こばなし

日々のよしなしごと

ハチは泣いていた。朝日の中で、裸で無防備にダイナミックに泣きはじめた。

2009年04月08日 | 日記
最近
食べ物をつくっては配り歩いてますが
それってアンパンマンの世界の人たちがしてることと
おんなじだなぁってふと思った

やなせたかしの影響か?(笑)



実際にはあんまりすきじゃないものでも
アンパンマンの世界の人が作ってるの見ると
おいしそうな気がしちゃう

きりたんぽさんのきりたんぽとかね



あの世界にすみたい

ジャムおじさんのパンとか
食べたら泣くよぜったい

おいしくなあれ
おいしくなあれ

って言いながら作ってるのよ
おいしくなりますよそりゃあ


♪おいしいパンをつくろう~♪


このうたMきおさんに教えなきゃな



だからわたしのお菓子もおいしいのだきっと
ジャムおじさん方式

これからもおいしいと言われるようにがんばろう






やっぱりハチがすきです


泣くほどすかれたら
しあわせだな



泣いてたら
涙なめてほしい

それってへん?

だっておもわず
笑っちゃいそう

とくべつすきな男の人げんてい










 ハチはその頃そういう言い方でくりかえし言っていたのだ。
 アイラブユー、アイラブユー。君が好きだ、君といたい、でもできない、君が好きだ、愛してる、君とずっといたい。
 全身で、だだをこねる子供みたいにくりかえし。
 このときが、最もハチが私を好きなときだった。最も揺れていた。私はそしらぬ顔して受け流してしまった期間だったけれど、ハチは、私を最高に好きで、そうだ、泣くほど好きだったのにな。


ハチ公の最後の恋人/吉本ばなな