場所っプ

トリオフォー&素人の乱シランプリそして場所っプ山下陽光の日記bashop77@yahoo.co.jp

言葉や何かで表せないことがあるハズだと思う

2004年12月08日 23時12分32秒 | 場所っプ
今のバイトの集金コースはとても厄介で、10時までに行かないといけない所や10時半以降に来い、3時前や4時までなど、頭がおかしくなるバランスで集金をしている。
早すぎても駄目、遅すぎても駄目。で、どこにバランスがあるのかわからず、メシも喰わずに早く行って待ってたり、遅くなって待たせたりしてなんとか慣れてきた。
慣れてくると凄いものでピーンと1本のすじが通ってるのがわかる。
今ここに居るという事は11時25分位だな。とだいたい時計を見なくても5分単位でわかるようになってきた。
凄い時はデジャブじゃねえかと思う位、昨日と今日の違いがない。
昨日目の前の横断歩道をわたっていた親子が翌日同じ所を歩いていたりすることがザラにある。


凄腕の料理人は鍋の中のお湯に塩をパラパラとまくだけで旨いスープが作れるらしい。

このスープと今の自分の仕事が感覚として非常によく似ている。
1リットルのお湯に凄腕が入れた塩が20グラムだったとしよう、それをレシピどうりにやってみてもたぶん旨いスープは出来ない。

昔バイトしてた居酒屋でヤマライス(豚肉のにんにく&ウスターソース&醤油炒め丼)という名物メニューがあって調理もやらされてたので作らされた。なかなか旨いんですよ。
今日自分で作って食べたらなかなかまずいんですよ。
居酒屋の調理場は綺麗に掃除されてて使い勝手もよくて、やりやすいんですよ。
当時先輩のバイト長の東郷さんの調理してる動きはガラス張りの手打ち蕎麦やのおっさんのようななんだかプロっぽい動きだった。たぶん自分の身体を調理場に完全に預けられてたから出来る動きなのだろう。

菊名のバーミヤンでメシを喰った後、何ヶ月かたって埼玉のバーミヤンに行った。恐ろしい程に間取りが同じで、テーブルの配置やトイレの場所にいたるまで同じだった。タイルの剥がれ方まで似てた気がする。
この場所でなら、東郷さんは菊名と埼玉の二ケ所でプロフェッショナルな動きができるのだろうか?
菊名店で東郷さんがバイトしてたとして、埼玉でヘルプで入ったとした場合。
おそらくプロフェッショナルな動きは出来るだろうけれど、菊名店と埼玉店の勝手の違いを頭と身体で理解していく時が頭と身体がじわじわすると思う。その感触がたまらなく好きだ。