起きてPARCO近くのサンクス隣のおにぎり屋でランチ食べてUNIQLO地下でパイの実を箱買いして、アーケードを歩いていたら薬屋店頭セールで「パイの実1個100円お一人様2つ限り」に食いついて2つ持ってレジに行き「袋いらないです」と言ってテープで失礼されながら店員が俺の右手にギンギンに入ったパイの実確認して「あ、、ーあ、、」というサウンド出しやがったけど、俺は背広を脱いでチョビ髭つけてヤマタカ帽で変装繰り返しパイの実買いまくり扱い。
なんだかなー気分でL字金具を買うために金物屋を探すが、慣れない場所での金物屋捜しが徹底的に疲れる。
100円Shopに売ってるような物って昔はどこで買ってたんだろう?
勝ち気な負けん気分で100均行くがL字金具は売ってない。いろいろ聞くが、わからず、おばさんに聞いたらまっすぐ歩いて行ったら見えてくる。と言われ、延々歩くが見つからず、郵便局員に「このあたりに金物屋さんがあるって聞いたんですけど」と聞くと「言いたくないですが、この辺りにはありませんよ、何買いたいんですか?」→「L字金具です」→「東急ハンズ行けばいいじゃないっすか」という。
なんすかなんすかあるんすかハンズ。
あっさりハンズ5階で購入できたんですが、店員の松尾さんのお札の確認の仕方がチョロすぎるんでお近くの方は買い物してみて下さい。
で、乗り換えしまくりで美術館に平成の遅刻王の顔をして到着。山ちゃんがパイの実を大量購入してくれてて助かる助かる。壁にいろいろ書いたり貼ったり、写真が到着したりで展示準備を進める。
蘭が来てみんなで中華食べたりしながらもとにかく梅佳代トークセンスが半端じゃなくて、似た感じの人がいないのと、速さと目の付け所がまったくわからないような所をスパッと切り取るセンスに痺れまくる。
人が居てカメラがあったら大体この辺りの写真を撮るという感じは誰でもわかるハズなんだけど梅佳代が撮る写真は、そこに一体何があんの?というような所や人をバシバシ撮る。
説明が難しいから岡さんと一緒でとにかく凄いという言葉で逃げたいけど、まぁー言語センスが炸裂しまくってる。
いよいよここまで書いて疲れてきたんですが、展示がとにかくヤバすぎる。
たくさんの言葉を使えばこの展覧会の素晴らしさを語れるかもしれないけど、とにかくアートセンターきらりの武田憲昌さんが凄すぎる。
もちろん他の方の作品も素晴らしいんだけど、武田さんは唯一表現をしていない状態の物が作品として扱われてて、
例えば「タモリが売れてない頃赤塚不二夫の家に居候してたらしいよ」というエピソードがあって、エピソードってあんまりカタチやモノとして残らないんだけど、武田さんのは、そのまんまのエピソードがカタチで残ってる、その情熱が凄いとかじゃない。
そういう事はみんなに当たり前にあることで、何もしていない状態が展示されているってのは、今だかつて見たことがなくて、「やらないをやる」「美術じゃない美術」とかそういうシャラクセーのとはまったく違う、何もしてない状態のモノが展示してある。
「障害者の展示だから」
という言葉で、関係あるようなないような、回りにフワフワしている事をすべてその一言で解決されがちなんだけど、そうじゃない。うまく伝えにくいけど、
俺の実家が大変な事になってて、実家の庭にアナグマという野性のクマ(すごく小さい)が出没するらしく、親父はそのアナグマが相当気に入ったらしく、アナグマを見る為に窓の位置を変える改装工事までしてアナグマ見物をしてたら近所で話題になって、実家にアナグマを見る人が押し寄せて、実家がサロンみたいになって賑やかになったらしい。しかしある日アナグマが来なくなって、悲しんだ親父はアナグマが来た道を追って山に入る。山に入ってもなかなかアナグマは見つからないんだけど、ふと回りをみたら自然薯を発見して、徹底的に掘り起こして自然薯を収穫。
その収穫された自然薯を兄がライヴの為に都内に来た時にジャージのポケットから包み紙なしの生の状態で渡されたんですが、やっぱりエピソードでしかないでしょう。このなんとも言えないような話しみたいな事に武田さんの展示は似てる気がする。
ようするに誰にでもある事、自分だけにしかわからないような事が表現をする前の状態で展示されていて、センスとか才能とか障害とかは一切関係ない状態。それが「ボーン」と置いてある。
これは何よりも凄い。
一人快芸術展はとにかく僕のど真ん中にドスンと来るような展示ばかりなので、おそらく二度とこんな素晴らしくてチョロい展覧会は開催できないだろうから、オススメします。
今度は広島汚街飲み日記でも書きます。
明日は恵比寿鶴屋忘年会でお題目が「和菓子」
和菓子を作って持っていかないといけない!
終電チョロ前に帰って素人の乱セピア&12号店いったりきたり忘年会!
1000円持ち込み自由。
ダブルブッキングやんすねー!
キタコレガーター3階スペアで高円寺の古着屋10店舗が集まってスーパーセール開催中!!
セール初日は行列もできたらしい!
シランプリも出してるんで、ガーターの九龍城っぷりを見るついでに遊びに行ってはいかがでしょうか?
1月17日に明治大学で0円ハウスでお馴染みの坂口恭平さんと0Shop場所っプの話などをさせていただきます。
詳細はまた今度。
ナゲー日記だねー
携帯が壊れ気味でメール3回位打ったら充電切れる。
この日記何回書いたかわかんねーよー!!
突き詰めていったら
武田たちに出会って
「負けたー」って思いました。
今度 彼らの立派な美術館をつくって
アート業界に殴りこんでやろうと思ってます。
その時は ぜひ出展してくださいー。
武田さん凄かったです。
負けたーというより、なんだか新しいスイッチが入りそうになりました。
アートはあんまりよくわかりませんが、もっと、もっとすごいことになるとおもいます。
楽しみです。
ギャゥギャウ