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場所っプ

トリオフォー&素人の乱シランプリそして場所っプ山下陽光の日記bashop77@yahoo.co.jp

やすり

2005年01月07日 12時50分51秒 | 場所っプ
数日前に高円寺スカム古書店ZQの女帝から電話があり、店の棚のネジがゆるんでるから閉めるのを手伝ってクレ、お礼にガリガリ君100本あげる。と言われ、もっちゃんをつれてノコノコとZQに出かける。意外とはやくネジしめが終わり、掃除したりして、ZQクルーと居酒屋へ行く。酒をあびる優しながら、日々のヤスリの使い方の話で盛り上がる。磨く、こする、この単純きわまりないヤスリだが、奥が深い。ヤスリをはじめてやったのは中学の時だったが、それから毎日かかさずやすりがけだけはやっている。しこたま御馳走になってその後、ローソンでアイス喰って解散。もっちゃんと二人で駅前で飲む。ちょいと場所っプ化しつついろんな人が通る。酔いまかせで他人と話してみたり、久々にノッピン新聞をいっしょに発行していたヤスダさんに逢う。「久々っすね」と無理矢理話をはずませ、持っていたen taxi(扶桑社から出てる文芸誌ECDの小説がおもしろい)をカバンから取り出して「en taxiって何なんすか?」と自分でまいた種を自分自身でからみ、何かって言うと「福田和也の顔むかつきませんか?」とからみ、「おもしろいっすよ コレ」といってまだよんでないen taxi をヤスダさんにあげる。
9時位から改札前で飲んでたら気がついたらもう終電間際になってたので、のらねろ事、とうちゃんの家で本日のヤスリアーティストを借りに行く。
テレビはついてるのに誰もいない。風呂にでもいってるんだな、もっちゃんとカーテンの裏に隠れる。
10分位で帰ってきた。なぜか物凄くハァハァ言いながら、リモコンでテレビを変えている。
笑いが止まらなくなって「ワァ-」と脅かすと、普段以上に充血したウサギの目でコッチを見たままなにもせず「どうしたの?」と言われた。
やはり本当に驚いた時はそんなリアクションになるんですね。
松本紳介を見たくて必死に帰ってきたらしいんだけど、一歩間違えばヤスリを始めるとこだった。
と言われ、他人のヤスリなんてまるで見たくないから、本当によかった。よかった。
しかし、カーテンにボールペンで開けた穴から見るとうちゃんの息切れ顔は本当におもしろかったなぁ。