こばなし

日々のよしなしごと

忘れる恐怖

2006年06月17日 | 日記
認知症の人が、絵本や昔の写真で、
笑顔を取り戻すという新聞記事を読む。
涙が止まらない。

もし自分が認知症になったら、
と思うとぞっとする。
わたしはきっと、忘れることの恐怖に耐えられない。
大切な人たちや、大切なことを忘れるくらいなら、
忘れる前に死んでしまいたい。


認知症のおばあさんが、
「わからない、わからない…」
と呟きながら、せわしなくうろうろと動き回っている。
「どうしたの? 何がわからないの?」
「何がわからないのかわかんないんだよぅ」

何かを忘れてしまって、心にポッカリと穴があいている。
でもそれが何だったのかすらわからなくて、
不安でたまらなくて、怖い。
この話を母から聞いたときも、涙が止まらなかった。


軽く掃除をしていたら、
ノートパソコンのキーボードの1つが取れてしまった!
使いにくいったらありゃしない。

通信教育で信用事業の勉強をしなければならない。
研修の復命書も書かなければならない。
でもやる気は起きない。

今日からキャンドルナイトというのを知り、
実践してみた。
あんどんが欲しいなぁ。